増粘剤としてセルロースの化合物を含む排水を微生物で分解する

弊社の微生物剤のBFL5300PPは元々、紙パルプ製造の排水の分解のために作られた微生物剤で、セルロース、ヘミセルロース、リグニンなどを含む排水を効率よく分解する機能があります。

弊社の微生物剤の使い方の中で、BFL5300PPに多いのが、排水中の栄養バランスの崩れとともに出てくる多糖類を分解することです。多糖類が排水中に出ると粘性が大きくなり、極端な状態では排水がゼリーのような状態になります。

セルロースは紙パルプ業の排水だけでなく、増粘剤などの中に含まれているケースもあり、これが排水中で分解されずにそのまま残ることがあります。特定の有機物を十分に分解しない状態で排水中に残しておくことは、CODやBODの数値の改善が予定通りにいかないだけでないその他の問題も起こします。

排水中のセルロースを分解しなければならないということになりましたら、この機会に是非、微生物剤のBFL5300PPをご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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下水道の汚泥を使い、メタン発酵(嫌気性消化)を行う場合にバイオガスの発生をより増加、促進しませんか?

全国の下水処理施設の中でメタン発酵によりバイオガスの生産をされている関係者の皆様、こんにちは。下水処理施設よりの汚泥は一次的に出てくるもの、二次的に出てくるものがあり嫌気処理をされていることが多いです。嫌気処理でバイオガスを生産することのメリットは、燃料としてのガスを得ることと、汚泥の容積が小さくなること、残った汚泥は農業には利用可能な場合があります。

嫌気性の消化とは酸素の存在しない(嫌気性下)で行われる有機物の生物分解を意味しています。酸性期においては汚泥中の炭水化物、タンパク質、脂肪などの高分子有機物を酸生成菌の働きで酢酸、プロピオン酸、酪酸などの揮発性有機化合物と低級アルコール類に加水分解をします。発酵しているときのpHは5-6くらいになり、減退すると8くらいになるようです。

下水汚泥の利用促進のためにはメタン発酵の際に出てくるバイオガス(メタン)の発生を増加させることが必要になります。欧州の多くの処理場ではガスの生産量を増加させるために食品残渣を入れることがあります。それ以外だったらどうしますか?弊社の提案はメタン生成の前の段階の酸を作る段階の過程の改善です。弊社の微生物剤のBFL4400ANは効率よくバイオガスを発生させるために、有機物からの酢酸の生成を促進します。これによりガスの生産も促進されます。

下水処理場あるいは運営されているエンジニアリング会社、プラントメーカーの皆様、関係者の皆様、この機会に酸を作るプロセスの改善でバイオガスの発生の促進を検討してみませんか?皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。よろしくお願い致します。

 

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MBR(膜分離活性汚泥法)の膜に付着する界面活性剤をどうするか

膜分離活性汚泥法(MBR)の膜に付着して閉塞、つまりを起こす原因になる可能性のあるものの一つに排水中の界面活性剤があります。土着の微生物群により界面活性剤を十分に分解することは簡単なことではありません。

界面活性剤の成分も多様で、逆洗、薬液洗浄、高圧水洗浄で落としても再び付着の可能性があります。界面活性剤を別の界面活性剤を使って落とす場合、別の界面活性剤が付着の可能性もありやっかなものです。

さらに排水だけでなく、工場出荷の段階で膜の表面に何らかの理由で界面活性剤がついているケースもあるようです。

弊社の提案は界面活性剤を含む排水を分解する微生物剤のBFL5600SSを使って付着している界面活性剤を分解することです。この微生物剤による十分な分解で再びの付着の可能性は低下します。

排水処理の膜の閉塞とつまりでお悩みの皆様、原因が界面活性剤による可能性が高いと判断される場合は、この機会に弊社の微生物剤のBFL5600SSのご検討をお奨めします。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

 

 

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排水処理用の微生物固定化担体の、つまりや閉塞でお悩みの皆様

お客様を訪問させていただき、生物処理槽を拝見することがあります。微生物の固定化担体のメーカーさんに奨められたのか、ご自身で決めたかどうかは分かりませんが、担体が曝気槽の中にあることがあります。問題は浮遊物が多い排水の場合は、前処理がないと担体に大量の付着物がついて効果があるかどうかが分からなくなっている状況があります。

浮遊物が多い排水をお取り扱いの場合は、前段階での凝集沈殿などの前処理が必要になるかと思います。前処理をしていても、処理が進む中で担体が詰まってしまったり、閉塞してしまって意図している効果が出なくなっているケースもあります。

セラミック膜の膜ファウリングの際の原因の物質として炭酸カルシウムや硫酸カルシウムのような無機塩類、シリカ、水酸化鉄などの無機コロイド、タンパク質などの有機性コロイド、溶解性の物質など多種多様で特定するのは困難であると申し上げました。担体も同じような問題を抱えています。

