アンモニアの濃度が硝化細菌ニトロソモナスの最大限の成長に影響を与えていることが確認されています。しかし硝化は3mg/Lのような低いケースを除いてアンモニアの濃度に対しては中立な動きを取ります。
それでも排水中の硝化細菌の数に硝化は左右されます。もしも排水施設で高濃度のアンモニアの排水の受け入れが増加すると、硝化細菌はすぐには対処できず超過分のアンモニアはそのまま排出される可能性があります。
弊社の硝化細菌ニトロソモナスを含む微生物剤はBFL5800NTになります。
アンモニアの濃度が硝化細菌ニトロソモナスの最大限の成長に影響を与えていることが確認されています。しかし硝化は3mg/Lのような低いケースを除いてアンモニアの濃度に対しては中立な動きを取ります。
それでも排水中の硝化細菌の数に硝化は左右されます。もしも排水施設で高濃度のアンモニアの排水の受け入れが増加すると、硝化細菌はすぐには対処できず超過分のアンモニアはそのまま排出される可能性があります。
弊社の硝化細菌ニトロソモナスを含む微生物剤はBFL5800NTになります。
植物は水不足によるストレスに陥ることがありますが、具体的には以下のような場合です。
(1)雨や灌漑システムによる給水が不十分で土中に十分な水がない場合。
(2)土質に砂が多く水の浸透が速く、さらに地表からの蒸発も急速である場合。
(3)土が固まり根が伸長できなくなり、水分の浸透も妨げられている場合。
(4)根の拡がりが植物の蒸散により失われた水分を補給するのに十分でない場合。特に移植直後の植物はこの傾向が強いです。
(5)植物の気孔を通じた蒸散作用により消費される水分と根から吸い上げる水分のバランスが取れない場合、植物はストレスを感じます。
(6)土が水浸しの状態になった場合、土中の吸収可能な酸素の量が減少するために、水が吸い上げにくくなり、植物は水不足のストレスを感じます。
水不足のストレスに対する備えは、弊社の植物用抗ストレスポリマーのアンチストレスが有効です。
水不足は明らかに、植物にストレスを与えます。水不足になる原因は様々ですが、結果は共通して出てきます。
抗ストレスポリマーのアンチストレスを使って植物を守る上で大事なことは、水不足によるストレスが植物に出る前に使用することです。アンチストレス自体には水分を作りだす機能はありません。植物の必要以上の蒸散作用により失われる水分を減らすことに効果があり、その分植物は有効に水分を使用できるようになります。
アンチストレスを使用する際は、事前に十分に散水してからご使用になってください。
お客様の工場の生物処理槽を観ると、小麦粉やデンプンが底に溜まっていることがあります。油脂を含む排水と合体したケースによく起きています。
油脂とデンプン、小麦粉は個々に分解するのは比較的容易なことですが、合体すると面倒なことが起きます。油脂は表面近くに行きますが、デンプンや小麦粉は底の部分に沈み層のような状況を形成します。油脂を分解する微生物の移動がこの層によりブロックされ油脂が分解できなくなります。
油脂とデンプンが合体すると粘性のある固まりのようなものができて、微生物群が分解するために必要な水に溶けた状態を作ることができなくなります。
弊社の提案は、油脂を分解する微生物剤とデンプンを分解する微生物剤を同じ比率で投入して双方を効率良く分解することです。
植物性油脂の場合は微生物剤BFL5050VFを使用し、デンプンの分解には微生物剤BFL5200VPを使用します。
様々な事情で、工場の壁面に石油系の油汚れが付着することがあります、しみ込んだ場合は、除去が難しくなります。さらに強力な界面活性剤を使用して除去する場合は、BOD、CODの数値は高まり工場の排水処理施設に対する負荷が増加します。
そこで改善の提案ですが、弊社のBFLバイオサーファクタント(物質名はラムノリピッド)を使い、高圧洗浄のようなやり方で洗う方法です。もともと、ラムノリピッドは欧州では石油タンクの洗浄に用いられている生体界面活性剤で、微生物が自ら作りだすので少量で高い洗浄力と高い生分解性があります。石油系の油との相性も極めていいです。
排水路に落ちた乳化した状態は、そのまま弊社の吸油性のポリマーのアクア N-キャップで吸収できるかもしれませんし、吸収できない場合はエマルジョンブレーカーの使用で油と水に再び分離して吸収させることも可能ではないかと思います。
弊社の微生物剤はMBR(膜分離活性汚泥法)などの水処理膜に対して適合性があり、どの排水に対しても最適のバイオマスを作ることが可能です。
