界面活性剤を含む排水を分解する微生物、細菌を販売しています

排水処理の世界ではBODで表示される成分は分解しやすく、CODの数値に現れる成分の分解は難しいと言われております。事実、その通りであると思います。低めのBODに高めのCODというのはよくあるケースです。

多くの会社の方が、界面活性剤を含む排水の困難さをよく話しておられます。界面活性剤は放流水に微量でも残っているような場合、放流の基準をクリアーしていても、放流口から水路に落ちるところで多めの泡が出るケースがあり、周辺に住んでいる方々は何か問題があるのではという印象を持つケースもあります。

確かに一般的には難しいと言いながら、弊社には、世の中のほとんど全ての界面活性剤を含む排水の分解が可能な微生物剤のBFL5600SSがあります。界面活性剤は多くの化学製品の中に含まれていますので、化学工場のプラントの中には多かれ少なかれ含まれている成分です。

消泡剤で発泡を抑えて処理をする方法もありますが、これですと界面活性剤そのものが分解される訳ではありませんので根本的な解決ではありません。困難と言われる界面活性剤の分解を通じて、排水処理の全体の効率を上げてみませんか?界面活性剤の分解でお悩みの皆様、この機会にBFL5600SSのご使用をご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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リンゴなどの果樹の若い木、苗を植える、植栽する、移植する場合、保水材の吸水性ポリマーを、水不足や水枯れの対策にご使用ください

リンゴなどの果樹の若い苗を移植したり、植栽したりする場合ですが植えたときはいいのですが、その数週間から数か月後に水不足の時期がくるケースが少なくありません。成長期の樹木に水不足のストレスが必要以上にかかりますと、その後の成長や果樹の品位に悪い影響を与える場合があります。

樹木の場合は、花壇の花に水をやる感覚で必ずしも散水ができる訳でもなく、土中の保水の対策を何か考える必要があります。それも大事な財産になるものですから目新しいものでなく、長年実績があり安定して成功できるものの選択が必要になります。実績も海外だけではなく国内のものも必要ですよね。

弊社の保水材の吸水性ポリマーのウオーターワークスはアメリカ製の園芸専用の保水材ですが、日本では防災林の移植で既に全国で20年以上の間、使用がされてきています。安心してお使いいただけます。

リンゴの若い木を植えられる皆様、植えた後、植栽後の水枯れ、水不足が心配なようでしたら、この機会にウオーターワークスを使ってみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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脱臭フィルター、バイオロジカルスクラバーに弊社の微生物剤を使ってみませんか?

脱臭フィルターに活性炭を使用することは多いです。微生物を使った脱臭の場合も、最終の仕上げで使っているケースはあります。活性炭と微生物の違いは何でしょうか?

一番の違いは活性炭は生物でないので子供を産まないが、微生物は子供を産むということになります。要するに微生物は増殖するが、活性炭は増殖しないということです。微生物は条件を整えれば、どんどん増えますが、活性炭は十分に臭気の元を吸収したら取り換えの必要があります。

微生物の場合、使うためには水の状態が必要で、それは霧状のミストでも構いません。微生物の場合、対象となる有機物そのものを分解しますので臭気の元を解決します。臭気のもとは皆様の工場の状況に応じて違いますので使用する弊社の微生物剤は皆様の用途により変わります。例えばVOC(揮発性有機化合物)でしたら弊社の場合、BFL5900PHが対応します。それに応じた設備があれば問題ありません。

その他の悪臭一般に関しては、弊社のホームページには掲載していませんが、BFLオドクリーンNSという、もともと海上コンテナの脱臭に使用しいる微生物剤が良いのではないかと思います。

脱臭フィルター、バイオロジカルスクラバー、ケミカルスクラバーを検討されている皆様、この機会に弊社の微生物剤をご検討いただければ幸いに存じます。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

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遊休設備・装置・タンクを使って新たに微生物を使った難分解性物質の排水処理にチャレンジしませんか?