弊社に今まで来た相談の中では界面活性剤と石油系の油によるものが多かったです。弊社の提案は微生物による改善です。微生物が分解の対象とするのは有機物ですが、この中には、つまりと閉塞の原因となるものは少なくありません。十分な分解が可能になれば、それに由来する、担体のつまりは減りますし改善ができます。

弊社には、界面活性剤、石油、タンパク質を含む排水をはじめ、様々な有機物を含む排水を分解できる微生物剤ががあります。微生物固定化担体の閉塞の問題でお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤を検討してみませんか?皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

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有機溶媒を吸収する吸油性ポリマーは20年くらい前から既に商業生産がされていて皆様の現場で使用ができます

有機溶媒、有機溶剤を吸収する吸油性ポリマーは実は20年くらい前から商業生産されており、様々な分野で現実に使用がされています。ほとんど開拓されていない分野ということはなく、単に知られていなかったのか、米国の英語の資料を読んでなかったということだと思います。弊社の場合は実験室の段階の技術でなく、皆様の様々な現場での使用が可能なものです。

弊社の吸油性ポリマーのアクアN-キャップは親油疎水性で水は全く吸わず、石油などの油のみ選択的に吸収する物性があり、油の他には油のように水に不溶の有機溶剤も吸収ができます。油の場合は自重の10倍の油を吸うのが標準的なところです。

有機溶剤の場合は、吸水性ポリマーのように自重の数百倍という訳にはいきませんが、例えばトルエンを例にしますと、1ガロン(約3.78リットルの)トルエンを吸収するため必要な本剤の量は1.2ポンド(約540g)ほどになります。吸った状態はゲル状になります。

吸収可能な有機溶剤は様々あります、例えば、アセトニトリル、酢酸ブチル、γーブチルラクトン、グリコールエーテル、メチルエチルケトン(MEK)、メチル-i-プロピルアミン、N-メチルピロリドン、炭酸プロピレン、トルエン、1,1,1-トリクロロエタンなどがあります。

こぼれた有機溶剤を吸収して処理しようと考えておられる皆様、この機会に弊社の吸油性ポリマーのアクアN-キャップの使用を検討してみませんか?皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

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植物用の保水資材の吸水性ポリマーの土中で必要な性能と、あってはいけないこと

吸水性ポリマーはよく水を短時間で吸い込みます。しかし植物用の保水剤として使用する場合は、その能力だけでは使えません。まず、必要なことは植物の根が必要なときに必要なだけ吸い出せる親和性がポリマーにあることです。ポリマー中に水があるだけでは、植物は利用ができません。

さらにポリマーそのものが土中で少なくとも数年、機能を保ち水を吸ったり、出したりする物性と耐久性が必要です。こうした物性は最初から植物の保水剤として開発されて、使い捨てでなく長期間使用することを前提にして開発と製造がされた吸水性ポリマーには可能なことです。

土中に吸水性ポリマーが長期間存在していると最終的には微生物により分解がされます。いわゆる生分解性です。その際に出てくるもの、途中に出てくるもの、最終的に出てくるものが植物にとり害にならないことが必要です。さらにガスなどの異臭が出てくることもダメです。保水資材としての吸水性ポリマーを考えるときは、短期的なことも大事ですが、数年先のことも考えて運用する必要があります。

吸水性ポリマーは一度入れて、樹木のように成長していくものの場合は都合が悪いからといって後で取り除くことは困難です。お使いになるなら長年、日本で使用されている安心と信頼のある弊社の吸水性ポリマーのウオーターワークスを強くお奨めします。1990年代初頭より今に至るまで続いてきている製品です。

植物用の保水資材の検討をされている皆様、この機会にウオーターワークスをご検討ください。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

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吸油性樹脂、吸油性ポリマーをお探しの皆様へ

吸油性樹脂や吸油性ポリマーをネットでお探しの皆様、お望みの情報は見つかっているでしょうか?相当量の情報がネット上にはありますが、皆様がすぐに現場で使えるものはありますでしょうか?

