排水中の硫化水素など硫化物を硫酸塩に生物酸化して無害、無臭化して除去する際に大事なことは何か?

硫化水素をはじめとする硫化物は厄介なものです。生物的に酸化して硫酸塩にして無害、無臭化して除去する際に大事なことは適切な天然の微生物剤の選択になります。多くの微生物剤が脱臭の効果を書いていますが臭気の原因まで含めて改善するものかどうか確かめる必要があります。

多くの微生物が硫化物を酸化する際に酸素を使います。しかし、いつも酸素が入手可能な環境ばかりではありません。酸素のない嫌気の状態で酸化をするためには水中の硝酸イオンを使って酸化できればいいのですが、それができる微生物は極めて少ないのが現状です。

弊社の微生物剤BFL5700SOは嫌気状態では硝酸イオンのNO3-を使い硫化物の酸化が自然にできますし、酸素が入手可能なところでは酸素を使って硫化物を酸化できます。両方できる稀な微生物剤がBFL5700SOです。どうしても嫌気状態で硫化物を酸化処理しなければならない場合、非常に重宝です。

微生物剤は全て自然環境由来の天然の微生物剤で自然な形で増殖して硫化物を生物酸化する最適なバイオマスを作ります。

排水処理の中で硫化水素をはじめとする硫化物を含む排水がありお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤のBFL5700SOを検討してみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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硫化水素や有機酸の悪臭をどのように除去、改善するか?

イオウや窒素化合物を含む排水が空気にさらされたりするときの有機酸の悪臭、逆に嫌気状態に排水が嫌気になり硫酸塩が還元されて硫化物ができるときは硫化水素の悪臭が発生します。

悪臭を改善しようと考えた際に、まず考えるのはエアレーションをして解決ということを考えますが、コストがかかりますし、エアレーションができない現場もあります。ケミカルを入れて悪臭の緩和をするということもありますが、これも相当なコストアップになります。弊社が提案させていただくのは生物的な方法で微生物剤を使って原因から解決する方法です。使用する微生物剤はBFL5700SOになります。

具体的に各種の方法で考えてみますとマスキング剤を投入する方法は問題を隠すことはできますが、原因を解決する訳ではありません。アミンを投入する方法もありますが、これで悪臭が解決できるのは硫化物のケースだけです。化学的な酸化剤のオゾンという方法もありますが、効果が不十分な場合、事態の悪化の可能性もあります。

弊社の微生物剤のBFL5700SOの場合は、硫化物を微生物により生物的に酸化して悪臭の原因を元から解決します。本剤は酸素の存在する環境でも酸素のない嫌気の環境でも酸化が可能です。ガススクラバー、バイオロジカルスクラバーのメーカーの方々からもお問い合わせをいただきますが、本剤はこうした環境での使用が可能です。

特に硫化水素の悪臭でお悩みの皆様、この機会にBFL5700SOをご検討ください。皆様のお問い合わせ、心からお待ちしております。

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ゴルフ場のグリーンの芝、スポーツターフにアゾスピリラム菌(アゾ菌)を使用して窒素を固定して根を伸ばす

アゾスピリラム菌(以下アゾ菌)は土中にあり窒素を固定して、植物ホルモンのインドール酢酸の分泌を促進して根を伸長させる効能があります。良い細菌などのですが、土中には少なく、今まで商業化して生産するのも難しかった微生物です。

ゴルフ場の芝やスポーツターフに使用して一番の効能は、窒素が固定されることによる成長の促進と根がよく伸びるところにあります。さらに、ゴルフ場やスポーツターフともに植物に対して激しいストレスがかかるところですが、ストレスに対する耐性を強化することも見逃せません。

弊社の提案はアゾ菌のアゾスピリラム・リポフェルムとアゾスピリラム・ブラジレンスの2種を含み全米のゴルフ場で既に広く使用がされているテイゾーです。ゴルフ場やスポーツターフの関係者の皆様で強い芝を作ろうと思われている皆様、この機会にアゾ菌2種を含むテイゾ―をご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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微生物剤の価格を論じる際は、kgやリットルの単価で評価するよりもc.f.u.(微生物の単位)で考えて欲しい

公共事業や販売するときはkgであったりリットルの単位で微生物製剤は販売されていますが、大事なのはその中にどれくらい微生物が入っているかです。微生物剤の増量剤は穀物系のシリアルであったり水であったりします。最も大きな重量や容積を占めるのはこの部分です。意図的にこうした単位当たりの価格を安くしようと思えば、この部分を増やせば安くなります。

