液体の微生物剤を排水処理の生物処理槽(曝気槽)に投入する方法

弊社の取り扱いをしている微生物剤の中に、何種類か液体のものがあります。全て濃縮液の状態になっています。取り扱っていただく中でご注意いただきたいのが、この濃縮液をそのまま曝気槽に投入することです。これは好ましくありません。

不都合な状態の代表的なものが過剰な気泡があります。液体の微生物剤の中には何らかの形で界面活性剤が入っており、濃いままで、十分なばっ気をしている中に入れば泡が出てきます。泡が出たならば、消泡剤を入れれば泡はとりあえず収まりますが、すぐに元に戻ります。過剰な消泡剤の投入は設備の形によっては何らかの次のトラブルが起きる可能性があります。

液体の微生物剤を使用する場合は、説明書にありますように十分に希釈して、予め休眠状態から再活性化するときに曝気をして、動き始めた状態にして、スプレーして投入するか徐々に入れていけば不必要なトラブルは防ぐことが可能です。

いろいろと試していただくことはいいのですが、明らかにトラブルになりそうなこと、危険な状態になる可能性が想定されることはしない方が無難です。使用説明書あるいはメーカーの指示に従いご使用ください。

弊社には様々な微生物剤があります。皆様の幅広いご要望に対応することができます。ご検討をよろしくお願いします。お問い合わせ心よりお待ちしております。

 

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