バイオサーファクタントのラムノリピッドを販売してます

弊社はバイオサーファクタントのラムノリピッドを販売しています。

ラムノリピッドは日本語で言うとラムノ脂質です。リン脂質の一つです。リン脂質には親水性(水に溶けやすい性質、英語でhydrophilic)の極性頭部と疎水性(水をはじく性質の、英語でhydrophobic)の尾部の部分より構成されており両親媒性(amphiphilic)構造を持ちます。ラムノリピッド自体が界面活性剤です。

ラムノリピッドは微生物が自らのために作る界面活性剤です。バイオサーファクタントを日本語にすれば微生物界面活性剤となります。安全な天然物です。製造方法は緑膿菌であるシュードモナス・エルギノーサを発酵させて作っています。

誰でも知っている有名な物質ではありませんが、ネットでお調べになった方々は既にご存じかもれしれませんが国内外で様々な研究の対象になっている分野があります。

実用化された商業分野は油の洗浄分野で鉄道会社に使われております。イタリアのローマ市の地下鉄の油落しの用途で弊社のBFLバイオサーファクタントは使われています。BFLバイオサーファクタントは弊社が販売しているラムノリピッドの商品名です。

その他は石油タンクの洗浄用で現在の化学合成の界面活性剤は強くて環境に負荷がかかりますが、ラムノリピッドを使用すると、少ない水と少ない界面活性剤の量で短時間できれいに洗浄でき、洗浄後の排水の処理も今までの界面活性剤より容易になります。

ご使用になるとラムノリピッドはミセルを形成します。ミセルとは分子間力による多数の分子の集合体のことで界面活性剤溶液がある程度になったときにできます界面活性剤の分子またはイオンの集合体を示します。

ラムノリピッドのご使用を検討されている皆様、お問い合わせ心よりお待ちしております。

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土壌が汚染された場合、専門の会社とどのような項目を打ち合わせるのか

土壌汚染が起きた場合、何も調べなく、特に方針もなく薬剤の散布などをしてしまうと思ったような効果は得られません。おそらく自力で行うケースよりも専門の会社を読んで打ち合わせるケースが多いかと思います。その際に打ち合わせる項目としては例えばこのようなものがあります。

(1)土壌汚染の性質について

どのような物質で汚染されているのか、その物質にどのような特性があるのか調べます。

(2)どこからの汚染なのか?

汚染の原因の場所がどこか見極めます。

(3)漏出してから何年くらいか?

漏れ出たものが何年くらい、何か月くらいに渡っているのか、推定される量はどれくらいなのかを調べます。

(4)汚染の深さはどれくらいか?

どこまで汚染物質が浸透しているか調べるのは大事です。

(5)地下水の汚染がないか?

地下水に汚染がないか調べます。

(6)汚染の濃度がどれくらいなのか?

例えば石油の場合、どれくらいの炭化水素量が1kgあたりの土壌にあるのか調べます。

(7)想定される目標

どこまで浄化するかの目標を立てます。

(8)タイムスケジュール

どのような段取りにするのか決めます。

(9)重金属の有無の確認

土壌に重金属が存在しているかどうかの確認をします。微生物の活動の抑制要因です。

(10)土の性質

土の性質、透水性がどれくらいあるか調べます。

(11)土中にある、その他の遊離している物質があるか確認します。

(12)土中のpH

微生物が動くのに重要な条件の土中のpHを調べます。

(13)処理する土の量がどれくらいになるかを調べます。

(14)汚染土壌をどのように浄化するかを決めます。

(15)微生物の栄養源の土中の窒素とリンの量を調べます。

(16)土中の含水%を調べます。

土壌汚染の原因が油である場合、弊社の微生物剤のBFL6000HCがご使用になれます。土壌の油汚染でお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤を是非ご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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既に実用化されている有機溶媒(溶剤)を吸収する吸油性ポリマーのアクア N-キャップ

紙おむつに使用されている吸水性のポリマーが水を吸水するように油のように水になじまないもの、同じように水に不溶の有機溶剤を吸収する吸油性ポリマーは今までほとんど開発がされてこなかったというような情報がありますが、そんなことはありません。アメリカでは10年以上前に吸油性ポリマーは開発され、実用化され用途も開拓されています。地味に地道に現場で使用されていたのでそれが分からなかっただけの話です。

