ペーパーバッグに入った製品ののラベルを貼る位置

数ヶ月前に、アメリカから輸入した製品でペーパーバッグに入ったものをそのまま出荷したら、ラベルの位置が間違っているということの注意がきました。この出荷の際にはラベルは人間でいうお腹の部分には貼ってなくて、端の部分にありました。

製品を立てた際には見やすいのですが、工事に使う際の報告書に載せる写真で製品名がバッグの一番大きなところに見えないというのがいけなかったようです。

アメリカ側はラベルは端の部分に貼るのが常識だと言ってきました。彼らも以前は日本と同じように貼っていたのですが。やむを得ないので、ラベルを送ってもらい、日本で出荷の際に貼るようになりました。手間ばかり増えて困ったものです。

前職の時代の随分、昔に訂正のラベルをバッグに貼るために、横浜に行ったことがあり、その際に倉庫会社の方が私が腰を痛めるといけないのでと、数百袋お願いしたことを思い出しました。今はそれほどの数ではないので自分でやっています。

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石油で汚染された土壌を微生物で分解して浄化する場合の酸素供給剤の選択

油で汚染された土壌を分解する場合に微生物を使って分解して浄化する場合に問題になってくるのは酸素です。浅い汚染の状況ですと定期的に土を耕起したりして空気に触れさせることにより分解をさせることは可能です。

少し深くなり、土を起こして処理するのが難しくなった場合に、効果があるのが酸素供給剤で、農業用にも様々発売されています。化学的には過酸化物のケミカルで過酸化水素か過酸化カルシウムになるケースが多いです。メーカーによっては汚染土壌を微生物で処理するバイオレメディエーション用の用途が書いてあるものもあります。

この2つの違いは、速く酸素が放出されるのが過酸化水素でゆっくりといくのが過酸化カルシウムです。弊社の微生物剤にどちらがいいかというと、過酸化カルシウムの方になります。どちらを選択するかは皆様の状況により変わると思います。

微生物を投入する前にTPH(全石油系炭化水素量)を計測して、それに見合った栄養分の窒素とリンを補給すること、微生物が活動するためには水分が必要なので、適度な湿りけを確保するための適切な散水も必要です。

弊社の土壌の石油による汚染に使う微生物剤はBFL6000HCになります。ご検討を宜しくお願い致します。

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少ない排水のサンプルで微生物の分解の試験をする問題点

排水処理を微生物を使って分解する手段を使う場合、対象となる排水に微生物が効果があるかどうかを、まず実験室で確認するケースがあります。日頃、拝見している例では1トンくらいのテストプラント、小さい場合で20-30リットルのプラスチックのドラムで行っています。

これを1リットルくらいの排水のサンプルで、栄養調整してばっ気してテストをする場合、すぐに分解する場合はいいのですが、動き出すまでにしばらく時間のかかる難分解性の化学物質の場合、分解が始まる前に相当量の排水のサンプルがばっ気により蒸発する問題があります。

蓋をして抑えても、ばっ気をすれば空気は外に出ますので、水分の減少をすることを抑えるのに多くは期待できません。一般的に難分解性のものはある程度の量を確保してテストして、3-4週はみた方がいいと思います。

弊社は様々な状況に応じた、微生物剤の製品群がありますのでご検討いただければ幸いに存じます。

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農園芸の用途で土中で吸水性樹脂を保水剤として使う場合の皆様の心配事にお答えします

弊社も、、農園芸専用の保水剤の吸水性樹脂のウオーターワークスを日本で発売してから約20年ほどです。

いろいろと来るお悩みというか、吸水性樹脂のウオーターワークスへのご質問ですが、よくあるもののいくつかをここで回答致します。

(1)吸水の倍率は、水により変わってきます。吸水性樹脂のカタログにあるものは精製水のような水でのもので、実際にご使用になる水道水や井戸水ではそこまで膨らみません。水道水で自重の300倍くらいのこともあります。

