エビの養殖池の水中の有機物を分解する際に、アンモニア、亜硝酸、硝酸を栄養分として
消費して除去し水質を浄化する従属栄養的硝化をする微生物剤
BFLプローンクリーン2
BFL Prawn Clean 2エビ養殖池の水の部分を担当します
エビ養殖を通じて大量の有機性の廃棄物が出ます。さらに大量の食べ残しのエサも蓄積していきます。有機物が分解すると水中にアンモニアと硫化物を放出します。アンモニアはエビにとり極めて毒性が強く、そのまま放置すれば結果的に全部のエビを殺してしまうこともあります。嫌気状態で池の底の汚泥が分解することにより硫化物が放出されてエビが呼吸するのに必須の水中の溶存酸素を奪っていきます。水中のアンモニアと硫化物が増えれば増えるほど、エビが受けるストレスは増加して病気にかかりやすくなり、死亡率が高まり生産高も低下します。
BFLプローンクリーン2とは何か?
BFLプローンクリーン2は天然の微生物のみを使い 水中の有機物を環境に負担をかけない形で二酸化炭素と水に分解する際に無機栄養物の特にアンモニア、亜硝酸、硝酸を 栄養分として消費して除去し水質浄化する従属栄養的硝化をします。この生物的制御方法は養殖池の中に再び自然の環境のバランスを確立することを促進します。自然にエビが出す廃棄物(糞など)を分解していきます。BFLプローンクリーン2は養殖池の中の水の部分を担当する微生物剤です。
養殖池の水質が浄化して改善されることによりエビは健康な状態になり、飼料効率も改善、死亡率の低下、速い成長率と養殖のための池の準備の短期化が実現します。
エビの養殖に関してはいくつかの問題があります。高品質のエビを大量に生産するためには、そのための徹底したプロセスと最新の運営用技術が要求されます。エビの養殖に関する問題としては例えば以下のようなことが挙げられます。
■水質の悪化
■池の溶存酸素量の低下
■過剰な汚泥の蓄積
■飼料効率の悪化
■高いエビの死亡率
■成長スピードの低下
■次の養殖のための池の準備
BFLプローンクリーン2の使用に適した主な用途
■エビ養殖池の水質の改善
BFLプローンクリーン2が使用可能なシステム
■エビ養殖池
ご使用方法
微生物剤BFLプローンクリーン2はシリアルベースに安定固着させた形になっていますのでご使用に際しては水を加えて再活性化する必要があります。決められた分量を適切な容器の中のぬるま湯(約摂氏30度)の中に加えてください。本剤1に対してぬるま湯10の割合でお願いします。そしてよくかき混ぜた上で一時間放置して微生物を活性化させてください。そして養殖池に投入していただくようにお願いします。エビの養殖池の浄化のやり方には姉妹品のヘドロ分解用のBFLプローンクリーン1の使用も含まれます。用途によりかなり状況が違いますし異なった特徴がありますので投与の計画を作る前に現場をよく調査することが必要になります。詳しいことは弊社までご相談ください。
製品の安全性
BFLプローンクリーン2の微生物は全て自然環境の中より分離したものです。いかなる遺伝子操作も加えていません。これらの同一祖先を持ち遺伝子が平衡になった個体群は人体、動物、植物に対して無害です。第三者の研究所の試験でもサルモネラ菌その他の汚染物質、病原物質を含まないことが明らかになっています。
保管と取扱に関する注意事項
■保管 : 直射日光および高温多湿を避ける。冷暗所にて保存をする。
■取扱 : 過度の吸引を避ける。取扱後はぬるま湯程度の温度の石鹸水で十分に手を洗う。
原産地および販売元
■原産地:アイルランド
■総輸入発売元:
名東化製株式会社
〒464-0850 名古屋市千種区今池五丁目6-11
電話 : 052-731-1396
FAX : 052-741-0782