農業、園芸用の保水材のウオーターワークスが他の吸水性ポリマーと比較して一番優れているところは?

20年以上前の話で恐縮ですが、保水材の吸水性ポリマーのウオーターワークスを日本で売り出して間もないころに愛知県の武豊町にあります農林水産省の野菜茶業試験場からお問い合わせをいただき、当時、某メーカーから研修生で来ていた方に試験をしていただいたことがあります。

キュウリを使った実験で、別の国産の樹脂との比較試験をしてどこが違うのかということを調べました。水に関しては、事実上の水のストレスがゼロの状態を必要なだけの水を与えることで作り出して、その上での違いをみました。水分ストレスが0ですと、成長のみかけの差はほとんどありませんでした。

際立った違いは根にくっついて離れないウオーターワークスと、簡単に落ちてしまう国産品の差でした。目の前で育苗の箱の中から苗を抜いて根の部分を水洗いした後の状況は極めて印象的でした。水で洗ってもウオーターワークスの落ちませんでした。かなり強く根と結合をしていました。根との親和性です。これが実際の現場での差だと感じられました。このような状態が作られない限り土の中で保水材の吸水性ポリマーは効果を出すことはできません。

農業、園芸、樹木の植栽に保水材を検討されている皆様、この機会に弊社のウオーターワークスを検討してみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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ビート(sugar beet)から砂糖を作る場合にアンモニアの問題はあるのか?

弊社は硝化細菌のニトロソモナスを含む微生物剤のBFL5800NTを販売しています。硝化のケーススタディを紹介していますが、ビートを原料にしているイギリスの製糖会社でアンモニアの問題で困っているケースの改善の話がありましたので、どうして砂糖の会社からアンモニアが出るのか調べてみました。

ビートは有機窒素の形でベタインという物質を含みます。そのためかサトウキビと比べるとビートはにおいは土の臭いのようなものが感じられます。製造した排水が蓄えられて、嫌気状態になるとベタインは容易にアンモニアに変わってしまいます。

ビートの使用期間は3-4か月に渡り、その間の排水がイギリスの工場の場合、蓄えられて、その後に処理がされています。蓄えている間にアンモニアに変わった場合、アンモニアは処理されないといけません。

イギリスの工場の場合、硝化に都合の悪い低温(約8.5℃)でも硝化を行わなければならずという条件でしたが、困難な課題は無事、達成されて硝化も2か月を経て安定化しました。ケーススタディをご希望の皆様、工場内のアンモニアの処理に関心を持たれている皆様、この機会に弊社の硝化細菌をご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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MBR(膜分離活性汚泥法)の膜の詰まりや閉塞を起こす原因の有力な一つが界面活性剤

膜分離活性活性汚泥法(MBR)の膜によく茶色い色の付着物があり、詰まりや閉塞の原因になることがありますので、清掃をされていることと思います。この茶色の付着物ですが、清掃で除去しても除去しても再付着があります。この成分は何だと思いますか?

内外の事例を今までみてきた限りでは、茶色の付着物の中心となる成分は界面活性剤であるケースが多いようです。

一般的に排水処理の処理の中の土着の微生物で界面活性剤を分解することは難し、界面活性剤は膜に付着して詰まりや閉塞の原因となります。膜の上の界面活性剤は、それ自体を分解しないと、膜の付着のトラブルを解決することはできません。

弊社のご提案は、弊社の微生物剤の中で界面活性剤の分解に優れた効能があるBFL5600SSの使用です。膜の付着物やつまり、閉塞による処理の効率の低下でお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤を検討してみませんか?お問い合わせ心よりお待ちしております。

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固まった土、水はけの悪い土の透水性を改善する土壌浸透剤のテラソフトにキレート化した金属が入っているのはなぜか?

