硝化細菌を含む微生物剤を使い硝化を行う際に、炭酸水素カルシウム(重炭酸カルシウム)をどれくらい使用してアルカリ度を調整するか?

アルカリ度は水中の炭酸水素塩、炭酸塩または水酸化物のアルカリ分の量をこれに対する炭酸カルシウム(CaCO3)の濃度で表示したもので、酸を中和する能力の指標になります。アンモニアを生物酸化するような硝化の場合に、pHの安定のために大事な要素になります。

アンモニアを生物酸化する実験や実証試験の小型の装置で試す場合、ゼロからのスタートとなりますので、pHの数値は動きやすくなります。不足しているアルカリ度を確保するのには様々なケミカルが使用可能です。炭酸カルシウムはほとんど水に溶けません。

炭酸水素カルシウム(Calcium Hydrogencarbonate)、別名は重炭酸カルシウムを使う場合はの目安ですが、

122mg/L の炭酸水素カルシウムの投入が
100mg/Lの炭酸カルシウムで表示されるアルカリ度の数値に相当します。

弊社のアンモニアを生物酸化する硝化細菌のニトロソモナスを含む微生物剤はBFL5800NTです。

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