魚介類の加工の際の高いレベルのタンパク質、脂肪分、
その他有機物を含む排水を分解する水産加工業専用の微生物製剤

BFL5100HP

有機物の季節的な大きな負荷の変動にも対応ができます

魚介類を加工する水産加工業の排水には高いレベルのタンパク質が含まれますし、相当な量の脂肪分も含まれます。業種の性質上、加工する量により流入量や有機物の負荷は季節的に大きく変動します。タンパク質を含む排水は、その有機的な強さにより活性汚泥処理槽の中に酸素不足の状態を作り出ししまいます。さらにタンパク質の分解は大量のアンモニアを作り出します。ですからタンパク質は効率よく分解されて硝化も同時に処理システム内で確立する必要があります。

BFL5100HPとは何か？

BFL5100HPは厳選された天然の微生物群のブレンドで水産加工業のタンパク質とその他広い範囲の有機物を含む排水を効率よく分解ができます。幅広い範囲の厳選された微生物ブレンドは完全に有機物を分解するのに必要な十分な範囲の酵素を生産することができます。これらの微生物は非常に速く増殖して短時間のうちに支配的なバイオマス（生物資源）を形成します。そしてそれが排水処理システムの中核となります。同時に良質の凝集剤としても機能して優れたバイオマス（生物資源）の確立と最終的に放流する処理水を安定したきれいなものにします。

本剤中の微生物は自然の状態の中から分離抽出されて既存のバイオマスと調和して機能することができますし全体の効率もアップします。工場の操業の状態は極めて短時間で本来あるべき状態に回復します。

BFL5100HPの使用に適した主な用途

■新規排水処理設備の立上げ・スタート時
■沈殿槽の沈降性向上
■過剰な負荷のある施設
■脱水がしにくいとき
■酸欠になりやすいとき
■最終的な放流水の水質改善
■ショック療法
■活性汚泥のバルキング現象
弊社は自然環境の中にあるバイオテクノロジーの力を利用してタンパク質、脂肪分を極めて効率よく分解して悪い影響を解消します。BFL5100HPは害のない天然の微生物のみを使い有機物を環境に負荷をかけない形で二酸化炭素と水に分解します。

BFL5100HPが使用可能なシステム

■活性汚泥法
■曝気されたラグーン
■バイオタワー
■オキシデーションディッチ（ＯＤ法、酸化溝法）
同一祖先を持つ遺伝子が平衡な個体群は単一の純粋培養が行われた上で収穫がされてシリアルベースの上に安定化されて、その後ブレンドされて最終製品になっています。全ての生産プロセスは厳密な製品管理・Lot管理のもとに生産・配合されています。

ご使用方法

微生物剤はシリアルベースに安定固着させた形になっていますのでご使用に際しては水を加えて再活性化する必要があります。決められた分量を適切な容器の中のぬるま湯（約摂氏30度）の中に加えてください。本剤１に対してぬるま湯１０の割合でお願いします。そしてよくかき混ぜた上で一時間放置して微生物を活性化させてください。そして施設内の曝気している部分の前、例えば、ポンプ部分、汚泥返送部分に投入していただくようにお願いします。皆様の状況はそれぞれに違いますので事前に状況を調査して評価して微生物の投与計画を作る必要があります。弊社がそのお役に立ちます。具体的なＢＦＬ５１００ＨＰの投与方法に関してはお問い合わせください。