法面緑化の場合の保水材に吸水性樹脂のウオーターワークスを使用する

全国で法面緑化の工事がよく行われております。その中で問題となりますのは乾燥による水不足で植物が枯れてしまうことです。水不足の環境下の植物が受ける人間同様のストレスは想像以上のものがあります、さらに工事が終わった後の灌水作業も難しいところがあります。

弊社が提案させていただくのは保水材の吸水性樹脂のウオーターワークスです。工事のやり方は様々ありますのでお問い合わせをいただければと思います。根がどれくらい伸びるのかというのが一つのポイントですし、吸水させた樹脂は紫外線に弱いので直射日光をどのようにして遮るのかというのも重要です。

法面緑化の乾燥と水不足の問題を抱えている皆様、この機会に弊社の保水材のウオーターワークスをご検討ください。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

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アイルランドからの出張者が日本でよく受ける質問

アイルランドからの出張者が日本によく来ますが、よく受ける質問が3つくらいあります。私のような昭和に学生時代を過ごしたような人たちからはIRAの話が始まり、またかという顔をしています。10年以上前でしたか「デビル」という映画がありましたが、そうしたイメージも強いものがあります。

二番目は歴史を少しでも勉強した人は、昔、大変貧しくてアメリカに大量の移民を送ったり、餓死者が出たことを語り、「昔は貧乏だったでしょう?」と得意げにお話になる場合も同じような表情になります。

三番目は単に国名を混同しているだけですが、アイスランドとアイルランドを間違えているケースです。以前にアイルランドの国旗を旗を作っている会社に発注して届いた旗はアイスランドのものでした。この辺になると笑っています。

ネットで調べて5分ほど読んでいただくと国の概要は分かりますのでそうしていただけると皆さん、気持ちの良いビジネス環境になりますのでよろしくお願い致します。

以前に飲食店で「うすけぼー」という名前の店に連れていきましたら、元々、この言葉がケルト語でウイスキーの語源でしたので、これに関しては喜んでくれました。

 

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環境の変化に敏感な花、植物を守る植物用の抗ストレスポリマーのアンチストレス

植物の世界も人間の世界と同様で環境の変化に強いものと、弱いものに分かれます。非常に敏感、言い換えると非常に弱い花、植物はビジネスということになれば人間が守らなくてはなりません。

弊社は植物を暑い、寒いの温度差や水不足や風などのストレスからのダメージから守る抗ストレスポリマーのアンチストレスを長年、販売しております。標準的な希釈率は本剤1に対して水40くらいになりますが、敏感なものに対しては1:30あるいは1:20といった濃いめの希釈率でスプレーしてご使用になってください。

さらに敏感なものの場合は、1:20の希釈率かさらにもっと濃い希釈率で希釈液を作り、その中に花を浸けて出して処理するという方法が育苗場などでは採用されています。植物のダメージを守る方法を考えておられる皆様、この機会に弊社のアンチストレスをご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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水産加工排水を分解し浄化する微生物剤BFL5100HP

魚介類を加工する水産加工の排水には高いレベルのタンパク質があり、さらに相当量の脂肪分も含まれており、これが安定した処理を行うことを難しくしています。

さらに水産加工の排水は季節的に大量に出荷されるものがある関係で季節的な負荷の変動が大きく、これが排水処理施設には大きな負担となります。処理をしていますとタンパク質を含む成分は分解の過程で酸欠の状態を作り出すことが多いです。タンパク質が分解されますと大量のアンモニア窒素となり、それが排水の中に出てきます。

窒素の成分に関しては硝化と脱窒を通じて減らしていくことが必要になります。このような過酷な環境の中で働くことができるのが弊社の水産加工排水用の微生物剤のBFL5100HPです。

水産加工の排水の浄化を考えている皆様、この機会に弊社の微生物剤のBFL5100HPをご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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排水処理の中で脱窒が可能かどうか判定をする試験(テスト)について

脱窒は要するに窒素の自然の中の循環の中で排水中から窒素ガスの形で窒素を放出することですが、放出するためには排水中の窒素成分が硝酸態窒素になっている必要があります。そのためには処理の上で硝化が前段階で 適切に行われていることが必要です。