今までの方法ですと処理施設の立上げに時間とコストがかかりましたが、各用途別に様々な微生物剤がある弊社のものを使用すれば、それを最小限にできます。複数の微生物剤をブレンドして使用することもできます。これで多種多様な用途に対応ができます。水処理膜の持つ、素晴らしい効果に用途別の微生物剤を使うことによりさらに付加価値を上げることができます。
さらに弊社の微生物剤の使用は膜を含めた媒体に対してメリットは多いです。水に不溶な成分、例えば油脂、石油、一部の界面活性剤などは膜を含めた表面によく付着します。付着している状態は粘性が高くて除去するのに苦労もしますし、膜の機能も損ないます。そのための清掃が必要になります。弊社の微生物剤を使えば、そうしたものは分解されて付着はなくなり安心して使えます。
弊社の微生物剤の説明のページはこちらです。
植物用の抗ストレスポリマーのアンチストレスを使って、暑さや寒さなどのストレスから植物を守るためには、ストレスが生じる前に使用してください。さらにご使用の前には十分に植物に給水してください。
今回は、霜と凍結のケースです。
(1)想定される低温が生じる少なくとも48-72時間前までにスプレーをしていただくようにお願いします。
(2)アンチストレスによる保護は霜と凍結に対する究極の回答、改善策ではありません。確かに保護はしますが限界はあり、この処理をすれば絶対に凍結や霜の害がないという意味ではありません。その点、ご注意ください。
(3)敏感な屋外の観葉植物に対しては二度塗りをお勧めします。その際は、一度目が十分に乾いてから二度目を行ってください。
アルカリ度は水中の炭酸水素塩、炭酸塩または水酸化物のアルカリ分の量をこれに対する炭酸カルシウム(CaCO3)の濃度で表示したもので、酸を中和する能力の指標になります。アンモニアを生物酸化するような硝化の場合に、pHの安定のために大事な要素になります。
アンモニアを生物酸化する実験や実証試験の小型の装置で試す場合、ゼロからのスタートとなりますので、pHの数値は動きやすくなります。不足しているアルカリ度を確保するのには様々なケミカルが使用可能です。炭酸カルシウムはほとんど水に溶けません。
炭酸水素カルシウム(Calcium Hydrogencarbonate)、別名は重炭酸カルシウムを使う場合はの目安ですが、
122mg/L の炭酸水素カルシウムの投入が
100mg/Lの炭酸カルシウムで表示されるアルカリ度の数値に相当します。
弊社のアンモニアを生物酸化する硝化細菌のニトロソモナスを含む微生物剤はBFL5800NTです。
弊社は、植物が暑さや、寒さ、水不足や乾燥などに起因するストレスから植物を守るための抗ストレスポリマーのアンチストレスを取扱っています。
大事なことは、こうした処理は植物にストレス状態が生じる前にしてください。今回は植物の移植、植え替えのケースを想定して書いてみます。
(1)ご使用に際してはアンチストレスが水で希釈された水溶液に植物を浸すか、スプレーしてお使いください。
(2)最大限の効果をあげるためには移植、植え替えの24-48時間前までにスプレーするようにしてください。
(3)使用する前に植物に十分に水分を給水して植物全体に水が行き渡るようにしてください。
(4)少なくとも移植あるいは植替えの24-48時間前までのアンチストレスの処理を終えることの意味することは、この時間で植物の内部の水分の補給のシステムを新たなポリマーコーティングに合わせて調整することにあります。
安定した硝化を継続するためには、適正なpHの数値の維持が必要です。そのためには十分なアルカリ度が必要です。アルカリ度は水中の炭酸カルシウムの数値で表示されます。
1mgの窒素を酸化するためには7.14mgのアルカリ度が必要と言われております。炭酸カルシウムを排水中に投入したいところですが、粉末の炭酸カルシウムを入れても、ほとんど溶けません。特に中性に近いところは溶けません。
調整をするために使用するなら以下のケミカルになります。
(1)炭酸水素カルシウム(Calcium Bicarbonate) 液体
(2)水酸化カルシウム(Calcium Hydroxide) 消石灰
(3)炭酸ナトリウム(Sodium Carbonate) ソーダ灰
弊社の硝化細菌を含む微生物剤は、アンモニアを生物酸化するためのニトロソモナスを含むBFL5800NTです。