造園緑化工事で樹木を移植する際に蒸散抑制剤を使う

弊社に植物用コーティング剤や蒸散抑制剤のお問い合わせをよくいただくことがあります。用途で多いのが樹木の移植の際に使うケースです。

樹木を植えた以上は着実に生存して、成長する必要があります。吸水性樹脂を使い、根が樹脂から直接吸い上げることによる生存率向上の改善方法は今までにもしていただいております。問題は、根が樹脂から水を吸い上げるためには少々タイムラグがあります。

さらなる安全を追求する場合は、スプレーしてすぐ効果の出る蒸散抑制剤のアンチストレスのご使用をお勧めします。葉の裏側を中心にスプレーしていただきますと気孔の開閉がコントロールされるようになります。移植直後の樹木は高いストレスに置かれて、無駄な蒸散が増えます。それを防ぐことにより萎れたり枯れたりするのを防ぎます。

蓄熱性がありませんので、複数回スプレーしても葉焼けはありませんし、45-60日で自然に分解するので安心して使用できます。スプレーして樹木の移植をすれば、枝打ちも大幅に削減することもできます。

植物用コーティング剤としてみた場合は良きつや出し剤となります。

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