樹木、苗木などの植物の移植、定植に保水剤の吸水性樹脂(高吸水性ポリマー)を使用する場合は水を予め吸水させた上でご使用ください。日本の防風林などの防災林の移植に使用され始めて20年ほどになりますが、今までずっと吸水させた樹脂を移植や定植の際には使用しています。
理由としましては乾燥状態のものを植穴の中に入れて樹木とともに土を戻す場合、予想以上に樹脂が膨らみ、地表面が盛り上がる場合があるからです。植木鉢の底に乾燥した樹脂を多めに入れて土を戻して水を入れると鉢から土が盛り上がることが観察できることがあります。雨水の場合、経験では予想外に膨らむことがあります。吸水させた吸水性樹脂を移植、定植の際に使ったケースでは過去、そのようなトラブルはありませんし、その後の成長も安定しています。
弊社の農業、園芸、造園緑化工事専用の吸水性樹脂で保水剤のウオーターワークスには公共工事の際に使う植栽工表があり、樹木の大きさに合わせて使用するウオーターワークスの量、バーク堆肥の量、パーライトの量、植穴の容積などが一覧表になっています。一部はホームページにも掲載がありますが、もう少し詳しいものはご連絡いただければお送りできます。この表で表示されているウオーターワークスの重量は乾燥状態のものですが、実際の使用では吸水させてご使用ください。
ご検討よろしくお願い致します。皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。