2012年4月7日土曜日の日本経済新聞に「除塩36%終了、田植え待つ」という塩害の改良の記事が出ていました。現状の除塩作業は土中の塩分濃度を下げるために津波で海水がしみ込んだ水田に淡水の入排水を繰り返すやり方で行っていることが書かれています。今までは比較的被害の軽いところから進めていますが、今後は被害の大きい、塩分濃度も高いところが対象になります。
今までのように大量の淡水を頻繁に入れ替えることができる場所ばかりでないですし、除塩作業のスピードアップも今後は時間との戦いでもあるということを考えると必要ですし、除塩の難易度も上がることからより効率の高い方法が求められます。そうした中で使える塩害改良剤が弊社のフミン酸を主成分としたフィックスです。フミン酸のキレート効果によりナトリウムを動きやすくして、根の周囲の塩類の集積を防止します。
日本国内の効果のデータも実績もありますので興味をお持ちの方々は、お問い合わせください。お待ちしております。
非常に興味深い技術であるフィックスについて気になった点がございまして、質問をしたいのですが、
・フミン酸のキレート能によってナトリウムの集積防止をする、とありましたがキレートしたナトリウムも植物にとって有毒なのでしょうか?
またどれだけ農地に効果があるのか大変興味があり、詳しく知りたいです。
コメントありがとうございます。
ナトリウムは過剰であれば、植物にとり有害であるという認識です。
農地に関しても肥料などによる塩類集積が起きている場所にも有効であると考えます。