(2)樹脂に吸水された水は樹脂によりpHが変わることはありません。

(3)土中で極端に樹脂が膨張して根を圧迫するようなこともありません。逆に根との親和性の高い樹脂は根が樹脂から直接水を吸い上げることを可能にします。

(4)樹脂の中の水が根に吸い上げられることにより増減しますが、適量をご使用していれば、土が盛り上がったり、沈んだりすることはありません。

(5)樹脂自体は内部に水分があるので凍ることはありますが、水になれば再び、元の状態になり機能は速やかに回復します。

(6)土中に入ってくる肥料、農薬成分、あるいは根から出る化学物質に対しても強い耐性があります。製造の段階でウオーターワークスは何年も土中で継続的に使用がされるのを前提として作られています。

(7)ウオーターワークスは土中で分解した後も、悪臭やガスを放出することもありません。

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石油で汚染された土壌を微生物を使い分解して浄化する

石油がこぼれたり、流出したりすることにより土壌が汚染されることがあります。浄化法はいろいろとありますが、弊社としてご提案できるのは、微生物を使用して石油を分解して浄化する方法です。

石油がこぼれた直後の場合は、流出量やどのあたりの深さに達しているかは調べやすいのですが、時間が経過している場合は、流失した石油の量、どのあたりまで達しているのかというような情報が必要になります。

まず知らなければいけないのは、土壌の汚染のレベルです。どれくらい汚染されているのかは、様々調べる方法がありTPH(全石油系炭化水素量)で出てくる数値が必要です。

微生物剤の選択ですが、弊社の場合、石油を分解して土の中で使えるタイプの微生物剤にはBFL6000HCがあり、1立米あたりの投入量は決まっています。

石油汚染の土壌の一つの大きな特徴は石油が炭化水素化合物であることから、簡単に説明しますと、汚れの中の炭素分が著しく多いことです。微生物が動くためにはそれに見合った、窒素とリンの量が必要になるので、肥料を与えるように土に微生物の投入前に散布をします。

さらに微生物が活動するためには水分が必要で、いつも適度な湿り気が要りますので、必要に応じて散水するなどして水分の補給をします。

石油の汚れが浅い場所にある場合は硝酸ナトリウムなどの酸素の代替品も不要で週に一度土を起こすことでOKな場合もあります。石油汚染土壌の発生の際には是非、御相談ください。皆様の状況にあったご提案をさせていただきます。

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インドからの結婚式の招待状

先週の土曜日に、自宅に分厚い封書が海外から届いているので何かと思ったら、前職の時代、といっても30年近い前ですが、現地の駐在員事務所のローカルスタッフの娘の結婚式への招待状でした。

時期が年末年始のこちらも旅行中で行けないので早めに御断りの返信を出さねばと思っているところです。10年ほど前に日本で会って以来、年末のカードとたまに送るメールだけの関係ですが、忘れずに覚えていてくれたことは嬉しいですね。

インドの場合、仕事上で聞いたのは現地で新しい事務所のオープニングのパーティーなどする場合、100%来ないと分かっていても御招待状を送るのが礼儀ということでした。日本風に気をつかって送らなかったら、後で文句を言われたという駐在員の話を聞きました。

 

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造園緑化工事で樹木を移植する際に蒸散抑制剤を使う

弊社に植物用コーティング剤や蒸散抑制剤のお問い合わせをよくいただくことがあります。用途で多いのが樹木の移植の際に使うケースです。

樹木を植えた以上は着実に生存して、成長する必要があります。吸水性樹脂を使い、根が樹脂から直接吸い上げることによる生存率向上の改善方法は今までにもしていただいております。問題は、根が樹脂から水を吸い上げるためには少々タイムラグがあります。

さらなる安全を追求する場合は、スプレーしてすぐ効果の出る蒸散抑制剤のアンチストレスのご使用をお勧めします。葉の裏側を中心にスプレーしていただきますと気孔の開閉がコントロールされるようになります。移植直後の樹木は高いストレスに置かれて、無駄な蒸散が増えます。それを防ぐことにより萎れたり枯れたりするのを防ぎます。

