農園芸専用の吸水性樹脂のウオーターワークスの高い根との親和性とは根が樹脂から直接に水を吸い上げることが可能なこと

多くの吸水性樹脂の特色は、素早く水を吸い、吸った水は元に戻さないところにあり、目的とする用途が求めるものが、これであれば素晴らしい性能を出すことができます。ところが植物の場合は、それで良いとは限りません。強く吸い込んで漏らさない水を根はどうやって吸収したらいいのか?出てくる可能性としていっぱいになった樹脂から漏れて出てくるものを吸収ということになるが、植物の事情に合わせて都合よく漏れてくれません。さらに基本的に使い捨てが前提のコンセプトで製造されたものが長期間に渡り、水を吸ったり出したりしながら、肥料や農薬を含む水が来ても壊れることがないのか?多分、皆様もいろいろと考えておられると思います。

弊社の農業・園芸専用の吸水性樹脂で保水剤のウオーターワークスは、もの作りの原点が植物の根が直接、樹脂から吸収できることを考え、様々な土中のケミカルの存在にもかかわらず性能が長期間に渡り安定したものにするというところにあります。樹脂への水の出入りが継続的に安定的に行われます。

根との親和性が高い、強いということは要するに根と樹脂がくっついて、直接、根が樹脂の中の水を吸い上げることができることを示しています。これは20年以上前に我国の農林省の試験場で某企業の研修生の方が吸水性樹脂の比較をした際に報告書に、ウオーターワークスの根との親和性の件が書かれていました。

具体的な状況としては育苗の箱のような容器に入れたものを出して、根の部分の水洗いをした際に他社の製品がすぐに根から落ちたのに対して、ウオーターワークスは洗っても根について離れなかったと試験場で聞きました。

樹木の定植、移植,植替え、育苗などをお考えの皆様、ご検討をよろしくお願い致します。皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。

 

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微生物を使った排水の生物処理の際のにおいの微生物臭

最近の質問で「微生物による排水の生物処理を行っているときに何か危険なガスは出ますか?」という質問が来ました。

微生物を使用条件である好気性の条件下で有機物を分解する場合は最終的に出てくるのは二酸化炭素と水になりますので、その意味では適正な条件が維持されているのならば危険なガスは出ないと言えます。

極端な酸性になり好気性の微生物の活動が停止して嫌気性のものの活動が始まったり、施設の中の一部の嫌気状態になっている部分からは嫌な臭いが出ることはありますが、こうしたことは日常の中で改善ができます。

問題は微生物の活動を通じて出てくる微生物臭という有機物臭です。例えて言いますと、雑巾の臭いでしょうか。微生物が健全に動いている証拠で施設を動かしている当事者としては喜ばしいものですが、周囲の方々がそう思っているとは限りません。周囲に住んでいる人がいる場合は、その傾向は強くなります。

微生物臭の改善方法ですが、他の消臭用に使う微生物剤を使って、微生物を使って微生物の臭いを消すということが一番効率が良いと思います。家庭用品を使って家庭で行う消臭対策とは違ったことをするのが肝要です。弊社の取り扱う微生物剤の例は弊社のホームページにあります。

弊社は皆様に様々な改善方法のご提案ができます。ご検討をよろしくお願い致します。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

 

 

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大量の油が土にこぼれた場合

大量の油が土の漏れた場合は、地表に残っているものは速やかに吸油剤などに吸わせて回収することが肝要です。吸い取れなかった部分は土中に浸みていきますので、油汚染の土壌としての処理が必要になります。何かをスプレーして終わりということはありません。

まずは、こぼれた量がどれくらいなのかを調べて、土中のTPH(全石油系の炭化水素量)を調べます。様々な必要な手順と手続きを終えた後に、微生物で汚染土壌を処理する場合はTPHに見合った微生物の栄養分の窒素やリンを添加して栄養バランスを整えます。石油の汚染の場合は通常の水処理でいうBOD(有機物)の部分が石油により非常に大きな数字になっています。さらに微生物が動くためには適切な量の水分が必要なので散水をする必要があります。

漏れが起きて、あまり時間が経過していない場合は、地表の付近に油は留まっている傾向があります。微生物を散布して、土を起こし土の通気性を良くして微生物が機能しやすいようにします。土が乾かないように、濡れすぎないように散水を適切に継続させます。

弊社の油が土に浸みこんだ場合に使う微生物剤はBFL6000HCです。ご検討をよろしくお願いします。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

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リンゴなどの果樹の苗木の定植・移植と育成を成功、改善させる保水剤で吸水性樹脂のウオーターワークス

リンゴなどの果樹の苗木の定植、移植をした後には、天候や気象条件の変動により育成が成功するかどうか不安な方も多いかと思います。大雨になるのか干ばつになるのか、それは分かりません。どのような気象条件になっても、その備えは怠ることはできません。

一番の心配は水不足による植物のストレスにより苗木が枯れてしまうことです。枯れなくても、成長が期待通りでなければ予定が狂います。植物の水に関する一番の保険のような製品は保水剤で、弊社は自信を持って吸水性樹脂のウオーターワークスをお奨めします。

