弊社はバイオサーファクタントのラムノリピッドを販売しています。
ラムノリピッドは日本語で言うとラムノ脂質です。リン脂質の一つです。リン脂質には親水性(水に溶けやすい性質、英語でhydrophilic)の極性頭部と疎水性(水をはじく性質の、英語でhydrophobic)の尾部の部分より構成されており両親媒性(amphiphilic)構造を持ちます。ラムノリピッド自体が界面活性剤です。
ラムノリピッドは微生物が自らのために作る界面活性剤です。バイオサーファクタントを日本語にすれば微生物界面活性剤となります。安全な天然物です。製造方法は緑膿菌であるシュードモナス・エルギノーサを発酵させて作っています。
誰でも知っている有名な物質ではありませんが、ネットでお調べになった方々は既にご存じかもれしれませんが国内外で様々な研究の対象になっている分野があります。
実用化された商業分野は油の洗浄分野で鉄道会社に使われております。イタリアのローマ市の地下鉄の油落しの用途で弊社のBFLバイオサーファクタントは使われています。BFLバイオサーファクタントは弊社が販売しているラムノリピッドの商品名です。
その他は石油タンクの洗浄用で現在の化学合成の界面活性剤は強くて環境に負荷がかかりますが、ラムノリピッドを使用すると、少ない水と少ない界面活性剤の量で短時間できれいに洗浄でき、洗浄後の排水の処理も今までの界面活性剤より容易になります。
ご使用になるとラムノリピッドはミセルを形成します。ミセルとは分子間力による多数の分子の集合体のことで界面活性剤溶液がある程度になったときにできます界面活性剤の分子またはイオンの集合体を示します。
ラムノリピッドのご使用を検討されている皆様、お問い合わせ心よりお待ちしております。