よく降った雨などが土に浸透しないで、そのまま溜ってしまう土壌やドロドロになってしまうようなケースもあります。ゴルフ場の関係は特に水が滞留するようなケースは避けたいところです。水はけの改善が必要です。

どのように改善するかというと土壌浸透剤の使用です。ドロドロの土をサラサラにするのが役割です。主成分は界面活性剤です。それまで水が浸透しにくかった土の性質を変えることができます。弊社の製品ですとテラソフトになります。市場には他にも土壌の浸透剤がありますが、大体、成分は界面活性剤だけです。

テラソフトの他との違いはキレート化した微量栄養素の金属成分が入っていることです。こうすると以下の3つの点でメリットがあります。

  1. 微量栄養素の添加は芝の成長にメリットがあります。
  2. 微量栄養素の添加は健全な土を作ります。
  3. これは生産国の米国の事情ですが、国の微量栄養素の添加には認証制度があり、そのラベルを貼ることができる。

以上の3点です。弊社の場合、単に水の通りを良くして、水はけの改善をするだけでなくその先のことも考えています。ゴルフ場などで土の透水性を改善しようと考えておられる皆様、この機会に弊社のテラソフトを検討してみませんか。お問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

 

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生分解性プラスチック、生分解性ポリマーを造園や緑化の分野でどのように使っていくのか?

生分解性プラスチックや生分解性ポリマーというと土中で自然に分解して土に還るタイプのケミカルのことをさします。造園や緑化の中で具体的にどのように関わりあってくるかというと、保水剤や蒸散抑制剤ではないでしょうか。

保水剤としての吸水性樹脂は様々ありますが、大事なことは土中にあっては数年は機能を維持して吸水と排水を繰り返して、その後に分解することが望ましいです。短期間で生分解してしまっては植物のためになりません。もう一つ大事なことは生分解するのは良いことなのですが、その際に植物にダメージを与える残留物やガスを発生させないことです。こうした条件を満たす生分解性吸水性樹脂(吸水性ポリマー)は弊社のウオーターワークスです。過去、20年以上、日本で防災林の植栽、移植に使用がされています。安心してご使用になれます。

もう一つは水溶性の生分解ポリマーで水で希釈してからのスプレー散布後45-60日で自然に分解する蒸散抑制剤のアンチストレスです。重ね塗りしても葉焼け、油焼けが出ません。米国では果実にスプレーする許可が出ている安全なケミカルです。植物のストレスによる必要以上の蒸散を抑えてダメージから守ります。

生分解性プラスチック、生分解性ポリマーを造園や緑化の中でのご使用を検討されている皆様、この機会に弊社のウオーターワークスとアンチストレスをご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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使用済みLLC(不凍液)を微生物で分解する場合に、エチレングリコール以外の対象となる物質は何か?

使用済みのLLC(不凍液)は主成分はエチレングリコールですが、それ以外の物質も含んでいます。エチレングリコールを分解する対策だけ考えていると不都合な状態が出てくることがあります。

使用済みのLLCを分析しますとノルマルヘキサン抽出物の数値が5000mg程度出てきます。この意味するところは油です。車の中に入っている以上、取り外したり、流通の過程で油が入る可能性があります。その他の可能性もあります。油を分解する微生物剤、特に石油系、鉱物系の油を分解するタイプの微生物剤も入れた方がいいです。

もう一つは実験や実証プラントで処理を進めていると、想定している以上の泡、気泡が出てきます。この意味するところは界面活性剤の存在です。MSDSになくても多くの化学製品の中には界面活性剤が含まれています。この界面活性剤は土着の微生物群で分解するのには難がある物質です。さらに微量でも分解されずに残ると処理の過程で大量の泡が出ます。処理中は消泡剤で消しながら処理を進めても、界面活性剤は分解されませんので問題が先送りされるだけです。

弊社の提案は、必要な微生物剤の組み合わせ、併用です。エチレングリコールに対しては弊社の微生物剤BFL5400GC、石油や鉱物油などの油の成分に対してはBFL5500HC、界面活性剤の分解にはBFL5600SSをお奨めしております。エチレングリコールを含む排水、不凍液を含む排水を微生物を使用して生物処理して分解を考えていらっしゃる皆様、この機会に弊社の微生物剤をご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

 

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離島の防災林、防風林の植栽、移植をするなら保水剤のウオーターワークスをご使用ください

離島で防災林の防風林などを植栽、移植される場合に、頭を悩ます問題は植えた後の水不足、水枯れです。植えるまでは順調にいっても、その後に雨がなかったり、干ばつが来ると樹木に危機が来ます。

離島の防災林を植える場所は近くに水源がないことが多いです。植林後に水をやろうにも、事実上、不可能なケースが多いです。

どうしたらよいのでしょうか?水を保持する保水剤の使用になりますが、過酷な環境に耐えて、機能を発揮して数年間は少なくとも維持する必要があります。保水剤は樹木の根の周辺に、ため池を作るようなものです。

保水剤に必要な条件は樹木が必要とするときに必要な水分を与えられることです。それには保水剤と根との強い親和性が必要です。これがあれば、根が保水剤から直接、水を吸い上げることが可能になります。

このような条件を満たす保水剤がウオーターワークスです。日本で既に公共事業の防災林移植に20年以上の間、使用がされ続けています。分かりやすい場所では沖縄県のほとんどの島、東京都では八丈島で防災林の植栽に使用されています。

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LLC(不凍液)の原液のBOD、CODはどれくらいあるか?

