リグニン、セルロース、ヘミセルロース、スターチ、デンプンを含む排水を効率良く分解する
微生物剤、 排水中で粘性を高くしてスライム状になる多糖類も短時間で分解します!
BFL5300PP
短時間で支配的なバイオマスを形成するだけでなく高い凝集性もあります
紙・パルプ業界の排水には大量の植物由来の有機物のスターチ、セルロース、ヘミセルロースやリグニンなどが含まれます。さらに製紙の過程で出てくる多様な有機物があり、特に漂白の工程と脱墨工程で出てくるものには問題があります。紙・パルプ産業は多様なレベルの有機物と多様な pHで非常に大量の温水を排出することが特徴になっています。多様な内容成分と様々な要素の濃度や強さの強弱の中では幅広い中で効率よく活動するバイオマス(生物資源)を形成しなければなりません。BFL5300PPは大量の排水を処理するために沈降性の良いバイオマスを形成して最終処理水は透明できれいなものにします。
BFL5300PPとは何か?
微生物剤BFL5300PPは厳選された天然の微生物群のブレンドで紙・パルプ製造業を中心とした排水中のスターチ、セルロース、ヘミセルロースとその他広い範囲の有機物を十分な範囲の酵素を生産し効率よく分解します。微生物は非常に速く増殖し短時間のうちに支配的なバイオマス(生物資源)を形成し排水処理システムの中核となります。同時に良質の凝集剤としても機能して優れたバイオマス(生物資源)の確立と最終的に放流する処理水を安定したきれいなものにします。排水中の栄養バランスが崩れた際などに微生物から多糖類が放出されて粘性が高まったときにBFL5300PPを使用すると短時間で多糖類を分解します。
本剤中の微生物は自然の状態の中から分離抽出されて既存のバイオマスと調和して機能することができますし全体の効率もアップします。工場の操業の状態は極めて短時間で本来の姿に回復します。本剤は通性微生物も含み酸素の供給が限られているラグーンのシステム中でも効率よく機能します。
排水中の 植物由来成分の中でデンプンは比較的分解が簡単ですが、セルロース、ヘミセルロース、リグニンやその他の有機化学物質はもっと分解が難しいです。残さとして残る砂糖やタンパク質は比較的簡単に分解できますが、スターチやセルロース、ヘミセルロースの分解は非常に難しいです。結果として沈降性の悪化など処理水の水質が極めて悪くなります。
BFL5300PPの使用に適した主な用途
■新規排水処理設備の立上げ・スタート時
■沈降性がよくないとき
■過剰な負荷のある施設
■微生物処理を再立上げする場合
■最終的な放流水の水質改善
■ショック療法
■活性汚泥のバルキング現象
弊社は自然環境の中にある微生物本来の力を利用してセルロース、ヘミセルロース、グニンやその他有機化合物を極めて効率よく分解して悪い影響を解消します。BFL5300PPは害のない天然の微生物のみを使い有機物を環境に負荷をかけない形で二酸化炭素と水に分解します。
BFL5300PPが使用可能なシステム
■活性汚泥法
■曝気されたラグーン
■回分式活性汚泥法
■バイオタワー
■オキシデーションディッチ(OD法、酸化溝法)
同一祖先を持つ遺伝子が平衡な個体群は単一の純粋培養が行われた上で収穫がされてシリアルベースの上に安定化されて、その後ブレンドされて最終製品になっています。全ての生産プロセスは厳密な製品管理・Lot管理のもとに生産・配合されています。
ご使用方法
微生物剤はシリアルベースに安定固着させた形になっていますのでご使用に際しては水を加えて再活性化する必要があります。決められた分量を適切な容器の中のぬるま湯(約摂氏30度)の中に加えてください。本剤1に対してぬるま湯10の割合でお願いします。そしてよくかき混ぜた上で一時間放置して微生物を活性化させてください。そして施設内の曝気している部分の前、例えば、ポンプ部分、汚泥返送部分に投入していただくようにお願いします。皆様の状況はそれぞれに違いますので事前に状況を調査して評価して微生物の投与計画を作る必要があります。弊社がそのお役に立ちます。 具体的なBFL5300PPの投与方法に関してはお問い合わせください。
製品の安全性
BFL5300PPの微生物は全て自然環境の中より分離したものです。いかなる遺伝子操作も加えていません。これらの同一祖先を持ち遺伝子が平衡になった個体群は人体、動物、植物に対して無害です。第三者の研究所の試験でもサルモネラ菌その他の汚染物質、病原物質を含まないことが明らかになっています。
保管と取扱に関する注意事項
■保管 : 直射日光および高温多湿を避ける。冷暗所にて保存をする。
■取扱 : 過度の吸引を避ける。取扱後はぬるま湯程度の温度の石鹸水で十分に手を洗う。
原産地および販売元
■原産地:アイルランド
■総輸入発売元:
名東化製株式会社
〒464-0850 名古屋市千種区今池五丁目6-11
電話 : 052-731-1396
FAX : 052-741-0782