植物を水不足や暑さ、寒さの急激な温度変化 や 乾燥や霜、凍結、強風のダメージから
気孔の開閉をコントロールして守る生分解性ポリマーで水で希釈してスプレーして
四季を通じて使用可能!植物の蒸散をコントロールする蒸散抑制剤です
アンチストレス
ANTI-STRESS
植物は霜や凍結、夏季の乾燥や熱風、干ばつによる水不足など様々な気候の変化によって大きなストレスやダメージを受け、生育不良や枯死などの障害を受けます。又、移植や輸送の際にもショックに起因するダメージを受けます。蒸散による脱水によって輸送時の萎れの発生や、移植後の生存率が低下します。こうした環境ストレスから植物を守るために生み出されたのがアンチストレスという生分解性の水溶性抗ストレスポリマーです。一般的な分類をすれば蒸散抑制剤になります。
アンチストレスとは?
アンチストレスは植物を環境ストレスのダメージから守る液体の水溶性ポリマーの蒸散抑制剤です。 本剤は濃縮液で水で希釈して使用します。暑さ寒さの急激な温度変化や乾燥から植物を守り水分量を一定に保ちます。水で希釈して植物の葉と茎にスプレーすれば半透水性の皮膜を形成し主に気孔の開閉をコントロールして通常の35-40%水分の低下を防ぐことができ、水不足、急激な温度変化、霜・凍結、強風によるストレスから植物を守り移植後の生存率を向上させるだけでなく成長も促進します。長期間(45-60日)有効で自然に分解する生分解性があります。蒸散の脱水による輸送時の萎れを防ぎ移植後の生存率を向上させます。
植物の呼吸・光合成を阻害せず、成長促進や収穫量増加に寄与します。米国食品医薬局の食用植物に対する使用認可済の商品です。安全性に問題はありません。他のワックス系の蒸散抑制剤で問題になることがある油焼けがありませんし、二度がけができます。
植物は霜や凍結や低温、夏期の高温、乾燥や熱風、干ばつや水不足による様々な気候の変化により大きなストレスやダメージを受け生育不良や枯死などの障害を受けます。また移植や輸送の際にもショックに起因するダメージを受けることが多いです。
アンチストレスはこれらの外的な要因から植物を保護する植物用ダメージケア商品です。植物をストレスから守ります。
アンチストレスのストレス別の特徴は以下です。
干ばつ | アンチストレスの最大の経済的なメリットは水を節約することです。蒸散する水分量をコントロールし、暑さや干ばつによるダメージから植物を守ります。アンチストレスで処理すると水不足に対する抵抗力が強くなります。 |
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霜・凍結 | 細胞内の水分量を一定に保つことにより、屋内・屋外の熱帯性植物、観葉植物、冬野菜、柑橘類やその他の果樹や果実を霜や凍結による危険から効果的に守ります。 |
暑さ・乾燥 | 寒風・熱風はともに植物の細胞から水分を奪います。アンチストレスはこれらの脅威に対して効果的なバリアーを形成し、乾燥よる植物のダメージから守ります。 |
移植 | 環境が変わる時に受けるショックやダメージを軽減し、移植後の生存率を向上させます。 高い品質を維持しながらメンテナンス作業の手間と時間を軽減します。 |
鮮度保持 | 切花や苗、樹木などの輸送中に、植物細胞内の水分量がコントロールされ、鮮度の低下や枯死などのロスを減らします。 |
観葉植物 | 葉のつや出しスプレーとしても素晴らしい効果が得られます。 |
アンチストレスをご使用になるメリットは?
