べとつきがなく、蒸れない、透水性を改良する土壌浸透剤

乾燥しがちな場所でポリマーを含む、土壌浸透剤を使うと保湿効果もあり、水はけの改良と保湿で優れた効果を出しますが、問題は日本の気候です。高温、多湿な梅雨時や夏の猛暑の時期になると、優れた保湿効果が逆に働き、土壌や芝の葉のべとつきや、土壌の蒸れに繋がることもあり問題のケースがあります。特に芝のサッチ部分に蒸れが出てくるとあまり良い状態になりません。

弊社の土壌浸透剤のテラソフトは、ポリマーを使用せず、界面活性剤のラウレス硫酸アンモニウムと数種類のキレート化した微量栄養素を有効成分として含みます。高温、多湿の季節に使用しても、蒸れもべとつきもなく、水はけを大幅に改良する透水性の改善効果があります。日本の気候に適した土壌浸透剤です。

このような問題でお困りの方々、一度ご検討ください。

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輸入肥料の農水省への登録

肥料を輸入する場合は、農水省に登録する必要がありますし、自治体の方には肥料を販売する届を出す必要があります。弊社は、アメリカ製の化学肥料4種を3年ほど前に登録しました。

国内にも多くの肥料メーカーと肥料がありますが、そこにはない特徴を求められるお客様がいらっしゃいまして、そうした方々のための肥料でゴルフ場用です。

グローモア11-9-30、30-7-7、13-15-30、25-10-10です、製造原料と製造工程の開示に関しては大きな問題はありませんでしたが、問題は相手側が出してくる成分の構成が何度やっても100%に達しないことで、何度も苦労しながら最終的にOKとなりました。今思い出すと、笑い話のようなことは多いです。

登録を進める際にいろいろと教えてくださるのが、独立行政法人の農林水産安全技術センターで非常に親切に丁寧にご指導いただきました。日本の企業で段取り良く行えば1ヶ月で書類は出来上がってしまうでしょうが、6ヶ月以上かかりました。表の項目の一つ一つは電卓で確認しながら表を作っていました。

そろそろ登録の更新の時期が来て、久しぶりに当時の書類を眺めています。

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池の藻の浄化の具体例

微生物剤をどれくらい投入しないときれいにならないかということを
皆さん、思われていると思いますので、実際のケースからの話をします。

大きさで、4m x 20m x 70cmの池で、防水して底は土にして、土質は砂が中心というケースです。土の養分の具合にもよりますが、日当たりがいいと、1ヶ月もしないうちに魚もいないのに藻が出始めるケースがあります。土の中の栄養分が藻を育ててということですが、魚を入れていないケースの場合、BFLポンドクリーン2のみで処理して浄化に成功したケースがあります。この大きさですと4kgの投入でした。この池にできるだけ均等に散布しますと、この微生物剤は多孔質素材に微生物が入れてありますので底に沈んで、土から出る栄養分を吸収して育ち、藻に栄養を与えないように動きます。

弊社の場合の微生物の処理は必要となる微生物剤の量が宅急便で送ることのできる量であるケースが多いです。ご検討宜しくお願い致します。

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低い水温でのアンモニアの硝化(生物酸化)をする

温度は硝化の成果に重大な影響を与えます。温度が低下すれば硝化も低下します。硝化の出来は温度に左右されます。

硝化活動が最大となるのが摂氏約30度です。効率的な硝化細菌の成長が停止するのは摂氏5度以下と摂氏45度以上です。硝化活動は温度が10度上がるごとに倍になります。

アンモニアの硝化(生物酸化)の場合も10℃以下になると急激に活動は低下していきます。弊社の微生物剤のBFL5800NTの場合は低水温域でも活動を現実に続けており、摂氏5度でも役割を果たしています。低い水温が予想される現場でアンモニアの処理をされる方々は是非、弊社のBFL5800NTをご検討いただければと思います。

水温の影響というのは他の要素、例えば汚泥日令(次項)等とともに最大限に配慮をする必要があります。

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池の藻を微生物で除去し浄化する場合の弊社よりの質問

池の藻に関するお問い合わせは、実は弊社のホームページの中でも一番多いです。いろいろなケースが池の藻の場合あるいは、その他の有機物によると思われる汚れの場合は大半が微生物により浄化可能です。

池の底が土である場合などは、魚がいなくても土中の養分により、藻は出てきます。軽い場合でしたら底部にBFLポンドクリーンを散布するだけで藻は生えなくなるケースもあります。皆様が想像されているより簡単に浄化できるケースが多いですし、使用する微生物の量も多くありません。ご相談とお見積は無料ですので、どうか遠慮なくお問い合わせください。家庭の庭の池から湖、場合によっては流れのある河川まで対応できるのが弊社の微生物剤です。弊社には池用の微生物剤として2種あります。

BFLポンドクリーン1
BFLポンドクリーン2

質問事項は以下のようなことです。毎回、お問い合わせをいただくとお送りしています。

(1)池の大きさは?
広さと深さはどれくらいなのか?(縦 x 横x 深さの大きさは?)

底と周囲はコンクリートなのか土なのか?

どのような池の形なのか?

できて何年くらいでしょうか?

(2)現在、最終的に解決したいと思われているのは何か?

藻の除去か?水の濁りをなくして元の状態にするのか?

緑色の藻が水中にいっぱいなのかあるは水底、岩に付着なのか?悪臭はあるのか?

(3)水はどこから取っているのか?

地下水は全く使用せずでしょうか?水の流れはありますか?

例えば川や水路とつながっていることは

あるのか?あるいは周囲から完全に孤立している状態か?

(4)水中の生物は何がいるか?

