様々な事情で、工場の壁面に石油系の油汚れが付着することがあります、しみ込んだ場合は、除去が難しくなります。さらに強力な界面活性剤を使用して除去する場合は、BOD、CODの数値は高まり工場の排水処理施設に対する負荷が増加します。
そこで改善の提案ですが、弊社のBFLバイオサーファクタント(物質名はラムノリピッド)を使い、高圧洗浄のようなやり方で洗う方法です。もともと、ラムノリピッドは欧州では石油タンクの洗浄に用いられている生体界面活性剤で、微生物が自ら作りだすので少量で高い洗浄力と高い生分解性があります。石油系の油との相性も極めていいです。
排水路に落ちた乳化した状態は、そのまま弊社の吸油性のポリマーのアクア N-キャップで吸収できるかもしれませんし、吸収できない場合はエマルジョンブレーカーの使用で油と水に再び分離して吸収させることも可能ではないかと思います。