有機溶媒を吸う吸油性ポリマーに関しては特に目新しく新規性があるものとは言えないと考えております。弊社のアクア N-キャップは水は吸わない親油疎水性で、ほとんどの種類の油を吸収するだけでなく水に不溶の有機溶剤のアセトニトリル、酢酸ブチル、グリコールエーテル、メチルエチルケトン、トルエンなどを吸収できます。

吸油性ポリマーで有機溶剤、有機溶媒を吸収するものをお探しの皆様、この機会に弊社の10年以上の実績のあるアクア N-キャップを検討してみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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アンモニア態窒素の多い排水の改善に関して

排水処理をしていく中で窒素が多くてそのまま処理水を排水には問題があるケースがあります。まずはばっ気槽内の排水の分析をしてBOD、COD、全窒素、アンモニア態窒素、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素、全リン、pHなどの項目を計測します。

BOD、CODに見合った窒素やリンの量がない場合は栄養のバランスがBOD:窒素:リンが100:5:1になるように調整した方がいいです。さらにpHが微生物の活動できる範囲の6:5-8.0から外れているようでしたら調整も必要になります。

そうなると有機物を分解するためにアンモニア態窒素は微生物に消費されますが窒素が多い場合は有機物としての窒素も多いのでこちらの分解も進み新たにアンモニア態窒素が出てきます。有機物と有機体の窒素の量が多いと抑制物質として硝化を妨げることがありますので、この部分は改善の必要があります。各窒素の項目のバランスの状態を確認しましょう。

窒素分を窒素ガスとして空中に放出させるためには脱窒が必要で窒素は硝酸態になっている必要があります。そのためにはアンモニア態窒素からの硝化が順調に行っている必要があります。あまりにもアンモニア態窒素のレベルが高いと自然な形での硝化が起き難くなりますので、アンモニアを生物酸化して亜硝酸にする硝化細菌のニトロソモナスを投入する必要があります。弊社のニトロソモナスを含む微生物剤はBFL5800NTです。

高いアンモニア窒素でお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤をご検討いただければ幸いに存じます。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

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排水のばっ気槽の中の微生物の急激な増殖により粘性が高まる場合の対策

高温多湿な熱帯の工場の排水処理施設中でバイオマスを立ち上げる際に日本と同じやり方で開始しますと場合によっては微生物の増殖にきわめて適した状態ですと微生物の増殖のスピードが速くなりすぎて、短期間でBODやCODに対する窒素やリンの栄養分の比率が崩れます。崩れ方が激しいとばっ気槽の中で排水の増粘が始まります。

何らかの原因で爆発的な増殖がある場合は栄養分を短期間で使い尽くした後に、高負荷の排水が来ると微生物は自らを守るために周囲に多糖類の放出を始め、その後の事態の改善を待ちます。

改善方法としては、まず不足してしまった窒素やリンを補給して栄養バランスを復旧させることです。しかし一度放出されてしまった多糖類はそのまま残りますので、多糖類の分解を得意とする微生物剤のBFL5300PPを投入します。これで事態が改善されます。

ばっ気槽の増粘でお悩みの皆様、その原因を確認された上で、弊社の微生物剤BFL5300PPをご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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糸状菌によるバルキングの対策として自然本来の力で微生物剤を使い改善

バルキングとは膨化のことで排水処理の活性汚泥法にはよくある現象で汚泥が沈降しなくなり、液体と固体部分の分離がなくなり上澄み液が得られなくなる状態です。汚泥が沈降しないと活性汚泥法の処理はお手上げの状況となります。

原因は大きく分けて2つあります。糸状菌(filamentous fungus)の異常な増殖によるものと、それ以外のものになります。弊社が対応可能なのが糸状菌の異常増殖によるバルキングです。

糸状菌の増殖の理由としては有機物の負荷が高くなること、低いF/M比、栄養分の低下、特に微量栄養素の低下、さらに油脂分の存在があります。これらがその他の要因と複合して本来、微生物による凝集は抑えられて、微生物が利用する栄養分を糸状菌が奪うことによりバルキングはおきます。

弊社の提案は微生物剤BFL5050BCを使った改善です。本剤は微生物の増殖に必要な主要な栄養分と微量栄養素の双方を含みます。そして生分解性の高い起泡剤、柔軟剤、界面活性剤を含みます。起泡剤は糸状菌に浸透してバラバラに解体するように動きます。柔軟剤は水の硬度を下げて、界面活性剤は表面張力を低下させ、3つの要素が共同で糸状菌に対処します。

