メタン発酵は基本的に2つの過程から成り立っています。有機物から酢酸のような有機酸を作る第一段階と、酢酸からメタンにする第二段階です。第一段階は通性の状態で可能ですが、第二段階は嫌気の状態で行われます。微生物剤に関しては第二段階のメタン生成に関わる微生物は、私の知る限り2013年6月現在、市販されているものはありません。現状で使える方法は、メタン発酵をしているタンクから汚泥を入手することです。
現状で、メタン発酵の効率を上げようとする場合は、第一段階の有機酸を生成する段階を効率化することです。有機物を効率良く有機酸に変えることにより全体の効率を上げることが可能になります。
そのための微生物剤が弊社にあります。BFL4400ANです。