脱窒を行うためには嫌気状態あるいは水中の酸素が希薄である必要があります。脱窒を行うようなケースでは既に排水中の有機物が十分にないケースが多いのでメタノールやショ糖などを炭素源として入れます。産業用の排水処理の場合はメタノールの使用が多いですが、排水のリサイクルその他を検討する場合はショ糖の方が適している場合もあります。

もし10リットル程度の排水を使って脱窒の試験をする場合は、容器は深いものが良く、そして窒素ガスを逃がす排気をさせる部分も必要になります。理想的には10リットル程度の大きめのボトルをマグネティックスターラ―のようにゆっくりとしたスピードでかき混ぜて、少し開けた蓋のような部分から窒素ガスを排気させてはどうでしょうか?速いスピードでかき混ぜると酸素が発生する可能性があります。

メタノールあるいはショ糖を投入後、微生物剤を入れて、その後はCODと硝酸態窒素の数値をチェックしてみてください。CODと硝酸態窒素の数値の低下がなくなったら、炭素源を加えて、そして再び、これらの数値をチェックしてみてください。

弊社の微生物剤の大半には脱窒ができる機能があります。お奨めの微生物剤は産業用排水で炭素源にメタノールを使用する場合は、BFL5400GC、炭素源としてショ糖を使用する場合はBFL5200VPです。

脱窒用の微生物剤をお探しの皆様、この機会に是非、弊社の微生物剤をご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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なぜアイルランドのバイオ製品を使用するのかというご質問について

お客様を訪問すると、よくいただくご質問にどうしてアイルランドの製品を取り扱っているのかということがあります。多くの皆様は昔、現代国語で習った丸山薫氏の詩の中に出てくる牧歌的なイメージのアイルランドを想像されていると思います。現実は違います。

アイルランド大使館やアイルランド商務庁のホームページをお調べになるとよく分かると思いますが、国の一つの方針としてバイオやIT産業を発展の核になる産業としてずっと育成してきていることと、教育においてもその分野の人材が豊富であることが分かります。

我国では本の中では産業用の排水処理に使う微生物剤というのは未だに発展途上と書かれるケースがありますが欧州においては1970年代からこうした産業が生まれ、時代の変遷とともに製品は進化して洗練されてきましたし。実際の処理を行う現場の知識やノウハウの積み重ねも大きいものがあります。素晴らしい品質管理で作り出される微生物剤とどこにも負けないノウハウというものがアイルランドのバイオの長所です。

さらにアイルランドの場合は投資をする上での税制上の有利さもあり、多くの外国企業も進出しており、バイオ関連企業も多いです。こうした中でアイルランドのバイオケミカルや微生物剤は独自の地位を世界のマーケットの中で確保しています。

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休み明けの排水処理施設の硝化細菌の動きについて

正月休み、ゴールデンウイーク、お盆休みと長い休みが継続する場合、排水処理の施設の操業が止まることはありませんが、新規の流入水が入って来なくなります。既存の従属栄養の微生物のバイオマスはこの間に利用可能な有機物の分解を進めますが、問題は休み明けになります。人間の休み明けのような、今一つ調子の出ない状態になることがあります。有機物を分解する従属栄養の微生物に関しては休み明けには、しばらく無かった有機物の負荷が来ますので適合までには時間が必要です。硝化細菌が適切に動くためには、様々な有機態の窒素を分解を進める必要があります。

休みの間はばっ気槽の水温は少し低下する可能性がありますが槽内の硝化細菌が新たな排水が入ってくる前に準備を整える良い機会になると考えております。新たな有機物がばっ気槽に流入してくる間に硝化細菌は可能な限り増殖してアンモニア窒素から硝酸態窒素までの硝化を進めることができます。 休みの前にアンモニア態の窒素の計測をされていると思います。休み明けにはまずアンモニア窒素をはじめとする各項目を計測して比較をしてみてください。これで休み明けも硝化細菌が適切に動いているかどうか確認ができます。

弊社の取り扱う硝化細菌のニトロソモナスを含む微生物製剤はBFL5800NTです。さらに硝化を進める前に硝化の抑制要因となる難分解性の有機物を分解する微生物剤がBFL5400GCです。

硝化細菌とその活動の前提となる難分解性の物質の分解を検討されている皆様、この機会に弊社の製品をご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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明けましておめでとうございます

皆様、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
皆様に、よりお役に立てるような情報を提供させていただくことが、このブログの使命であると思います。今年も日々、頑張ります。

