メタン発酵と微生物剤

メタン発酵は基本的に2つの過程から成り立っています。有機物から酢酸のような有機酸を作る第一段階と、酢酸からメタンにする第二段階です。第一段階は通性の状態で可能ですが、第二段階は嫌気の状態で行われます。微生物剤に関しては第二段階のメタン生成に関わる微生物は、私の知る限り2013年6月現在、市販されているものはありません。現状で使える方法は、メタン発酵をしているタンクから汚泥を入手することです。

現状で、メタン発酵の効率を上げようとする場合は、第一段階の有機酸を生成する段階を効率化することです。有機物を効率良く有機酸に変えることにより全体の効率を上げることが可能になります。
そのための微生物剤が弊社にあります。BFL4400ANです。

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養殖場で短時間で魚を大きくするために、高い栄養の餌を与えた場合の、アンモニアと亜硝酸をどうするか

養殖場で短時間で魚類を大きくしようとする場合は高いタンパク質を含む餌を与えますが、魚類の排せつ物と餌の残により水質は急速に悪化します。タンパク質は分解していけば、アンモニアや亜硝酸の形になり水中に出てきます。これは魚類には非常に危険な成分になります。

教科書ですと高いアンモニアや亜硝酸があれば硝化細菌の投与により改善が出来るのではと考えますが、硝化細菌は思いのほかにデリケートですし、水槽の中の汚れは有機物が過多の状態で硝化細菌が機能を出すには難しい環境になります。

そうした場合は、水槽の中で従属栄養タイプの微生物を増殖させて、自らの栄養源としてアンモニアや亜硝酸を窒素分の栄養として消費させる方が効率が良いです。弊社の養殖用の微生物剤にはBFLアクアクリーンがあります。

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海藻抽出物で植物の抗酸化力を高めて土の水持ちをよくする

夏の到来とともに高温となり、植物が水不足に陥りやすい時期となります。土の保水性を高めるためにはいろいろな方法がありますが、植物の抗酸化性を高めてストレスから植物を守るという観点に立ちますと、海藻抽出物、弊社であればスーパーフィフティか、微生物剤と合体した海藻抽出物のBFLバイオグリーンLがあります。

海藻抽出物のスーパーフィフティは同じ体積で緑茶の16000杯分の抗酸化力があり、植物を萎れさせる酸化のストレスと戦い萎れから植物を守ります。さらに光合成を促進しますので植物の栄養分も十分となり酸化のストレスにも強くなります。

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植物を輸送中のショックやストレスから守る抗ストレスポリマーのアンチストレス

植物は輸送中に環境が激変することにより大きなストレスを受けて、大きなダメージを受けて最悪の場合、枯死に至ります。アンチストレスは輸送中の植物(特に鉢植え)の水分量を保ち鮮度の低下を最小限する画期的なケミカルです。アンチストレスは植物を水不足や暑さ、寒さのストレスから守る水溶性の抗ストレスポリマーです。

この保護コーティングはアンチストレスの濃縮液を水で希釈した後に葉の裏側を中心にスプレーすることにより達成されます。輸送中の植物のみずみずしさを細胞内から水分を逃がさないことにより鮮度の保持を可能にします。

この保護コーティングは植物の環境が変わることによるショックを軽減させ、植物の突然の気候の変化によるショックも軽減します。さらに輸送中の人為的な原因によるダメージも軽減します。
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落花生(ピーナッツ)の殻の成分と栄養分に関して

昨日、落花生(ピーナッツ)の殻の栄養分や成分に関する情報を調べておりました。土壌改良剤や飼料の中にも使われている例があるようで、今後様々なことを進める中で、何から出来ているのかは大事なことです。思ったような情報が日本語環境では得ることができませんでしたが、アメリカのピーナッツ関連のホームページを観てましたら役に立ちそうなものがでてきましたのでご報告します。

(1)化学的な組成
粗繊維  57.7%
タンパク質  6-8%
灰分   2%
リグニン   6.78%
セルロース   51-55%

(2)栄養分
カロリー     100gあたり350
全炭水化物    79%
食物繊維総量   100gあたり71g

(3)その他
吸水率  自重の168-169%
吸油率  自重の90-91%

アメリカの落花生の情報ですので日本の殻にそのままあてはまるものではありませんが、何かのご参考にはなるかと思います。

落花生の殻を使って行う、弊社の分野は、

微生物剤の分野
造園緑化の分野があります。宜しくお願い致します。

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硝化細菌を含む微生物剤を使い硝化を行う際の成長率

硝化細菌の成長率は従属栄養細菌の成長と比べると遅いです。硝化のプロセスは非常にゆっくりで、従属栄養細菌が有機物を生物的に酸化するケースに比べて3-4倍かかります。