その場合餌を与えておられますか?

水中に他の生物がいる場合は微生物の処理を開始後、水中の酸素の

濃度が下がりますので、空気を送るか噴水のようなものの設置が

必要になる可能性が強いです。電源は近くにありますでしょうか?

(5)周囲に樹木はありますか?落葉した葉が池に入る可能性がありますか?

(6)日当たりはどうですか?

(7)池の底にヘドロが堆積している状態か?

堆積しているとすれば何cmくらいか?

(8)池の水ですが浄化槽で処理した水が池で使われるケースはありますか?また処理された水が池に入る可能性はありますか?

これはいわゆる中水を利用される可能性について聞いております。

(9)今までにどのような対策をされましたか?

(10)周囲に畑、水田などの農地はありますか?
(11)今までにPHやBODなどの水質を検査されたことはありますか?

(12)調整池には噴水などの酸素を水中に送り込む助けになるような施設はありますか?

また、機材を使う場合の電源は近くで取れますでしょうか?

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油による土壌汚染を微生物を使って分解し修復すること

油による土壌汚染のお問い合わせをいただくのが増えてきました。
土壌汚染の場合、現場の多様性は水処理の場合以上にあります。
まず、弊社がお聞きするところはこのような点です。

1)油の漏れあるいは流出はどれくらいの期間続いていたのか?
2)漏れた量は、全部でどれだけあるのか?
3)全部でどれくらいの面積が汚染されているのか?
4)深さはどれくらいまであるのか?
5)土壌の質はどのようなタイプか?例えば砂が多いのか、粘土質なのか?
6)どのような油なのか?

状況により適切な処置は変わってきます。

例えば、非常に浅い深さであれば、汚染部分を耕起して、栄養分を散布して
微生物剤を散布して、頻繁に起こした部分を切り返して十分な酸素を確保して
微生物を動かすような方法もあると思います。

深くて、大量に漏出ししている場合は、地下水をくみ上げて、地上部分に仮設でも
いいですから処理施設を作り、地上部分で水処理をして戻しながら浄化をしていく
ケースもあります。

いろいろな提案を出すことが可能です。弊社の土壌汚染用の微生物剤はBFL6000HCです。

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ニトロソモナスを使ってアンモニアを硝化(生物酸化)

硝化細菌はニトロソモナスも含めて環境の変化に強くないので、実際に硝化を行う際には抑制する要因を十分に取り除いた上でされたほうがいいかと思います。

注意すべきことの一つはpHの変動であるかと思います。アンモニアが生物酸化されますと水素イオンが放出されてpHが下がります。水溶液の中ではアルカリ度という観点からNaHCO3などの緩衝効果を持った成分が水溶液中に必要です。

例えば300mgのNH4-Nが1リットル中の排水中にあるとすると、酸化される7.1倍のアルカリ度がpHの安定のために必要ですからNaHCO3の場合、

300 x 7.1=2130
ですので1リットルあたり、2130mgのNa2HCO3が必要になります。

弊社のニトロソモナスを含む微生物剤はBFL5800NTになります。

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お茶の品位と生産性を向上させ乾燥重量を増やす

今まで、微量栄養素を中心とした成分の弊社の植物活力剤クロッププラスでゴルフ場の芝の品位と霜などのストレスに対抗する高い抗酸化性を向上させてきました。

弊社の植物活力剤クロッププラスを利用するとお茶の場合も芝のケースで得ていたのと同様の効果が得られると思います。ゴルフ場の場合は青々とした元気なグリーンになっています。

クロッププラスの使用の効果は主に3つあります。

(1)葉緑素の増加
(2)光合成量の増加
(3)高い抗酸化性を植物に与える

葉緑素の増加と光合成量の増加は着実にお茶の品位の向上に貢献するだけでなく生産性も高めます。それがお茶の製造の際の乾燥重量の増加に繋がります。

高い抗酸化性は、様々なストレスに対する耐性を強化します。お茶の場合、特に注目されるのは霜に対する害をどこまで防ぐのかというところにあります。

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樹木、植物を抜いた後の土への菌根菌製剤の使用

時々、以前に菌根菌製剤を使用した植物を引き抜いた場合、その後の場所に植える場合は菌根菌の再投与は必要でしょうかという問い合わせを受けます。もしかするとかなりの量の菌根菌が土中に残留している可能性がありますが、根との共生関係がしっかりとできていると、かなりの量が抜いたものとともに出てしまっている可能性があります。

もう一度、最初に入れた量を投入するのをお奨めします。その方が安全かと考えます。菌根菌と根との共生関係ができるまでの時間は、状況により異なります。菌根菌の投入量は弊社の製品のバイオオーガニックスのページにも出ていますが、入れ方によっては多めになるかもしれませんが、一般的に微生物は置かれた環境の条件以上には増えないので心配はありません。

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既に植えられている樹木、植物への菌根菌の使用方法

既に植えられている樹木の場合、掘り起こすのは根にダメージを与えてしまいますのでしない方がいいです。既に土中に根が生えている樹木、植物に菌根菌製剤を与える方法は二通りあります。

一つは樹木の周囲にできるだけ根を傷めないようにして小さな穴をあけて、そこから菌根菌を溶かした溶液を注入する方法です。もう一つは粉末そのものを穴の中に入れて土で蓋をするようにしてその上から水をかけます。

どちらのやり方でもOKですが菌根の形成に重要なことは植物の根が菌根菌に対して準備OKというシグナルを送ることで、これがないと菌根菌と根の共生関係はできません。

菌根菌に関しては弊社の菌根菌製剤のバイオオーガニックスのページをご覧いただければ幸いです。

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