石油(炭化水素化合物)を含む排水を分解する微生物剤
分解のための幅広いバイオサーファクタントと酵素群を作ります
BFL5500HC
ガソリン、灯油、軽油、重油、燃料油、潤滑油、各種機械油にも対応
石油(炭化水素化合物)には、例えば脂肪族、芳香族、極性を持った物質、アスファルテンなどがあります。幅広い範囲の中には揮発性の脂肪族、芳香族物質から重いタールやワックスまで様々な物質が含まれます。構造的に複雑な石油(炭化水素化合物)を含む石油精製施設や石油化学工場の排水を分解し浄化するためには広い範囲の微生物を含んで広範なバイオサーファクタント (微生物界面活性剤)と酵素を作り十分な分解能力を持つバイオケミカルが必要になります。この用途に最適な微生物剤がBFL5500HCです。燃料油、潤滑油、各種の機械に使う油を含む排水も分解できます。
微生物剤BFL5500HCは自然環境の中にある微生物本来の持つ力を利用して排水中の石油成分や炭化水素化合物を分解し浄化します。ガソリン、灯油、軽油、重油にも対応します。
BFL5500HCとは何か?
BFL5500HCは厳選された 非病原性の天然微生物のブレンド剤で極めて効率よく石油(炭化水素化合物)を含む排水を分解する能力があります。対象になる石油(炭化水素化合物)は脂肪族、芳香族、極性を持った化合物を含みます。広範な微生物群は幅広い酵素群とバイオサーファクタントを作り、石油精製施設や石油化学工場に見られるような複雑な化合物を含む排水を効率良く分解していきます。 微生物群は急速な増殖が可能で短期間で与えられた環境下で支配的なバイオマスを形成し環境を改善します。
本剤は高い凝集性のある微生物を含み沈降性が良く最後の処理水をきれいなものにします。排水中に含まれる大量の石油類(炭化水素化合物)は水に少し溶けるか全く溶けないかは微生物が作り出すバイオサーファクタントと呼ばれる 微生物が作る天然の界面活性剤が効率を左右します。BFL5500HCのバイオサーファクタントは油が水に溶けていくのを促進して結果として微生物が効率よく石油類(炭化水素化合物)を分解することができます。
同一祖先を持つ遺伝子が平衡な個体群は単一の純粋培養が行なわれ収穫されてシリアル(穀物)上に安定化された上でブレンドされて最終製品になっています。木目細かい品質管理が全工程で行われて純度と品質を確かなものにしています。
石油類(炭化水素化合物 )の土壌汚染修復には姉妹品のBFL6000HCをご使用ください!
多くの炭化水素化合物(石油類)により汚染された土壌では土着の微生物でそのまま分解することは非常に難しいです。結果として汚染は何年も土壌に 蓄積し生態系に対しても有害です。BFL6000HCは酸素の少ない状況下でも機能して土中でも使用ができる微生物剤です。今お使いのシステムに加えてご使用いただくことができます。
BFL5500HCの使用に適した主な用途
■新規排水設備の立上げ・スタート時
■沈降性がよくないとき
■排水の凝集性が悪いとき
■微生物処理を再立上げするとき
■最終的な放流水の水質改善
■ショック療法
■負荷が変動するとき
弊社は自然環境の中にあるバイオテクノロジーの力を利用して石油精製施設や石油化学工場からの排水の有機化合物を極めて効率よく分解して悪い影響を解消します。BFL5500HCは害のない天然の微生物のみを使い有機物を環境に負荷をかけない形で 最終的に二酸化炭素と水に分解します。
BFL5500HCが使用可能なシステム
■活性汚泥法
■曝気されたラグーン
■回分式活性汚泥法
■バイオタワー
■純酸素システム
同一祖先を持つ遺伝子が平衡な個体群は単一の純粋培養が行われた上で収穫がされてシリアルベースの上に安定化されて、その後ブレンドされて最終製品になっています。全ての生産プロセスは厳密な製品管理・Lot管理のもとに生産・配合されています。
ご使用方法
ご使用の前には水を加えて活性化させる必要があります。容器にぬるま湯(摂氏約30度まで)を入れて、その中に本剤を入れます。水10に対して本剤1の割合で加えます。そしてよく攪拌して使用まで1時間ほど待ちます。皆様の状況はそれぞれに違いますので事前に状況を調査して評価して微生物の投与計画を作る必要があります。弊社がそのお役に立ちます。 具体的なBFL5500HCの投与方法に関してはお問い合わせください。
製品の安全性
BFL5500HCの微生物は全て自然環境の中より分離したものです。いかなる遺伝子操作も加えていません。これらの同一祖先を持ち遺伝子が平衡になった個体群は人体、動物、植物に対して無害です。第三者の研究所の試験でもサルモネラ菌その他の汚染物質、病原物質を含まないことが明らかになっています。
保管と取扱に関する注意事項
■保管 : 直射日光および高温多湿を避ける。冷暗所にて保存をする。
■取扱 : 過度の吸引を避ける。取扱後はぬるま湯程度の温度の石鹸水で十分に手を洗う。
原産地および販売元
■原産地:アイルランド
■総輸入発売元:
名東化製株式会社
〒464-0850 名古屋市千種区今池五丁目6-11
電話 : 052-731-1396
FAX : 052-741-0782