生物処理を改良する

各種の生物処理法があります。活性汚泥法であるとかMBR(膜分離活性汚泥法)など様々にありますが、全て微生物の機能を使った浄化方法です。旧来の生物処理法では処理できない案件も出てきていますし、新たな処理方法は、その構造によるところの問題点があります。

一般的にBODで表示される成分は生物処理により分解が容易であるが、CODで表示される成分は旧来の活性汚泥法では難しいと言われていますし、それは事実でもあります。活性汚泥法の場合の新たな立ち上げに関しては難しい物質に対応する種汚泥を探すのが容易ではありませんし、製造の内容が変わって新たな難しい成分が出てきて旧来の処理方法では困難になった場合は弊社の天然由来の遺伝子操作の一切ない微生物剤の使用により対応ができます。現在の処理施設が排水に対して適正なものであれば新たな設備投資をすることなく弊社の微生物剤の投与で処理を変えることができます。難分解性の物質が分解できるようになります。

もう一つ、最近の膜による処理、例えばMBR(膜分離活性汚泥法)では膜処理の中で時間の経過とともに様々な物質が付着して処理を邪魔するファウリングという現象が起きています。膜に付着する油(石油由来)、界面活性剤やスライムの中に含まれる多糖類を分解する微生物剤がありますので用途に応じて使い分けられますし、用途に応じた配合を受注生産で製造することも可能です。こうした付着物を分解する微生物を使用することで膜洗浄の作業は省力化できます。この件は界面活性剤の分解の件を説明するブログの際にも書いた記憶があります。皆様のご検討をよろしくお願い致します。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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