しかし大事なことは、kgやリットルの製剤の中にその中に有効な微生物がどれくらい入っているかということです。微生物の「個数」を表現する際に使われるのが単位であるc.f.u.です。

c.f.u.はcolony forming unitの略です。細菌数測定用培地上に出現したコロニーの数のことです。それぞれのコロニーは1つの細菌細胞から形成されると考えられていましたが、培地上に形成されたコロニーは必ずしも一つの細菌細胞由来のものとは限らないことから、出現したコロニー数を細菌数とせずにc.f.u.とするようになりました。

この数値は1グラムあたりどれくらいの単位というような形で表現されています。他社様の微生物剤のc.f.u.を測定したことがありますが、カタログに書かれている微生物数(c.f.uではない)とc.f.u.が大きく異なっていて驚いたことがあります。

弊社は、各微生物剤のc.f.u.は公開できますのでお気軽にご質問ください。弊社の微生物剤はホームページご覧いただけます。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

 

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花や植木などの植物の輸送中、移動中の萎れ、枯れの問題をどう解決しますか?

夏の花のハイビスカスなどを、少し寒い日に短時間でも外に出しますと、水を十分に与えた状態でも萎れてしまうことがあります。温度差のストレスによるショックによるものと思いますが、輸送の際にも同じことが起きます。

植物の温度に対する敏感さは、それぞれに違いますが敏感なものは2-3度の差であっても水分が十分にあるのに萎れます。皆さんは、積み込む前に十分に給水後、何か他の対策をしていますか?現状、車の中、あるいは列車の中でできるだけ同じような温度で運ぶことしかありませんが、いつもベストの状態の温度ばかりとは限りません。わずかな温度差でしおれることがあります。

移動や輸送の際には植物の側にはかなりのストレスが発生して、必要以上の蒸散をします。一度萎れてしまうと元には戻らないケースが多いです。そうなると枯れてしまいます。

弊社の改善提案は蒸散抑制剤のアンチストレスの使用です。アンチストレスは水溶性のアクリルポリマーで、水によく溶け、スプレーをすると乾いた後は透明の皮膜を形成します。葉の気孔があるのは裏側ですので、裏側を中心に水で希釈したアンチストレスをスプレーすると無駄な蒸散を防ぐことができ、植物の瑞々しさは保持されます。植物の光合成や呼吸も阻害しません。

皮膜は45-60日で自然に生分解しますので安心してご使用になれます。植物の輸送中、移動中の枯れ、しおれが心配な方々、この機会にアンチストレスを検討してみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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石油を含む排水を分解して浄化する微生物をお探しの皆様への提案

今まで石油を含む排水を分解できると称している微生物剤をご使用になったことはありますか?効果はいかがだったでしょうか?

石油精製施設や石油化学工場からの排水には様々な石油由来の成分が含まれます。脂肪族、芳香族化合物もあります。一例を挙げますと規制されている項目の一つでもあるベンゼンなども含んでいます。

こうした成分を含む排水を分解できるのが弊社の微生物剤のBFL5500HCです。現実の工場排水の中で使用されて効果を出しています。石油精製や石油化学工場でなくても石油由来の成分が排水の中に入ることは多く、こうした成分が未分解ですと排水の基準に関する問題となりますし、排水処理の中の硝化を妨げる要因にもなります。

弊社の提案は微生物剤のBFL5500HCの使用です。活性汚泥法、MBR(膜分離活性汚泥法)などほとんどの排水処理の方法の中で使用することが可能です。ご使用のメリットを3つほど挙げます。

(1)石油系成分は水に不溶です。微生物が動くためには分解の対象になる成分が水に溶けている必要があります。溶かすためには様々なタイプのバイオサーファクタント(微生物界面活性剤)を微生物が作ることが必要で、BFL5500HCに含まれる微生物は様々なバイオサーファクタントを作ります。微生物は酵素の工場であるだけでなくバイオサーファクタントの工場でもあります。

(2)バイオサーファクタントを放出した後は、様々な油であるガソリン、軽油、重油、潤滑油、機械油を分解するための酵素を放出します。

(3)さらに微生物は高い凝集性を持ちますので、フロックを形成したして、きれいな処理水を作ります。

石油を含む排水でお悩みの皆様、この機会に弊社のBFL5500HCの使用を検討してみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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リンの吸着剤のフォスロックの用途に関して

弊社では粘土のような素材のベントナイトに特殊な加工をしたリンの吸着剤のフォスロックという製品を取り扱っています。顆粒状のものを散布しますと、水底に降下していく際にリンを吸着していきます。投入量にもよりますが、水中の97-99%のリンを吸着して栄養分として出ないようにする優れた効果があります。

