排水中の動物性油脂、植物性油脂由来のノルマルヘキサン値を改善しながら、大量の泡も改善する

排水中に動物性油脂と植物性油脂があり、ノルマルヘキサン値の改善が悪い場合は、原因はいろいろと考えられます。まず第一に考えられるのが、曝気槽内のバイオマス中の微生物の中に油脂の分解を得意とするものが少ないということがあります。さらに効率を上げるために担体を入れていても、微生物の立ち上げとが上手くいっていなくて、バイオフィルムの形成が十分でないと思ったような成果があげられません。

さらに洗浄などに使用した界面活性剤が入ってくるのと、乳化した油脂が一緒になり大量の泡が発生があります。泡が生物処理槽(曝気槽)の中で大量の発生がありますと微生物に対する酸素の移動が上手くいかなくなります。そうなると油脂などの分解は好気状態がで行われますので十分な分解ができなくなります。

そうなると悪循環で、BODの数値は思うように落ちず、ノルマルヘキサン値も同様で泡は曝気槽からあふれそうになります。
第三の原因は、BODに対する窒素やリンなどの微生物への栄養分が不足しているケースです。

改善の方法は、まず流入水の分析をしてBOD、COD、全窒素、全リン、pHなどの数値を調べ、さらに排水処理施設が現在の流入水に対して適切なレベルものもかを確認してください。
その後は、微生物が確実に動く環境を作った上で、動物性油脂を分解する微生物剤、弊社のものであればBFL5000FG,植物性油脂を分解するBFL5050VF界面活性剤を分解するBFL5600SSをブレンドしたものを使用するのが一番かと思います。

油脂の分解より厄介なのが界面活性剤で、土着の微生物で界面活性剤を分解するものは少ないです。弊社の微生物剤BFL5600SSは界面活性剤の分解を皆様が望まれるような形で分解して、まず泡がなくなっていきます。

油脂排水のノルマルヘキサン値の分解が思わしくなく、大量の泡の発生で悩んでおられる皆様、この機会に弊社の微生物剤のご使用を検討されたらいかがでしょうか?お問い合わせ心よりお待ちしております。

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