■植物の葉、茎にスプレーすれば水分量の低下を防ぎます。(通常の35-40%減)
■水不足、急激な温度変化、強風などによるストレスから植物を守ります。
■皮膜に生分解性があり45-60日で自然に分解します。
■植物の呼吸、光合成を阻害せず、成長を促進します。
■季節を問わず使用でき、油焼けがありませんし、重ね塗りができます。
こうしたメリットを活かした以下のような用途があります。
緑化工事:植生工事、植栽工事、防災林、屋上緑化、壁面緑化
園芸 :植木鉢、プランター、花壇
農業 :ハウス栽培、育苗、さし木
アンチストレスの物性
外観 | 白からクリーム色の液体 |
---|---|
pH | 7.0-8.0 |
比重 | 1.07 |
水に対する溶解性 | 可溶 |
揮発する成分(重量比) | 56%(水) |
氷点 | 摂氏0度 |
沸点 | 摂氏100度 |
臭い | 軽いアクリルの臭い |
成分 | アクリル共重合体 |
アンチストレスのご使用量は?
アンチストレス濃縮液で水で希釈して使用します。標準的な使用濃度は、アンチストレス1に対して水40の割合です。使用目的や状況によって下記の表を参考にして下さい。 具体的な案件に関してはお問い合わせください。濃縮液中の有効成分量は44%です。
一般的な希釈率度
対象植物 | 水:アンチストレス | 主な用途 |
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むき出しの根 花 | 40:1 | 根の保護 |
花壇用植物・ 花・野菜 | 20:1 | 移植・輸送・異常気象に対する保護 |
開花中の花・ ポインセチア・ ベゴニア、菊など | 40:1 | 水枯れ防止・開花時期の延長・輸送中の鮮度保持 |
常緑樹・柑橘類・ 観葉植物 | 30:1 40:1 | 霜・凍結・風に対する保護 葉のつや出し |
薔薇 | 30:1 | 接ぎ木・カビ・輸送中の保護 |
盆栽・ トピアリー | 30:1 | 移植の前・刈り込んだ後 |
生け花用植物 | 30:1 | 収穫後の鮮度保持 |
芝生 | 20:1 | 水枯れ防止・移植前の鮮度保持 |
ご使用方法は?
1)水で希釈して葉、茎、枝、幹、根、果実などにスプレーして使用します。
2)標準使用濃度は20~40倍ですが、用途により加減してください。(技術資料参照)
3)アンチストレスを使用する前には、十分に植物に給水をしてください。
4)スプレーは葉の両面も斑のないように行ってください。
5)移植の際は植物に十分に水を与え、移植の24-48時間前にアンチストレスを与えてください。葉、茎、枝、幹の部分に対しては20倍希釈を、むき出しの根の部分は10倍液をスプレーするか、希釈液の中に植物を浸けてください。
※ご注意
1)十分に効果をあげるためには、葉の両面や茎に十分ゆきわたるように加圧型のスプレーで大量の水溶液をスプレーされることをお勧めします。
2)希釈する場合は、摂氏5度以上の水で行なってください。
3)植物のストレスが予想される場合は、48時間以前に使用して下さい。
4)雨が予想される場合はご使用にならないでください。
5)植物が脱水状態になっている場合は、まず十分に散水してから使用してください。
6)アンチストレスの有効期限は45-60日です。新緑・生え始めの植物の場合は2-4週間おきにスプレーをしてください。
7)霜・凍結に関してはスプレーが完全に乾くようにご使用になってください。
8)本剤を凍結させないでください。また酸性の溶媒と混合しないでください。
9)本剤は子供の手の届かないところに保管してください。
10)使用する器具は十分に洗浄してからアンチストレスをご使用ください。(除草剤、高い酸性の肥料、カルシウム、マグネシウムとの混用は避けてください)
低温ストレスに弱い植物の比較(左は未使用)
果実の比較 (右が未使用)
霜や急激な気温の低下などに画期的な効果があります。
カビや菌類に対してもアンチストレスの使用により植物は強くなります。
左が未使用で、右が使用したものです。
一緒に用いて相乗効果が得られるものとして以下のものをお薦めします
原産地および販売元
■原産地:アメリカ合衆国
■総輸入発売元:
名東化製株式会社
〒464-0850 名古屋市千種区今池五丁目6-11
電話 : 052-731-1396
FAX : 052-741-0782