樹木を移植、定植の際のショックによるダメージを防ぎ枯れないように、枯死しないようにする即効性のある抗ストレスポリマーで蒸散抑制剤のアンチストレスは植物の葉、茎、幹に45-60日で分解する生分解皮膜を形成して守ります

安定して理想的な環境から樹木を移植する場合、乾燥や温度の変化や風などがあると植物には大きなショックとストレスがあります。移植のショックは新たに植えた場所で根が適切な水を吸えないときに特に起きます。根が十分に水を吸い上げるまでには少し準備の時間が必要です。しかしその間に失われる成長がありますし、生存率は低下します、そして長く続くダメージが来ます。

移植前には十分に水をやり、植物中に十分に水が蓄えられた状態にしてください。水分のバランスが良くなりストレスの少ない状態になります。その後、植物用の抗ストレスポリマーのアンチストレスは毒性のない水溶性のポリマーの蒸散抑制剤で水で希釈してスプレーしますと植物上に透明な薄い皮膜を形成して、植物の葉の裏の気孔の部分を中心に無駄な蒸散を抑えて暑さ、寒さ、水不足、霜、凍結などの気候変動が原因のショックから植物を守るだけでなく、移植や定植の際のショックからも植物を守り、皮膜自体は45-60日で自然に分解していきます。残留するものに悩む必要もありません。

樹木の移植、定植、植替えを考えておられる皆さん、移植後の生存率の向上と成長促進を考えるなら是非、アンチストレスをご検討ください。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

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微生物を使用した排水処理の中で微生物はどのように凝集するのか、フロックを形成するのか?

微生物を使用した排水処理中の、ばっ気槽の中では微生物の活動によるフロック形成が起きます。いわゆる凝集です。これはどのようにして起きるのかということを聞かれたことがあります。その際に私がした回答は以下のようなものです。

生物処理槽(曝気槽)の水に不溶な物質の微粒子は通常、マイナスに帯電していて微粒子同士ではくっつきにくいので一般の凝集剤の場合はプラスに帯電しているものを入れて、しれに微粒子がくっつくことにより大きな塊ができてフロックが形成されて沈降していくということですが、微生物がフロックの形成を促進する場合は微生物がプラスに帯電して微粒子と結合してさらにその上に微生物が折り重なり大きな塊になるという理解でおります。凝集した、かたまりは不溶物と微生物の塊と考えられます。

弊社には皆様の目的に応じて優れた凝集作用と有機物の分解の性能を持った各種の微生物剤があります。ご検討をよろしくお願い致します。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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微生物固定化担体と一緒に高度排水処理に使用して相乗効果をあげて処理効率を飛躍的に改善する微生物剤

微生物固定化担体を使う排水処理の方法は担体あるいは接触材と呼ばれる材料を利用して担体、接触材の表面に生物膜(バイオフィルム)を形成して微生物を付着、固定化して処理の効率を上げる方法です。

排水処理施設をコンパクトにしたい場合や生産量が増えて排水処理能力が不足が予測される場合やより簡単、確実に排水処理施設の運営管理がしたい場合に重宝な方法です。日本の微生物固定化担体の技術は素晴らしいものがあり海外の評価も非常に高いものがあります。

担体や接触材の評価が高いのは分かりますが微生物に関してはどうでしょうか?皆様の目的に応じた微生物がいつも他の場所にあるとは限りません。種汚泥という言葉がありますが他所の似たような場所からバイオマスを持ってくるケースですが、必ずしも上手くいくとは限りませんし、バイオマスを立ち上げる時間が予想以上にかかる場合もあります。

大事なことは、微生物を使った生物処理法は担体が処理する訳でなく、そこにいる微生物群が有機物を処理しますので主役は微生物になります。皆様の製造されている、あるいはご使用になっておられる微生物固定化担体にふさわしい微生物を選んでみませんか?種汚泥は不要になります。目的に応じた微生物剤を選択して短時間でバイオマスを立ち上げることが可能です。皆様の微生物固定化担体の付加価値をもっと上げませんか?