皆様の用途はどのような用途でしょうか?工場の床にこぼれる油なのか?水の上に浮いた油なのでしょうか?弊社の取り扱っています吸油性ポリマーのアクアN-キャップは熱可塑性の合成ゴムで、水は吸わず、油のみ吸う親油疎水性です。基本的に自重の10倍の油を吸収しますが、油の種類により異なります。

床にこぼれている油の場合、顆粒状のポリマーを上からかけていただき、油と触れると吸収が始まり、白いパウダーが油の色になります。色が出なくなるまでポリマーをかけてください。その間の所要時間は30分くらいもあればOKです。油は極めて短時間の間に吸収されます。

水に浮いた油の場合も上からかけてみてください。油を吸収してゲル状になっています。そのまま浮いていますので、除去していただければOKです。

吸油性樹脂、吸油性ポリマーをお探しの皆様、この機会に弊社のアクアN-キャッを検討してみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

 

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排水処理用の微生物固定化担体の機能と価値を上げるために最適な微生物を使いましょう

国内外には多くの排水処理のための微生物固定化担体のメーカーさんがあります。紐のような形のものや、スポンジを小さくしたような形状のもの、廃棄物を再利用したものなど様々なものがあり、個性があります。特に日本のメーカーの担体には素晴らしいものが多いです。

担体の役割を一言で言うなら、生物処理槽内の微生物のバイオマスの量を増やして、処理の効率を上げることにあります。担体に微生物が付着して増殖して、さらに何層ものバイオフィルムが形成されますと、一枚目のフィルムが破れても、その次が対応というように環境の変化にも強くなります。温度、pH、窒素やリンの栄養バランスを整えることでさらに微生物は活動を活発にします。

一つ忘れてはいけないことは、様々な有機物を分解するのは微生物固定化担体ではなく、微生物であるということです。例えが適切かどうか分かりませんが、担体を野球場とすれば微生物は野球選手となります。素晴らしいスタジアムがあっても野球選手がいないと野球はできないように、特定の有機物を分解する場合、それを分解する効能がある微生物が生物処理槽の中にいればいいのですが、いないと処理ができません。種汚泥をどこからか持ってくるという方法もありますが、皆様のそれぞれの用途に最適なものを見つけるのは至難の業です。

どうしたらいいでしょうか?特定の有機物の分解に適した微生物剤を投入すれば問題は解決します。微生物剤の投入は時間も短時間ですみ処理の効率も良くなります。排水処理用の微生物固定化担体のメーカーの皆さん、この機会に皆様の担体の付加価値を上げることを考えてみませんか?今まで処理できなかったような有機物が分解できるようになれば皆様の製品の価値が上がります。皆さんが、今問題を抱えている物質は何ですか?界面活性剤ですか?揮発性有機化合物(VOC)ですか?弊社は皆様の排水の用途に適した微生物剤を揃えています。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

 

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界面活性剤を含む排水が活性汚泥法で分解できないときどうするか?

排水処理をしていて、活性汚泥法で界面活性剤を含む排水を分解するのが難しいと感じたことは、皆さんありますか?事実、難しいです。少しでも残っていると過剰な泡となり出てきますので消泡剤が必要になります。消泡剤は根本的な解決方法でないために、界面活性剤そのものは分解されません。

界面活性剤は少しでも残っていますと膜の処理の場合も微生物の固定化担体の場合も付着して困ったことになることもあります。どうすればよいでしょうか?

(1)まず、活性汚泥槽のpHや温度が適切か?窒素やリンなどの栄養分がCODに対して適正な数値にあるかどうか確認をしてみてください。微生物は活動可能なpHの範囲で動きますし、栄養が不足していたら分解する活動ができません。

(2)上記の数値が適正であるならば、微生物の固定化担体を検討してみたらどうでしょうか?ない場合と比べると活動している微生物の数が増えます。

(3)それでもダメな場合があります。要するに活性汚泥槽の中に界面活性剤を分解する微生物がない場合です。そのような場合は、弊社の界面活性剤を含む排水を分解できる微生物剤のBFL5600SSをご検討ください。泡や、COD,BODの数値だけでなく、界面活性剤の数値の基準があるところでは非常に重宝です。

排水中の界面活性剤の分解にお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤BFL5600SSをご検討ください。お問い合わせ、心よりお待ちしております。

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石油の凝固剤のテラキャップで道路にこぼれた石油を凝固させるだけでなく、引火性と臭気を除去する

石油の凝固剤のテラキャップは、水溶性のシリカの中に油を取り込む第一段階と、それを硬化させる第二段階にからできています。この二段階のインターバルがどれくらいかというと、ほぼ同時でもいいのですが、1分の間をあければよいかと考えております。シリカの中への取り込みは、瞬時に行われます。油の量1に対してテラキャップ1の使用の割合になります。

使用しますと第一段階のステップ1でザラザラの砂のような感じになります。これを効果させるのが第二段階のステップ2です。テラキャップで処理しますと引火性がなくなりますし、漏れた場所の油の臭気もなくなりますので重宝です。

量が多い場合は、ステップ1とステップ2を両方使用する必要がありますが、例えばコンクリートやアスファルトの油のしみを除去したいようなケースでは、ステップ1をスプレーして、ブラシを上からかけることを何度も繰り返すことにより、改善が可能です。

道路にある石油類を凝固させることを考えておられる皆様、この機会にテラキャップをご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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