アンモニア態窒素の多い排水の改善に関して

排水処理をしていく中で窒素が多くてそのまま処理水を排水には問題があるケースがあります。まずはばっ気槽内の排水の分析をしてBOD、COD、全窒素、アンモニア態窒素、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素、全リン、pHなどの項目を計測します。

BOD、CODに見合った窒素やリンの量がない場合は栄養のバランスがBOD:窒素:リンが100:5:1になるように調整した方がいいです。さらにpHが微生物の活動できる範囲の6:5-8.0から外れているようでしたら調整も必要になります。

そうなると有機物を分解するためにアンモニア態窒素は微生物に消費されますが窒素が多い場合は有機物としての窒素も多いのでこちらの分解も進み新たにアンモニア態窒素が出てきます。有機物と有機体の窒素の量が多いと抑制物質として硝化を妨げることがありますので、この部分は改善の必要があります。各窒素の項目のバランスの状態を確認しましょう。

窒素分を窒素ガスとして空中に放出させるためには脱窒が必要で窒素は硝酸態になっている必要があります。そのためにはアンモニア態窒素からの硝化が順調に行っている必要があります。あまりにもアンモニア態窒素のレベルが高いと自然な形での硝化が起き難くなりますので、アンモニアを生物酸化して亜硝酸にする硝化細菌のニトロソモナスを投入する必要があります。弊社のニトロソモナスを含む微生物剤はBFL5800NTです。

高いアンモニア窒素でお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤をご検討いただければ幸いに存じます。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

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