ウオーターワークスは1990年代の初頭より日本でも防風林の移植の公共工事を中心に使用がされてきたもので国内の実績も十分にあります。

ウオーターワークスは最初から土中で長期間、繰り返し使用されるのが前提になって製造された製品で、使い捨てが前提の吸水性樹脂の用途開発として考えられているケースとは全く違います。果樹の場合、多くの肥料や農薬が使われて土中に入ってもウオーターワークスの機能が損なわれることはありません。ケミカルと温度の変動には非常に強いです。長期に渡り、樹脂の中の水の出入りがあり、果樹の根は樹脂から水を直接吸い上げることができます。ウオーターワークスは根との親和性がきわめて高いです。

果樹の苗木の定植に何かを使いたいと考えておられる皆様、ご検討をよろしくお願い致します。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

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常温で油(石油、鉱物油)を固めて不溶化、無害化する凝固剤のテラキャップ

常温で油(石油、鉱物油)を固めて、不溶化、無害化する凝固剤というと皆様はどのようなイメージをお持ちですか?食品油に添加して固めるタイプのイメージでしょうか?弊社のテラキャップは食品油のケースとは少し違います。食品油の場合は固まるのにある一定レベルの高温が必要ですがテラキャップは常温で添加するだけで固まります。

道路や工場内で油が漏れた場合は緊急性があります。短時間で固めて、不溶化して、無害化して引火性もなくしますし、油特有の臭いも消します。植物がある環境でも成長を妨げることはありません。誰でも特殊な技術なしで散布するだけで固めます。

処理は二段階に分かれていて、第一段階はシリカに油を封印します、第二段階で固めます。無色透明な油に使用した場合は、乾燥後は白い砂のようなサラサラの状態になります。吸油性ポリマーとは違った、さらに現場から油の痕跡まで消すような処理を探しておられる皆様、ご検討をよろしくお願い致します。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

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食品工場の植物性油脂、動物性油脂の洗浄後の界面活性剤のを含む排水の処理の問題

植物性油脂や動物性油脂の製品を製造したり、大量に使用した後には洗浄の過程があります、油脂を落とすために想定以上の洗剤(界面活性剤)を使うケースがあります。界面活性剤は排水中に存在していますと過剰な気泡が出る可能性が強いですし、処理施設の様々な場所、例えば膜処理施設の膜に付着することもあります。

泡が大量に出ることによる有機物の分解効率の低下や、泡を消すための消泡剤の投与が必要になります。消泡剤も油がベースになっているものも多く、過剰な使用は生物処理施設のバイオマスが対応できなくなった場合、界面活性剤の場合と同様に付着の問題が出てきます。

皆様がお困りの界面活性剤を含む排水を分解するための微生物剤が弊社のBFL5600SSです。世の中にある大半の界面活性剤を含む排水に対応しています。皆様、この機に是非、ご検討をいただきますようにお願い致します。お問い合わせ心よりお待ちしております。

 

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窒素やリンの栄養分がBODに対して十分にあるのに微生物による有機物の分解が進まない場合

排水処理施設の流入水のBODに対する窒素、リンの比率が十分であるにもかかわらず、対象にしている有機物の分解が進まない場合がありますし、工場内の別の排水から窒素やリンの多い排水を入れても分解が進まないケースがあります。

その場合に調べていただきたいことは、窒素やリンが微生物にとりすぐに取り入れることのできる形のものかどうかということです。以前に有名な植物の液肥を排水中に入れて分解が進まないという事例がありました。原因は植物用の液肥が緩効性で徐々に有効成分が利用できる形で、微生物が休眠状態から立ち上がろうとした際に栄養分が使えなかったということがありました。世の中、全てのことに共通することはタイミングを逃すと上手くいかないということです。

工場内の他の排水から持ってくる窒素やリンに関しても、それがどのようなものか調べてみる方がいいです。どのような背景の窒素やリンであるかです。どのような製品を作っている上での排水の中の成分なのかということです。さらに全窒素、全リンという形で分析表に出てきますが、例えば窒素の場合でしたら何態の窒素であるかまで出してみた方がいいです。私の知っている範囲では窒素の場合、アンモニア態窒素の吸収が良かったです。

弊社には皆様のお役に立てる様々な微生物資材があります。この機に是非ご検討をいただけますように。お問い合わせ心よりお待ちしております。

 

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排水中の界面活性剤を分解する微生物資材とバイオマス

様々な排水処理、例えば活性汚泥法や膜分離活性汚泥法(MBR)の膜処理などの様々な方法がありますが、工場の中で困る問題の一つが大量に発生する泡です。泡が過剰に発生して生物処理槽からあふれ出る状況は事故として報告しなければならないケースもあります。原因は様々ですが、排水中の界面活性剤の分解が十分でないケースも一つにはあります。界面活性剤は微量でも残っていますと相当な泡が立ちますし、処理水中に残存していて高い位置から放流すると派手に泡が出て驚くこともあります。