お正月の休みは広島に行ってきました。2日は想像していた以上の雪でホテルの部屋で休んでいました。3日は宮島と原爆ドームの世界遺産2カ所、4日は呉に移動して、大和ミュージアムと鉄のくじら館を訪問しました。

観光で広島に行くのは40年ぶりくらいで、大好きな路面電車に乗れたのが一番嬉しかったです。食事はお好み焼きを中心に食べておりました。今度は野球を広島で観てみたいです。街で黒田投手の復帰を祝福するメッセージを何か所かで拝見しました。

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ため池、池のヘドロから出る悪臭を微生物を使い、脱臭し分解する

ため池のヘドロが長い間、蓄積しますと悪臭を出し始めることがあります、特に池の水位が下がる際に、この傾向はあります。そこで提案をさせていただくのが弊社の微生物剤のBFLポンドクリーン2を使ったヘドロの悪臭の改善とヘドロの減容化です。悪臭の改善は約1週間でできます。ヘドロを安定化するためにはさらに数週間はかかります。本剤は微生物が石灰化した海藻の中に付着した形で微生物剤になっていますので、散布後はすぐに水底に沈み活動を開始します。

BFLポンドクリーン2の微生物は通性嫌気性微生物という酸素のある環境では酸素を利用してそうでない環境では別のものを利用する微生物です。この微生物の働きにより有機物が分解され悪臭は消え、ヘドロは減容化します。微生物が分解できるのは有機物であり、無機物の分解はできません。

BFLポンドクリーン2に含まれる微生物は悪臭の主な原因となる硫化水素を作り出す硫酸還元菌より増殖スピードが速く、池の中で硫酸還元菌と競合して勝ち残り、ヘドロの中で支配的になります。そうなってヘドロの有機物を分解して悪臭は止まります。硫酸還元菌の動きは、弊社の微生物が活動している限り抑えられます。

微生物の1gあたりの数はcfu(コロニーフォーミングユニット)という単位で表現されますが、本剤の場合は、1gあたり、1.0 x 10の七乗cfuになります。

安全性については元々土中にいる天然の安全な微生物で、植物にも害がありません。ドロマイト(苦灰石)と混ぜて農業で使用される例もあります。稲やその他の農作物に悪い影響はありません。EU(欧州連合)の微生物の分類のグループ1という動物、植物にも安全な微生物を使用しています。天然のもので一切の遺伝子操作は加えてありませんので安心です。

池のヘドロの悪臭でお悩みの皆様、この機会に是非、弊社の微生物剤のBFLポンドクリーン2をご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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排水処理の脱窒の際に担体を使う

排水処理をする中で、窒素分の多い排水、例えば硝酸態窒素が多い排水を中心にした処理をする場合が想定されます。通常の排水の流れでなく、窒素の多い排水を個別に処理をするようなケースが今後増えてきます。窒素の循環、つまり有機窒素化合物がアンモニア態となり、亜硝酸、硝酸態となる硝化を経て、最終的に窒素ガスとして空中に放出されるための脱窒に至るまでには様々な工夫が必要になります。

個別に排水処理の中で脱窒の際にまず第一に考えることは脱窒するためのバイオマス
を安定的に増殖させる方法を考えることで、結論から言いますと膜とかゲルなどの担体を脱窒槽に入れて安定させることが必要です。そうでないと安定した脱窒ができません。

一般的な排水処理の中で脱窒を考える場合は、単に脱窒槽が一つあるだけでは脱窒は機能しないと考えます。沈殿槽もなく、汚泥の返送を脱窒槽することもないとバイオマスは、活性汚泥法の場合は脱窒は安定しないです。活性汚泥法の場合、脱窒にはばっ気槽の前に嫌気状態の脱窒槽があり、ばっ気槽の後の 沈殿槽からの汚泥の返送があってバイオマスを安定化させるか、ばっ気槽の後に嫌気状態の脱窒槽を作り炭素源を入れて脱窒をします。

排水のリサイクルがなく処理後は放流ということであれば脱窒槽に担体を入れてバイオマスを安定的にして脱窒するのがベストと思います。

弊社の微生物剤の多くには脱窒の機能があります。硝化・脱窒でお悩みの皆様、この機会に是非、弊社の微生物剤をご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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