蓄熱性がありませんので、複数回スプレーしても葉焼けはありませんし、45-60日で自然に分解するので安心して使用できます。スプレーして樹木の移植をすれば、枝打ちも大幅に削減することもできます。

植物用コーティング剤としてみた場合は良きつや出し剤となります。

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微生物剤を使ってアンモニアを処理すること

弊社のホームページに「アンモニア分解」とか「アンモニア処理」ということでよくお問い合わせをいただきます。お客様のお問い合わせの内容は2種類に分かれます。

一つ目は硝化としての水処理の分野で水中のアンモニアのレベルを下げること、もう一つは強い臭気の原因としての脱臭の用途です。水処理の分野とも関連があり、バイオロジカルスクラバーとかバイオスクラバーなどの装置で臭気の原因のアンモニアを処理するケースです。

臭気に関してはバイオスクラバーのような装置を設置できないようなケースでどうかるかということですが、弊社も対応できます脱臭専用の微生物剤でアンモニア臭を含めて処理をすることが可能です。この場合は臭気の原因の部分にスプレーをしたり、水処理の場合は生物処理槽の中に入れることもあります。

水処理の硝化の分野は水質の管理上、窒素の排出には基準があり、それは守らなければならず、それはできるだけ自然な形でリーズナブルなコストで処理ができます。微生物を使っての処理の特徴は、微生物の場合は増殖して増えます、生き物でないケミカルは自ら増えることはありません。増殖した微生物は排水処理に寄与します。

アンモニアの処理は分解という用語は適切ではなく、硝化あるいは生物酸化ということになります。弊社の微生物剤でアンモニアを処理できるものは硝化細菌ニトロソモナスを含むBFL5800NTになります。

脱臭でアンモニア処理のバイオロジカルスクラバーを考えておられる方々、排水処理でアンモニアを除去したいと考えておられる方々、ご検討宜しくお願い致します。

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保水材の吸水性樹脂ウオーターワークスを庭作りに使用する

庭といっても少し大きめの庭を作る際に、斜面に樹木を植える場合があります。樹木の場合、花壇や芝生のように頻度の高い散水をすることは極めて難しいのが実情です。基本的に樹木は雨水だけで生きていく必要があります。

ところが昨今の異常気象がありますし、移植した樹木はそれだけでも相当のストレスを受けており、水枯れ、水不足、干ばつに直面すると、生存が難しくなるケースも出てきます。植えた以上は、生存して、成長して安定していく必要があります。

そこでのご提案です。弊社の吸水性樹脂の保水材のウオーターワークスを使用していただくことです。一般的な使い捨ての吸水性樹脂と異なり弊社のものは土中で何年も使用することを前提としております。環境の変化や人間の使うケミカルや根から出る様々な物質に対しても耐久性があります。ご検討いただければ幸いに存じます。

 

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種汚泥と微生物剤

皆様が新たに排水処理の設備を作られて運転開始、立上げの際にはどのようにされていますか?どこかからバイオマスの素ともいえる種汚泥を持ちこんでスタートされるのではないでしょうか?

問題は、その種汚泥が皆様の処理しようとしている排水に適合したバイオマスかどうかということです。他社の汚泥に必ずしも、必要な微生物がいるとは限りません。さらに、立ち上げてから安定するまでの時間がかかります。

こうした立上げまでの時間と、適切な種汚泥を探す時間を削減し、改善するのが弊社の微生物製剤の製品群です。皆様の目的別の微生物を含んだ製品があり、素早く立ち上がり、安定した処理を可能にするバイオマスを短期間で作ります。

さらに、弊社の微生物剤は既存のバイオマスの中に改善のために入れても、今ある微生物群と競合することなく、本来持っている効果を発揮しますので非常に便利です。皆様の用途の中でご検討いただければ幸いに存じます。

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