弊社の豊富な微生物剤の中から皆様の目的に合った最適なものを提案することができますし、ご要望に応じた微生物剤の改良も可能です。硝化担体に最適な微生物剤、脱窒担体に最適な微生物剤もあります。

微生物固定化担体の製造をされている皆様、ご使用になっていらっしゃる皆様、ご検討をよろしくお願い致します。お問い合わせ心よりお待ちしております。よろしくお願い致します。

 

 

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排水処理の曝気槽(生物処理槽)の水を抜いて清掃した後に再び水を入れて新たに微生物剤を入れて再立ち上げをする際に嫌気臭が出る場合

長い休み明けに排水処理の施設の調子が不安定になることは少なくありません。微生物も生き物で、しばらく低負荷の状態が続いた後に通常の高負荷の状態に戻ると慣れるのにしばらく時間がかかる場合があります。

さらに施設から排水を抜いて清掃をして、その後に新たに水を入れて、微生物剤を入れて再び立ち上げをするケースがあります。順調にいくケースがほとんどですが、時に嫌気臭の出る場合があります。その場合は新たな立ち上げの場合の緩衝物質の不足により緩衝作用が低下してpHが安定していない場合に起きると思います。

何らかの形でpHの調整をするのが遅れますと、微生物が有機物を分解することにより出てくる二酸化炭素と水が炭酸を作り出し、全体の傾向としては酸性の方に向かいます、そして水中で炭酸になります。重炭酸塩と炭酸塩がある種の均衡状態を作り出して、酸性の側に来たpHを安定化させて嫌気性の微生物が活動しやすい状態を作ったことによると考えます。

弊社の微生物は酸性が強くなると、活動が抑制されてきます。水酸化ナトリウムを常備して、pHの変動に備えていただければ幸いです。微生物剤を使った生物処理を通じて皆様のお役に立ちたいです。お問い合わせを心よりお待ちしております。

 

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植物を霜や凍結の寒さや低温のダメージから守るために温度で摂氏2-3度相当の耐寒の保護コーティング効果を与える植物用抗ストレスポリマーのアンチストレス

植物を取り扱っていて心配なのは特に霜や凍結などの寒さからのダメージです。いつも思うことは何度かの温度相当分をを保護してくれるコーティングが植物にできないかということです。植物用の抗ストレスポリマーのアンチストレスを植物にスプレーすることで温度にして摂氏2-3度分に相当する耐寒の保護コーティングをすることが可能です。

アンチストレスによる保護コーティングは植物の細胞内に高い水分量を維持して寒さに敏感な植物と寒さとの間に物理的に壁を作ります。そして植物を霜や凍結の危機的な状況から守ります。

2-3度の保護効果というのは100%万能な保護ではないのは確かです。でも今までに思ったことは2-3度の保護効果があればいかに多くのものが助かっていたかということです。現場においては重宝な製品です。未処理のものと比較すれば効果は明白で大きな効果により安心が生まれます。この差は大きいです。

皆様、ご検討をよろしくお願い致します。お問い合わせを心よりお待ちしております。

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液体の微生物剤を排水処理の生物処理槽(曝気槽)に投入する方法

弊社の取り扱いをしている微生物剤の中に、何種類か液体のものがあります。全て濃縮液の状態になっています。取り扱っていただく中でご注意いただきたいのが、この濃縮液をそのまま曝気槽に投入することです。これは好ましくありません。

不都合な状態の代表的なものが過剰な気泡があります。液体の微生物剤の中には何らかの形で界面活性剤が入っており、濃いままで、十分なばっ気をしている中に入れば泡が出てきます。泡が出たならば、消泡剤を入れれば泡はとりあえず収まりますが、すぐに元に戻ります。過剰な消泡剤の投入は設備の形によっては何らかの次のトラブルが起きる可能性があります。

