お客様を訪問させていただき、生物処理槽を拝見することがあります。微生物の固定化担体のメーカーさんに奨められたのか、ご自身で決めたかどうかは分かりませんが、担体が曝気槽の中にあることがあります。問題は浮遊物が多い排水の場合は、前処理がないと担体に大量の付着物がついて効果があるかどうかが分からなくなっている状況があります。
浮遊物が多い排水をお取り扱いの場合は、前段階での凝集沈殿などの前処理が必要になるかと思います。前処理をしていても、処理が進む中で担体が詰まってしまったり、閉塞してしまって意図している効果が出なくなっているケースもあります。
セラミック膜の膜ファウリングの際の原因の物質として炭酸カルシウムや硫酸カルシウムのような無機塩類、シリカ、水酸化鉄などの無機コロイド、タンパク質などの有機性コロイド、溶解性の物質など多種多様で特定するのは困難であると申し上げました。担体も同じような問題を抱えています。
弊社に今まで来た相談の中では界面活性剤と石油系の油によるものが多かったです。弊社の提案は微生物による改善です。微生物が分解の対象とするのは有機物ですが、この中には、つまりと閉塞の原因となるものは少なくありません。十分な分解が可能になれば、それに由来する、担体のつまりは減りますし改善ができます。
弊社には、界面活性剤、石油、タンパク質を含む排水をはじめ、様々な有機物を含む排水を分解できる微生物剤ががあります。微生物固定化担体の閉塞の問題でお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤を検討してみませんか?皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。