植替え、植栽後の果樹の水不足に保水材(保水剤)のウオーターワークスをお奨めします

保水剤で吸水性ポリマーのウオーターワークスは弊社の取扱商品の中でもロングセラーで長い歴史があります。発売開始からずっと続いているのが公共工事の離島や海岸線の防災林の植栽です。防災林のみの植えた累計は20年で200万本を超しています。お客様からは高い信頼をいただいております。

最近、防災林以外で保水剤としてご活用をいただいているのが果樹を植えた後の水不足の時期に備える用途です。ユーザーの方に聞いたところでは果樹を植えて、しばらく経過すると水不足の時期が来て、家庭の花壇のような散水や水やりはできないので何らかの対策を考えた際に使い始めたのが保水剤のウオーターワークスということでした。

ウオーターワークスは標準的な使用で土中で5年間は機能します。水を出し入れすることが可能ですし、果樹の根はポリマーから直接、水を吸い上げることができます。だから長く使う方々には大きなメリットがあります。

いろいろな果樹に使用が可能です。果樹の水不足を心配されている皆様、この機会にウオーターワークスを検討してみませんか?皆様のお問合せ、心よりお待ちしております。

 

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微生物の栄養剤を排水処理施設の中では何をどのようにして使うのか

排水処理を長年やっておられる方々は皆さん、ご存知のことと思いますが、生物処理槽(曝気槽)の中の微生物は条件が整わないと思ったように働いてくれません。いろいろな原因がありますが、pHが問題なくて、溶存酸素も十分で、微生物を抑制するような物質がない場合は、栄養バランスの崩れが原因であることがあります。

微生物も生き物で、増殖して、さらに分解のための界面活性剤や酵素を作るための原料というか栄養分が必要になります。この辺りは人間と共通するところがあります。自分の体も数年とか数か月の間に食べたものでできていますよね。皆様が小中学校の理科で習ったのは植物の場合は窒素、リン、カリ(N,P,K)と呼ばれる要素でしたが、微生物の場合、主な栄養分として必要なのは窒素とリンです。カリウムは必要ないとは言いませんが植物ほど必要とはしてない傾向という理解です。

栄養のバランスですが、弊社の微生物剤の場合、BODを100としてBOD:窒素:リンの比率が100:5:1が最適なところとなっています。BODの代わりにCODmnを使用しても構いません。排水の原水の栄養分がこの水準を満たしていれば、新たに栄養分を入れる必要はありません。

この比率になるように1リットルあたり、必要な窒素とリンの量をそれぞれの化学物質にどれだけ含まれているのかを考えて生物処理槽の排水中に投入します。

具体的にどのようなケミカルを入れて調整しているのかというと、化学肥料などに使われるお値打ちで入手しやすい成分です。例えば窒素の補給には尿素を使用している会社は多いと思います。リンに関しては第二リン酸ナトリウムがいいかなと思っております。カルシウムの形もどうかと思いますが、お客様から付着物のスケールの指摘があり、この線になっています。

微量栄養素の存在も興味深いところで、思っていた以上の効果を出す場合があります。弊社は造園緑化の分野で様々なタイプの微量栄養素を取り揃えていますので、興味のある方はご相談ください。

実験をしていて、ケミカルを入れてpHの変動を調整するのが面倒であるとか、マイルドな使いやすい微生物の必要な要素が全部一緒になった専用の栄養剤もあります。弊社の製品の中ではBFL6200NMという品番です。

排水処理の中で栄養分の添加にお悩みの皆様、この機会に弊社にご相談ください。皆様のお問合せ心よりお待ちしております。

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シアン化合物を排水中で分解する微生物剤を販売しています

排水処理を進めていく中で、難分解性と呼ばれる厄介な化学物質があります。活性汚泥法の生物処理槽では様々な物質が分解されていきます。分解されていく順番ですが、人間の世界と同じで、簡単に、楽に分解できるものから微生物も取り掛かっていきます。まず排水の分析でBODの数値に反映される成分は分解が進むように思います。

