微生物を使用した排水処理の中で微生物はどのように凝集するのか、フロックを形成するのか?

微生物を使用した排水処理中の、ばっ気槽の中では微生物の活動によるフロック形成が起きます。いわゆる凝集です。これはどのようにして起きるのかということを聞かれたことがあります。その際に私がした回答は以下のようなものです。

生物処理槽(曝気槽)の水に不溶な物質の微粒子は通常、マイナスに帯電していて微粒子同士ではくっつきにくいので一般の凝集剤の場合はプラスに帯電しているものを入れて、しれに微粒子がくっつくことにより大きな塊ができてフロックが形成されて沈降していくということですが、微生物がフロックの形成を促進する場合は微生物がプラスに帯電して微粒子と結合してさらにその上に微生物が折り重なり大きな塊になるという理解でおります。凝集した、かたまりは不溶物と微生物の塊と考えられます。

弊社には皆様の目的に応じて優れた凝集作用と有機物の分解の性能を持った各種の微生物剤があります。ご検討をよろしくお願い致します。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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