微生物製剤が効くか効かないかの効果の判定を1リットルほどの容器でする際の微生物剤の投入量

皆さんは、微生物剤のサンプルを入手されたら、どのような形でテストをしますか?一番最初の段階は、料理でいう味見的なテストがしたいのではないかと思います。対象となる排水に対して効果があるかないかをまず判定するケースです。弊社の微生物剤は実機の標準的な投入量から申し上げますと、5g/m3を最初の5日間継続して行い、次からは5g/m3を週に一度くらいの感じです。m3は曝気槽の1m3あgたりという意味です。

これをこのまま1リットルくらいのテスト容器に当てはめてしまうと無いに等しい量で充分な試験はできません。そこで微生物剤の最初のテストを1リットルくらいの容器で行う場合の投入量と投入法のご案内をします。

微生物剤の試験はやはり量が少なすぎるとダメです。多めに入れても微生物は置かれた環境の中では増える限界があり増えすぎて困るという事態は考えにくいというか、実際、無限に増殖ということはありません。

弊社のご推奨の方法は10gの粉末の微生物剤を100mlの30℃くらいのぬるま湯に入れて2分間良く振り、30分放置します。その上澄み液10mlほどを1リットルのテスト容器に入れて試験をします。

事前にpHと窒素とリンのBODに対する調整をしておいてください。pHは7-7.5くらいが望ましいですし、窒素、リンの栄養に関しては、BOD:窒素:リンが100:5:1くらいの比率が望ましいです。

弊社の微生物剤の試験を検討されている皆様のご参考になれば幸いに存じます。皆様のそれぞれの用途に応じた弊社の微生物剤が扉を開けて、皆様のお訪ねを心よりお待ちしてます。

カテゴリー: 水処理 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です