問題は1mgのリンを100mgのフォスロックが吸着する比率ですので、どうしても粘土状の廃棄物が多く出るところです。水中全体に10kgのリンが存在すると1000kgのフォスロックが必要になります。毎日というと相当な量になります。

多く使われているのは池などの浄化の用途です。こちらの場合は水底に粘土が堆積しても必ずしも除去の必要はなく、そのままでOKというケースが多いです。工場だとそのようには行きません。それに自然の池などのケースは全体に含まれているリンの量も産業排水に比べれば非常に少ないですし、毎日変わるようなことがないというところがあります。

池のケースですとロンドン五輪の際のトライアスロンのコースで使用された実績があります。非常に効果があったということです。

産業排水でもし使うなら最後の仕上げのようなところしか使えないのではと私は思っております。

 

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植物と共生する菌根菌製剤は毎年、投入、使用する必要がありますか?

結論から言いますと、一概には言えないです。状況により変わる部分も多いですので。基本的に考えているのは果樹などの樹木や多年草の場合は、同じ量を毎年投入する必要はないと考えます。農薬や肥料などの使用で菌根菌もある程度は死にますので、その分の補充は必要です。樹木の場合、例えば防災林などを植える場合は、一回だけでOKだと考えています。

一年草の場合は、終わった後は抜いてしまうでしょうから、毎年使用する必要があります。根の周辺に菌根菌がいますので根を抜くことが、菌根菌がなくなることを意味しますので。

大量の農薬と肥料を散布しないところでは菌根菌は土中でしぶとく生き残っている可能性が強いですが、菌根菌が土中で安定して増殖するまでには時間がかかるということも考慮に入れてください。

全体のコストの中で菌根菌が占めるコストがどれくらいになるかですが、小さいならばできるだけ毎年、散布、足りなくなった分の補充をするという考えでいいと思います。弊社の取り扱っている菌根菌製剤がバイオオーガニックスです。

菌根菌に興味を持たれた皆様、この機会にバイオオーガニックスを検討してみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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複数の汚染物質が排水中にあっても微生物剤は容易に分解と浄化ができます

産業排水を考えますと、汚染物質の内容が単独の物質であることはまれです。複数の汚染物質が入って分解ができなければ実際の現場では使えません。長年の実績があり商業化されている微生物剤ならば複数の汚染物質であっても問題はありません。

弊社の微生物剤は用途別にそろっています。各微生物剤が分解ができる範囲は広いものがあります。中に含まれる微生物の種類は複数あり、それぞれ温度であるとかpHの最適な部分も微妙にに違っていて、現場の様々な状況に対応できる多様性のある微生物の構成になっています。

複数の用途の排水が入る場合は、ブレンドして使用ができます。弊社の微生物剤はほとんどのタイプが混合しても不適合を起こすことはありません。相乗効果を出しながら分解をして浄化を進めていきます。

微生物剤の使用に興味を持っておられる皆様、この機会に弊社の微生物剤を検討してみませんか?皆様の用途に関するご相談もさせていただきます。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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イベントの会場などで花や植木に十分に散水、給水、水やりができないときに水枯れや萎れをなくす方法

前回にイベントのことを書いたときは鉢やプランターの土の部分に吸水性ポリマーのウオーターワークスを使い、水枯れを防止する方法を書きました。これは根の部分からのアプローチです。

もう一つのアプローチとして植物の中の水分が蒸発、蒸散する量を抑える方法があります。蒸散抑制剤のアンチストレスを使用する方法です。葉の裏側を中心に希釈したアンチストレスの溶液をスプレーしていただきますと、植物が高いストレスを水不足により感じる際の無駄な蒸散を避けるように機構の開閉をコントロールする皮膜ができます。

さらに、植物全体にもスプレーしていただきますと、全体につやが出ます。美的な意味でも価値が出ます。全体的に活力にあふれ、瑞々しい状態になります。もちろん使用する前には十分に散水をしていただく必要があります。

かつて某住宅展示場で庭の一角をアンチストレスの希釈液をスプレーしましたら、その場所はそうでない場所と外観が明らかに違っていました。違いは短時間で出てくるのが蒸散抑制剤のケースです。既に日本に導入して20年以上の歴史があります。

無駄な蒸散を抑えて、水枯れや萎れを防ぎ、植物の美しさやみずみずしさを保ことに関心をお持ちの皆様、この機会に弊社のアンチストレスを検討してみませんか?お問い合わせ心よりお待ちしております。

 

 

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