仕事柄様々な工場を訪問させていただきますが、排水処理の施設をご案内いただく際に使っていないタンクや設備が結構あります。もったいないですね。活性汚泥槽として使用できたり、中には担体があるケースもあります。いろいろな理由で遊休状態になっている設備、タンク、装置があります。

様々な難分解物質の排水処理にチャレンジされる会社は多いです。実験室で成功した後は、次の段階のセミコマーシャルな状態での試験をするケースもあります。その実証試験に使える施設もあれば、さらに大きなレベルでの商業的な運用も可能な施設もあるでしょう。

新たにタンクを設計して設置するコストに比べれば、そのまま既存の遊休施設を使う場合や部分的な改修で使うことができれば、大幅なコスト削減が可能になるだけでなく、遊休施設の有効利用となり会社にも貢献できます。

分解する物質、有機物は皆様の会社により様々に異なっていると思いますが、それに対応した、使うことができる優秀な微生物剤が弊社にはあります。微生物を使って今まで無理と言われてきたような有機物、物質の排水処理の中での分解にチャレンジしようとする皆様、この機会に弊社の微生物剤を検討してみませんか?心より皆様のお問い合わせ、お待ちしております。

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養殖魚を生きたまま鮮魚輸送する場合の輸送中の水中のアンモニアの対策は考えてますか?

世界各地で鮮魚がブームで、鮮度の高い魚の需要は世界的な高まりを見せています。海外のユーザーから比較的大きな魚介類を生きたまま輸送するときに、その輸送時間中にアンモニアの濃度が水中で高まり、場合によってはアンモニア臭も出ると聞いたことがあります。そのような体験はありますか?

微生物による生物処理は入れてから、微生物が安定して動き出すまでにある程度の時間が必要です。輸送を始める際に新鮮な海水に微生物を入れて低温で輸送する場合は、まず温度が微生物の立ち上がりに関して問題になります。増殖を抑制します。そして出発の際に水槽の中の有機物は少ないので微生物が分解するものがありません。到着するころに微生物が動き出すような状態になります。これではあまり使う意味がなくなってしまいます。硝化細菌はアンモニアの量が少ないので立ち上がる可能性は低いです。

もし改善をするならば、移動の前の魚が活きている状態の場所に微生物を増殖させて、その場で安定したバイオマスを形成して、その水をそのまま輸送に使ったらどうかなと思います。一度、微生物が立ち上がったバイオマスは低温になってもある程度動きます。そして水中に魚から放出されるアンモニアを自らの栄養分として吸収して魚からの有機物を分解します。

弊社の場合の魚介類の養殖に使用できる微生物剤はBFLアクアクリーンです。新鮮な鮮魚の輸送に興味をお持ちの皆様、お問い合わせをいただければ幸いに存じます。

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微生物を使い排水処理の中で有機物を分解する際になぜ窒素とリンが必要か?

排水処理をする中で、排水の分析をしないで、好気性の条件下で有機物を分解する微生物剤を投入する場合は、効果はあまり期待することができません。微生物は自分にとり好ましい条件下でのみ増殖して、酵素を作り出し有機物を分解するからです。

皆様からのご質問で、この種の微生物を増殖させる際に窒素とリンがなぜ必要なのかということに関してお答え致します。

まずこの種の微生物、従属栄養微生物ですが、窒素やリンなどの要素を自ら作り出すことができませんので、周囲の環境から取り入れるしかありません。有機物を分解するためには微生物は増殖して酵素を放出して対象となる有機物を分解するのですが、まず微生物の細胞を形成するものはタンパク質やアミノ酸ですし、分解のために出す酵素も同様です。作るための材料として窒素が必要です。

さらにリンに関しては、細胞膜がリン脂質ですので、どうしてもリンは必要になります。さらに遺伝子のDNAやRNAの核酸を作る材料がリンです。これがないと細胞の増殖はありません。

この辺りが窒素やリンが排水の生物処理の際に必要とされる理由です。どれくらいの比率で必要かといいますと、BOD=有機物として、BOD:窒素:リンは弊社の微生物剤の場合は100:5:1が最適なバランスとなります。排水中に窒素やリンが不足するようでしたら、補給するためのケミカルを投入する必要があります。

弊社のホームページに生物処理の微生物に関するページがあります。ご参考にしていただければ幸いに存じます。何かを微生物を使って分解したいと考えておられる皆様、この機会に弊社の微生物剤をご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

 

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油を含む排水に単に微生物を投入するだけでは分解はしません

石油、鉱物油を含む排水を微生物で分解する場合は、何も考えずに微生物を投入するだけでは分解しません。油を含む排水の特徴は、BOD:窒素:リンという比率でみた場合、石油が炭化水素化合物であることから有機物の値がかなり高いのに対して、窒素やリンが非常に少ないのが現実です。