液体の微生物剤を使用する場合は、説明書にありますように十分に希釈して、予め休眠状態から再活性化するときに曝気をして、動き始めた状態にして、スプレーして投入するか徐々に入れていけば不必要なトラブルは防ぐことが可能です。

いろいろと試していただくことはいいのですが、明らかにトラブルになりそうなこと、危険な状態になる可能性が想定されることはしない方が無難です。使用説明書あるいはメーカーの指示に従いご使用ください。

弊社には様々な微生物剤があります。皆様の幅広いご要望に対応することができます。ご検討をよろしくお願いします。お問い合わせ心よりお待ちしております。

 

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油汚染土壌を微生物剤を使って浄化する場合に注意すること

石油系の油で汚染された土壌を微生物を使って分解して浄化する場合、まず調べなければならないことはどれくらいの範囲に、どれくらい漏れたのかということです。時間が経過している場合は、期間と推定される量を計算していただいた上で、油の汚染のレベルであるTPH(全石油系の炭化水素量)を計っていただくのがいいかと思います。

油で汚染された土壌の場合、栄養のバランスが著しく崩れています。排水処理のBOD=C(炭素)という考えをC=TPHとしてますとC:N(窒素):P(リン)は100:5:1ほどであることが望まれます。TPHの数値が窒素やリンに比べてかなり高い事態が予想されますので栄養分の調整を窒素とリンに関してはしないといけません。

窒素やリンの補正は散水しながらすると思いますが、微生物は水分がないと活動できないので適切な散水をする必要があります。水がないと微生物も栄養分も土の中で移動ができませんし、酸素を放出させる過酸化カルシウムを使う場合も水分が必要です。水分の問題は多すぎても少なすぎてもダメということです。多すぎると酸欠状態になります。散水は長期間に渡り継続していただく必要があります。

石油の浸透が深めの場合は過酸化カルシウムなどの酸素を放出する過酸化物が汚染している部分に到達するように工夫する必要があります。

微生物には可動な範囲のpHがありますので、そこから外れている場合は調整の必要がありますので、ここも調べておいた方がいいです。

石油の漏出が新しくて、浸透も浅い場合は土を何度か耕起することにより、微生物と酸素が接触できるようにして分解を効率化することもできます。

弊社の石油に汚染された土壌を浄化するための微生物剤はBFL6000HCです。ご検討をよろしくお願い致します。お問い合わせ心よりお待ちしております。

 

 

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保水剤の吸水性樹脂を樹木、苗木などの植物の定植、移植に使う場合は吸水させて膨らませてから使用する

樹木、苗木などの植物の移植、定植に保水剤の吸水性樹脂(高吸水性ポリマー)を使用する場合は水を予め吸水させた上でご使用ください。日本の防風林などの防災林の移植に使用され始めて20年ほどになりますが、今までずっと吸水させた樹脂を移植や定植の際には使用しています。

理由としましては乾燥状態のものを植穴の中に入れて樹木とともに土を戻す場合、予想以上に樹脂が膨らみ、地表面が盛り上がる場合があるからです。植木鉢の底に乾燥した樹脂を多めに入れて土を戻して水を入れると鉢から土が盛り上がることが観察できることがあります。雨水の場合、経験では予想外に膨らむことがあります。吸水させた吸水性樹脂を移植、定植の際に使ったケースでは過去、そのようなトラブルはありませんし、その後の成長も安定しています。

弊社の農業、園芸、造園緑化工事専用の吸水性樹脂で保水剤のウオーターワークスには公共工事の際に使う植栽工表があり、樹木の大きさに合わせて使用するウオーターワークスの量、バーク堆肥の量、パーライトの量、植穴の容積などが一覧表になっています。一部はホームページにも掲載がありますが、もう少し詳しいものはご連絡いただければお送りできます。この表で表示されているウオーターワークスの重量は乾燥状態のものですが、実際の使用では吸水させてご使用ください。

