ビート(sugar beet)から砂糖を作る場合にアンモニアの問題はあるのか?

弊社は硝化細菌のニトロソモナスを含む微生物剤のBFL5800NTを販売しています。硝化のケーススタディを紹介していますが、ビートを原料にしているイギリスの製糖会社でアンモニアの問題で困っているケースの改善の話がありましたので、どうして砂糖の会社からアンモニアが出るのか調べてみました。

ビートは有機窒素の形でベタインという物質を含みます。そのためかサトウキビと比べるとビートはにおいは土の臭いのようなものが感じられます。製造した排水が蓄えられて、嫌気状態になるとベタインは容易にアンモニアに変わってしまいます。

ビートの使用期間は3-4か月に渡り、その間の排水がイギリスの工場の場合、蓄えられて、その後に処理がされています。蓄えている間にアンモニアに変わった場合、アンモニアは処理されないといけません。

イギリスの工場の場合、硝化に都合の悪い低温(約8.5℃)でも硝化を行わなければならずという条件でしたが、困難な課題は無事、達成されて硝化も2か月を経て安定化しました。ケーススタディをご希望の皆様、工場内のアンモニアの処理に関心を持たれている皆様、この機会に弊社の硝化細菌をご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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