石油、鉱物油を分解する微生物は自分が分裂して新しい細胞を作ったり、バイオサーファクタントを作ったり、酵素を作ったりする場合にそのための成分として窒素やリンが必要です。人間が食べないと生きていけないのと同じです。この種の微生物は自分が増殖するための栄養分に関しては自分では作ることができません。まず栄養バランスを考えることが排水処理の場合も、土壌の油汚染の場合は両方必要です。

さらに石油、鉱物油を含む排水のpHがどれくらいの値にあるのかも大事な要素です。微生物は動いて増殖できるに適したというか可能なpHの範囲があります。この範囲を超えても増殖はできません。増殖できないと分解もできません。

さらに溶存酸素(DO)が石油、鉱物油を分解する微生物の場合は必要で、2.0mg以上はあったほうがいいです。酸素が不十分な量しかないと増殖はできません。

さらに考えていただきたいのが水温です。微生物の場合は、大体、30℃が増殖に適した温度で、上の方は35℃あたりから活動は低下が始まりますし、下の方は15℃あたりから低下が始まります。5℃以下であるとかなり動きは低下します。

微生物の石油、鉱物油の場合には様々な要素を考えた上で分解を進めていただきたいです。油の場合、BODやCODを使うことが難しい場合もありますので、その場合はTPH(石油系の炭化水素量)を計測していただくようにお願い致します。

弊社の場合、石油、鉱物油を含む排水を分解する微生物剤はBFL5500HCになります。排水に含まれる石油、鉱物油を分解することを考えておられる皆様、この機会に弊社の微生物剤を検討してみませんか?お問い合わせ、心よりお待ちしております。

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明けましておめでとうございます

皆様、新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
本日1月4日より仕事です。

環境技術情報商社として、皆様の必要とされる製品と技術をこれからもお届けします。
ブログにおいては皆様が必要とされる情報、興味を持たれるであろう情報をお届けします。
年賀状を送ってくださいました、皆様ありがとうございます。ブログを読んでますというお言葉が
一番の励みになります。

今年も私のブログを宜しくお願い致します。

野村賢一

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排水処理の硝化の際に担体上にバイオフィルムを形成させるのはどうするか?

一般的に硝化細菌は他の様々な微生物剤のケースと異なり担体上にバイオフィルムを自ら形成することはないと言われています。担体上にバイオフィルムを形成させるためには、まず一般の従属栄養タイプの微生物(有機物を分解するタイプ)を活性化させて、その中に担体を入れます。そうすると2週間ほどで担体上にバイオフィルムが形成されて、硝化菌はその上に乗ることができます。

そのために事前に確認するのはBOD,CODの数値がいくらか調べる。ほとんどないようであれば炭素源としてのメタノールなどを入れます。さらにBODやCODに見合った窒素やリンが水中にあるのかどうかも調べます。なければ、それに見合った栄養分を補給してから有機物を分解するタイプの微生物剤を入れて増殖させます。十分な溶存酸素も確保することも忘れないようにしてください。

バイオフィルム上に硝化菌が存在するようになると処理は安定化して、さらに効率も上がります。担体上に硝化細菌を付着させることをお考えの皆さん、硝化細菌としては弊社のアンモニアを生物酸化して亜硝酸にするニトロソモナスを含む微生物剤のBFL5800NTをお奨めします。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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排水処理、汚水処理の際の硝化細菌のニトロソモナスを販売しています

全国の排水処理を担当されている皆様、こんにちは。業種にもよると思いますが排水中の窒素、特にアンモニア窒素が増加してお悩みの方々は多いと思います。アンモニアの処理は様々な方法が世に出ておりますが、一番安全、確実なのが硝化細菌によりアンモニア態の窒素を亜硝酸、硝酸にして脱窒して窒素ガスとして空気中に放出することです。

そうなると皆様、一番考えるのは硝化細菌をどこで手に入れるかということかと思います。硝化細菌の中でアンモニアを生物酸化して亜硝酸にするニトロソモナスを名東化製株式会社は販売しております。

硝化が上手くいってなくてお困りの方々も多いかと思います。改善方法に関してご相談に応じます。相談無料です。何故悪くなったのか原因を考えるのは大事なことです。しかし、改善するための優れた硝化細菌を確保するのも同様に重要なことです。一定の条件を満たせば、アンモニアの数値を改善することはできます。この機会に弊社の硝化細菌のニトロソモナスを含む微生物製剤BFL5800NTをご検討ください。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

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