ご検討よろしくお願い致します。皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。

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微生物を使う排水処理の中で日常、チェックする、調べる項目

微生物剤を使いバイオマスを確立して排水処理の中の生物処理が安定してきて以降にするチェック項目はバイオマス確立以前とそれほど変わるわけではありませんが、お客様の様子を観察しているとまず観ているのはpHの変動かと思います。何か、異常が出てくる前にはpHの変動があることがあり、午前中に数回、午後に数回、担当の方が記録しているような記憶があります。pHの記録も簡素化できる場合は紙を水に浸して色変化で調べるやり方は、あまり時間がかかりません。

pHと温度は設備の中で表示されるケースがありますが、それでも記録をつけて、いつもとどれくらい違いがあるかみていくのは大事でしょう。

さらに一番調子がいいときの外観の状態を頭に入れて、それを基に人間の持っている五感を総動員して臭気、泡の状態などの見た目から状況を判断するのも大事です。

微生物が生き残るために最も重要な項目は好気性微生物の場合は溶存酸素となりますが、実際に曝気装置が十分に動いている間は必要量を下回ることは多くないのですが、急激な減少ということもありますので、溶存酸素も計れるようにしておいた方がいいです。

定期的な検水の他に何か異常があると思われた場合は、早めに生物処理槽の排水を分析した方がいいです。BOD、COD、全窒素と全リンなどの項目は分析しないと分かりませんし、分析すれば栄養のバランスが適正であるかどうか分かります。

さらに流入してくる排水に変化があるかどうかも確認しておいた方がいいです。

弊社の微生物剤は用途に応じて様々な種類があります。皆様にご検討をいただければ幸いに存じます。お問い合わせ心よりお待ちしております。

 

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微生物の排水処理への効果の試験を実験室で行う場合に必要なもの

様々な有機物を含む排水を微生物で分解して浄化をする際に、最初にまず実験室で効果があるか否かを確認する試験を行いますが、その際にどのようなものが必要ですかとよく聞かれますので書いてみます。

(1)水槽

小さな容器、例えばビーカーとかフラスコでばっ気をして実験を行いますとかなりの部分が蒸発する可能性があります。30リットルほどは入る水槽を用意した方がいいと思います。さらに排水はいっぱいに入れないで、60-70%程度にした方が、微生物を動かす際に出てくる泡のことを考えると適当かと思います。

(2)エアレーションをする機材(ばっ気を行うための機材)

好気性での処理を前提としますと、魚の水槽のような泡が出る機材が必要になります。できるだけ細かい泡が出るものが望ましいです。ばっ気は24時間動かすのが前提になります。観賞魚用に使うものでOKかと思います。

(3)デジタルpH計

1日に何度もpHは測定して必要に応じて調整する必要があります。

(4)pHを調整するケミカル

微生物剤はpHで6.5-8.0くらいで機能するようになっていますので、それ以外の範囲に来た場合は調整する必要があります。酸性に傾くケースが多いのですが、その場合は水酸化ナトリウムを使い調整し、アルカリ性に傾く場合は希硫酸で調整をすることが多いです。場合によっては、pHを設定した範囲に自動的に調整できる機材もあります。

(5)温度計

微生物剤の最適な温度は30度になります。15度以下になりますと、活動はかなり落ちてきます。一度バイオマスが確立しますと微生物の代謝により一定以上の温度に保たれるケースが多いです。

(5)微生物の栄養剤

微生物が動くためには水中に窒素やリンの栄養分が必要です。排水の中に十分入っていれば問題がないのですが、無い場合は追加投入が必要になります。例えば窒素の場合は尿素を使うことが多いですし、リンの場合は第二リン酸ナトリウムなどを使います。

例えば、こんなところです。

弊社の微生物剤は様々な用途に応じてあります。

まず、試験をするまえに対象となる排水の分析が必要になります。

試験の期間は1か月以上かけた方がいいと思います。

皆様、ご検討よろしくお願い致します。お問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

 

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