微生物剤の微生物の部分は排水のBODやCODを改善して水質を改善するだけでなく、増殖することにより糸状菌の支配を打破します。BFL5050BCは特に乳製品や乳製品関連の排水処理の好気性下で起こるバルキングには特に有効な改善策となります。

糸状菌のバルキングでお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤BFL5050BCの使用をご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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霜で植物が枯れることを防ぎ、守る対策として有効な蒸散抑制剤のアンチストレス

霜の出る時期は我々が思っている以上に長いです。冬の初めや春が近づく頃にも出ます。対策をしていない植物は枯れることが多いです。

土中の温度が低いと根が水を吸い上げる量は減ります。春の初めなどは大気の気温が上昇して土中の温度より高くなることがあります。この状況下では植物の蒸散が進み水分は急速に失われるのに根からの水分補給が十分でないので植物は水不足のストレスを感じます。

植物が霜で枯れるのは細胞内の水分が凍結して、細胞壁を破壊するようなことによります。凍結に耐えるためには細胞内に十分な水分が必要です。何も対策がなければ枯れます。

今までの対策としては根元を保温材の敷き藁、バーク、落ち葉、ビニールで覆ったり、透明なプラスチックのカバーやキャップやかごを植物にかぶせる方法もあります。既に何らかされているかもしれません。私は単独の方法よりも複数の方法を組み合わせることをお奨めします。さらに効果を確かにするための方法として蒸散抑制剤のアンチストレスを希釈してスプレーすることがあります。アンチストレスは45-60日で自然に分解するきわめて生分解性の高い水溶性のポリマーです。

アンチストレスはストレスを感じた植物が無駄に蒸散をするのを防ぐだけでなく、細胞内の水分を一定に保ちます。生分解性の高いアンチストレスのポリマー皮膜は植物上に約2度くらいの保護効果の膜を形成して植物を守ります。さらに皮膜は凍結や霜でできるキズを減らします。

植物を霜から守りたい皆様、この機会にアンチストレスをご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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スクラバーに使用する微生物剤

スクラバーというとバイオロジカルスクラバーというガスの中の有害な物質を分解するシステムと理解しております。大事なのは液体の部分で微生物が活発に増殖して、対象となる物質を分解できるようになっていることと、システムは様々あるかとは思いますが、ミストあるいは液体の微生物が、いかにガスの中の対象の成分を捉えるか、そして十分な時間をかけられるかというところになると思います。

対象となる物質以外にも様々な要素が含まれる場合は、それも含めて分解できるようにしておいた方がいいと思います。VOCの場合はBFL5900PHに含まれる微生物剤が適していますし、硫化水素の場合はBFL5700SOが適しています。

スクラバーに使う微生物剤をお探しの皆様、この機会に弊社の微生物もご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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1リットルの微生物剤BFLオドクリーンNSで脱臭処理ができる、コンテナの本数

BFLオドクリーンNSは濃縮された液体の微生物剤で使用される際には水で希釈して使います。500mlの濃縮液で40フィートのコンテナ1本が脱臭処理できます。ですから1リットルで40フィートのコンテナ2本が脱臭処理が可能になります。

500mlの濃縮液は1:20で水で希釈して使用しますので10.5リットルの希釈液で40フィートのコンテナ1本が処理可能になります。

20フィートのコンテナの場合は、1リットルの濃縮液で4本のコンテナの処理が可能になります。

コンテナの脱臭をお考えの皆様、この機会に是非、弊社の微生物剤BFLオドクリーンNSのご使用をご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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植物の輸送中のロスと廃棄の量を減らす蒸散抑制剤のアンチストレス

季節にもよりますが、輸送中に植物は様々のストレスを受けて、それがロスと廃棄につながることが少なくありません。ロスと廃棄を少しでも減らすために弊社の蒸散抑制剤のアンチストレスのご使用をお奨めします。

アンチストレスのご使用により蒸散が抑制されて鮮度の低下はかなり防ぐことができます。新鮮な植物は美的観点からのアピールが強いだけでなく商品の付加価値も高めます。

輸送中の取り扱いのダメージを皮膜をコーティングすることに、低下させます。

散布すると他に艶出しのケミカルを使う必要がなくなります。

植物が異なった気候の中での成長するのを助け、急激な気候の変化から植物をアンチストレスは守ることができます。

輸送中の植物のロスと廃棄を減らしたい方は、この機会に是非、弊社の蒸散抑制剤アンチストレスをご検討ください。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

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