1モルのアンモニア窒素が酸化される度に、わずかに0.021モルの硝化細菌が生産されます。ニトロソモナスの2倍増に要する時間は良好な状態で24時間を超しますが、従属栄養微生物は良好な状態であれば2時間かそれ以下の時間で倍増します。

効率的な硝化細菌数を生物処理槽内で維持するためには長い滞留時間が必要です。長い滞留時間があれば汚水と微生物に十分なコンタクトの時間を与えて最大限の硝化が達成できます。さらに死亡する硝化細菌の数を抑えて、新しく生まれる硝化細菌を加えて菌数を維持します。

硝化細菌のバイオマスの成長率は汚泥日令と関係がありますし、温度も同時に考慮すべき要素です。多くの微生物のように硝化細菌は活性汚泥中で菌の成長が死亡率より高く、好気条件下のみで成長できます。

個々の成長率はpH、溶存酸素、アルカリ度、幅広い無機、有機化合物の存在にも影響を受けます。

弊社の微生物剤で硝化細菌のニトロソモナスを含むのはBFL5800NTです。

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植物が暑さ、高い気温によるストレスを感じるとき

植物が高温にさらされますと、土中に水分が十分にあっても葉を通じて蒸発する水分量が根を通じて補給される水分量よりも多いので植物はストレスを感じます。

暑さと高い気温によるストレスは以下のような状況で観察されます。

(1)葉が萎れる。
(2)果実が落下する。これはストレスを受けた数週間後に起きます。
(3)花が落ちる。
(4)長い間、高温の状態にさらされますと落葉が始まります。

こうした暑さ、高い気温の植物のストレスに対して、抗ストレスポリマーのアンチストレスを事前にスプレーすることにより、改善ができます。スプレー前には植物に十分に給水してください。

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植物が風(熱風、寒風)により乾燥してストレスを感じるとき

風の強い状況下では乾燥が進み植物の細胞より必要以上の水分が失われ、それが植物にストレスを引き起こします。

風によるストレスのダメージを緩和するのが植物用の抗ストレスポリマーのアンチストレスです。

ポリマー皮膜が風により飛んだ砂などの異物と葉の摩擦によりダメージを抑えますのでこれは助かります。

風の強い状況下では植物の自らの枝や葉がぶつかり摩擦により生ずるダメージをアンチストレスのポリマー皮膜は抑えることができます。

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植木鉢やプランターで植物を植える際も水不足、水枯れ対策に農園芸専用吸水性樹脂のウオーターワークスを!

暖かくなり、様々な花の苗を植木鉢やプランターに植えた後に心配になるのは、その後の水の管理です。日当たりのよい、アスファルトの上のプランターや植木鉢の水分の毎日失われていく量は想像よりも多いものです。

厳しい予想される水不足に対応するためには保水剤で農園芸専用の吸水性樹脂のウオーターワークスをお奨めします。

植木鉢に植え穴を掘り、そこに花や樹木を植えこむ際の鉢の大きさ別の
ウオーターワークスの量はホームページに出ております。

例えば7号鉢は3.5リットルの土が入り、その場合で2.5gのウオーターワークスを入れてます。リットルあたりにしますとおよそ0.71g/Lになります。 

10号の場合は9.5リットルでウオーターワークスは5gで、土1リットルあたりは、0.52g/Lとなります。

事前に混ぜる方法ですと、どうしても地表面や根が届かない土の上部にいくものも
出てきますので、余裕をもって7号鉢の0.71g/Lをコンテナとプランターに適用するのがいいかと思います。

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植物が寒さによるストレスを感じるときはどんなときか?

土中の温度が低いと植物が土から吸い上げる水の量は減ります。これは春のはじめの大気の温度が土中の温度よりはるかに高い場合などによく起こります。こうした条件下では葉の蒸散作用で水分が急速に失われるのに対して根から来る水分の量は十分でなく植物は水不足のストレスを感じます。

霜や凍結のある時期は、
(1)植物を抗ストレスポリマーで覆うことで4-6度位の温度の保護効果を与えることができます。
(2)ポリマーで覆うことで植物の細胞内の水分を一定に保ち、常に必要な水分を維持できます。
(3)ポリマーで覆うことにより冬季の凍結、霜による果実のキズのできる数を減らします。
(4)植物の成長の時期を延長させることができます。これは春の早い時期の植込みの際の霜のダメージを低下させることができますし晩秋の収穫の時期の延長も可能になります。

植物を寒さによるストレスから守るのが、抗ストレスポリマーのアンチストレスです。

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