車のLLC(不凍液)の原液(そのままの希釈しない状態)のBODやCODはどれくらいあるでしょうか?1リットルあたりBODで35万―40万mg、CODで25万―35万mgくらいではないかと言われております。

このレベルをそのまま微生物で処理できるかというと難しいので、通常は希釈して用います。原液のまま処理すると、高濃度障害ということで動かなくなったり、動く場合でも必要な栄養分や溶存酸素を与えても2-3週間は全く動きがないと思います。

不凍液の主成分はエチレングリコールですから、微生物剤を使うのであればエチレングリコールを分解できる微生物剤の選択が必要になります。そのような微生物があるのかと思われるかもしれませんが、あります。弊社の微生物剤BFL5400GCがそうです。

効率の良い分解ができるBOD、CODまで希釈した上で、必要な栄養分を溶存酸素を確保して、必要に応じてpHの調整をすれば分解が可能です。不凍液を含む排水を微生物で分解しようと思われている方々、エチレングリコールを含む排水を微生物で分解をしようと思われている皆様、この機会に弊社の微生物剤BFL5400GCをご検討ください。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

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セルロースを含む排水を分解する微生物剤を販売しています

皆様、ご存知のようにセルロースは世の中にもっとも多くあるバイオマス(生物資源)の一つで、その有効利用の研究が進んでいますが、排水の中に含まれるケースも多く、自然界に大量に存在している割には分解が難しいというか、難分解性の物質ということで知られています。セルロース、ヘミセルロース、リグニンは分解が難しいとされています。

紙パルプ業界では製品の性質上、排水の中にはセルロースが大量に含まれています。セルロースが微生物を使って分解ができるか疑問視される方々は多いかと思います。しかし、実際にはセルロースを含む排水は適切な微生物剤さえ選択すれば分解が可能です。弊社は紙パルプ業界での使用を想定した微生物剤のBFL5300PPを販売しています。活性汚泥法、担体を使う方法、MBR、その他多くの処理方式に適合する微生物剤です。

適正な排水処理施設をお持ちであれば、微生物を使用したセルロースを含む排水の分解、そして適正な処理水を作ることが可能になります。セルロールを含む排水の微生物による分解(生物処理)を考えておられる皆様、この機会に微生物剤BFL5300PPをご検討ください。皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。

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LLC(不凍液)のエチレングリコールを含む排水を分解できる微生物剤を販売しています

LLC(不凍液)の中にはエチレングリコールが含まれています、その他、様々な分野でエチレングリコールは使われていますが、その後の処理というのは再生するのか、燃やしてしまうのかというところではないでしょうか?

微生物剤を使って、微生物が活動をするための条件を整えれば、エチレングリコールは分解されて、10年前の技術で担体もポリウレタンフォームを使ったもので河川放流一歩手前まで分解ができています。下水道の放流基準は完全にクリアーできます。

現在の最新の担体技術と組み合わせますと河川に放流するレベルまで改善することは容易です。エチレングリコールは例えば、活性汚泥処理などの伝統的な方法では歯が立たないと考えておられる皆様、その考えは誤りです。

微生物で処理する場合は、LLCの原液のCODのレベルは50万ppmくらいありますので、希釈しての処理になります。ご承知のように微生物には高濃度障害ということがあり、あまりCODやBODの数値が高すぎますと分解できなかったり、分解できても動き出すまでに相当な時間がかかる場合があります。

弊社の取り扱いの微生物剤でエチレングリコールを含む排水の分解するのはBFL5400GCという化学工業向けの汎用性の高い微生物剤です。エチレングリコールを微生物による分解で排水処理を考えておられる皆様、この機会に弊社の微生物剤の使用を考えてみませんか?お問い合わせ、心よりお待ちしております。

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