生物処理槽の場合は泡は適切な量が出る必要があります。溶剤などの基本的に水に不溶なものを処理するためには微生物が放出する天然の界面活性剤のバイオサーファクタントの存在が必要になります、これにより水に溶けた状態が作られて酵素が効くようになります。実際に生物処理槽を目視していますとバイオサーファクタントの泡と、過剰に出てくる泡には表現しにくい違いがあります。

泡を処理するためには消すための用途の消泡剤を使いますが、泡の原因を根本から改善するわけでないので効果は一時的です。さらに消泡剤の問題点の一つが油がベースになっているものが多いことです。油は十分に分解できないと様々なところに付着します。膜分離活性汚泥法(MBR)などの膜処理の膜の表面に付着して効果を低下させるファウリングを起こします。さらに界面活性剤自身も膜処理の膜に付着して膜を閉塞させる可能性もありますので排水中の界面活性剤は分解しないといけません。排水中の界面活性剤を分解する微生物資材で健全なバイオマスを生物処理槽中に確立するものとして弊社が自信を持ってお奨めするのが微生物剤BFL5600SSです。

皆様が困っている様々な問題を解決できます。ご検討をよろしくお願い致します。お問い合わせ心よりお待ちしております。

 

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腐植酸資材を使用した除塩による塩害土壌の改良

腐植酸とは植物などが微生物による分解を経て形成される最終生成物のフミン質(腐植物質)の中の酸性の無定形の高分子有機物でフミン酸とも呼ばれているものです。弊社が提案させていただくのはフミン酸複合体フィックスを使った除塩による塩害土壌の改良で、大きな工事をすることなく散布するだけで後は雨水の力で塩害土壌の改良をします。

フィックスは米国で荒廃した土壌や塩害土壌を復活させて、また元のように農産物が生産できる土地にするために開発されました。少ない量の散布で土地の復活を可能にしています。

塩害改良剤フィックスは土壌に蓄積した塩分をフミン酸のキレート効果で除去して衝撃を和らげ、塩分の濃縮を抑制し植物を成長させ土壌微生物を増殖させます。

(1)単なるフミン酸ではなく特別に生産したペプチドとフミン酸を含み、液体フミン酸複合体とタンパク質複合体が合体しており水に可溶で、塩害改良専用の資材です。

(2)海藻抽出物も含み自然本来の形で成長のための刺激を与えます。

(3)可溶性の塩類を金属イオン封鎖して植物の成長への衝撃を和らげます。

(4)土中の塩素のレベルを下げて微生物の活動を促進します。

(5)荒廃して価値のなくなった生産性のない土地を復活させて新たな価値を生みます。

(6)ゴルフ場など過剰な施肥による肥料塩害も土や芝の入れ替えなしで短期間に改善します。

(7)農業においては農家にとり財産の表層の土の表土を剥がす必要がありません。土をどこかに移動させて処理をする必要もありません。

(8)農業だけでなく住宅地あるいは工場の建設地も塩害土壌のままで工事を進めることは後の建物の耐久性を考える場合、短期間で行える塩害土壌の改良は必要だと考えています。土に散水するだけですと思ったように塩素もナトリウムも流れません。

これを機に塩害改良剤の腐植酸資材を使ったフィックスのご使用をご検討いただければ幸いに存じます。お問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

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生物処理を改良する

各種の生物処理法があります。活性汚泥法であるとかMBR(膜分離活性汚泥法)など様々にありますが、全て微生物の機能を使った浄化方法です。旧来の生物処理法では処理できない案件も出てきていますし、新たな処理方法は、その構造によるところの問題点があります。

一般的にBODで表示される成分は生物処理により分解が容易であるが、CODで表示される成分は旧来の活性汚泥法では難しいと言われていますし、それは事実でもあります。活性汚泥法の場合の新たな立ち上げに関しては難しい物質に対応する種汚泥を探すのが容易ではありませんし、製造の内容が変わって新たな難しい成分が出てきて旧来の処理方法では困難になった場合は弊社の天然由来の遺伝子操作の一切ない微生物剤の使用により対応ができます。現在の処理施設が排水に対して適正なものであれば新たな設備投資をすることなく弊社の微生物剤の投与で処理を変えることができます。難分解性の物質が分解できるようになります。

もう一つ、最近の膜による処理、例えばMBR(膜分離活性汚泥法)では膜処理の中で時間の経過とともに様々な物質が付着して処理を邪魔するファウリングという現象が起きています。膜に付着する油(石油由来)、界面活性剤やスライムの中に含まれる多糖類を分解する微生物剤がありますので用途に応じて使い分けられますし、用途に応じた配合を受注生産で製造することも可能です。こうした付着物を分解する微生物を使用することで膜洗浄の作業は省力化できます。この件は界面活性剤の分解の件を説明するブログの際にも書いた記憶があります。皆様のご検討をよろしくお願い致します。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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