問題は、そのように分解が進んでもある特定の難分解と呼ばれる成分が残っていますと問題が起きます。BODやCODの数値が改善されても窒素のレベルが高い排水の場合は硝化と脱窒の過程が必要になります。まず硝化なのですが、硝化細菌は環境の変化にデリケートなところがあり、増殖も他の微生物に比べて遅いです。さらに抑制物質が存在していると硝化が起きないというか、起きても上手く進みません。表題のシアン化合物が存在しますと硝化が極めて厳しい状態になります。

活性汚泥槽の土着の微生物にシアン化合物が上手く分解できるかというと、そうではないケースが多いので、それができる微生物剤を投入するのが改善の近道ではないかと弊社は考えます。弊社の微生物剤でシアン化合物が分解できるものはBFL5400GCです。

窒素の規制は厳しくなってきていますし、毎月、排水処理の処理水のアンモニアの処理に悩んでおられる管理者の皆様は多いです。シアン化合物を分解できたら、次は硝化細菌そのものであるニトロソモナスを含む微生物剤のBFL5800NTの投入を行えば、さらに硝化が促進され皆様の目指す成果が得られます。

この機会に弊社の微生物剤を検討してみませんか?お問合せ、心よりお待ちしております。

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養殖の際に上昇してくる水中のアンモニア、亜硝酸の改善をどのように行うか?

魚介類の養殖をしていますと次第に水槽の中の水質が悪化することがあります。魚の糞やえさの食べ残しなどの中に含まれる窒素の化合物(タンパク質など)がアンモニアとなり、一部のものは土着の硝化細菌により亜硝酸へと変化をします。

具体的な改善方法としては、好気性下で有機物を分解する微生物製剤を投入して、水中の有機物を分解する際に、微生物の増殖の際の栄養分としてアンモニアや亜硝酸を消費させることにより、有機物の分解と、アンモニア、亜硝酸などの窒素化合物を減らす、一石二鳥の効果を期待できます。分類の上で従属栄養微生物を使う関係から、いわゆる従属栄養的硝化と言われる方法です。

教科書の説明ですと、こうした場合は硝化細菌の出番となります。しかし、ゼロの状態から硝化細菌を立ち上げてということになりますと、ある一定のレベルのアンモニアのレベルが必要になるケースが多く、このある一定レベルのアンモニア濃度ですと魚は生きられないレベルです。もちろん全てがこのケースとは言いませんが、このような状況は多いです。

硝化細菌が土着のものであり、順調に動くとよいのですが、そうは思ったように動いてくれませんし、硝化細菌は全般的に環境の変化に対して敏感であり、増殖スピードも遅く、溶存酸素も高めのレベルが要求されます。

現実的な改善方法として、弊社の微生物剤BFLアクアクリーンを提案させていただきます。微生物製剤は立ち上がりに多くの溶存酸素を消費しますので、その部分をご注意いただくことになります。

養殖池、水槽の水質の悪化にお悩みの皆様、この機会に弊社のBFLアクアクリーンを検討してみませんか。皆様のお問合せ、心よりお待ちしております。

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長雨、水不足、乾燥などでダメージを受けた植物を早く、早期に回復させる方法があります

ここ数年、異常な天候が続きます。長雨や干ばつでダメージを受けた植物はどのように回復させたらよいでしょうか?

植物の細胞の中の遺伝子の中にある本来の力、能力は成長期に遭遇する非生物的ストレス(abiotic stress)である暑さ、寒さ、水不足、大量の長雨、紫外線などにより、十分に使われることはあまりありません。

弊社の植物用の微量栄養素を含む活力剤のクロッププラスの持つ強い抗酸化性は、このような非生物的ストレスの衝撃を和らげるように働き、植物の成長を促進します。

クロッププラスは植物の光合成を促進するだけでなく細胞内の葉緑素の量も増やして、根からの栄養分の吸収も促進します。このような機能により、既にストレスにさらされてダメージを受けた植物、これから受ける可能性のある植物の両方のケースに対処できます。

長雨、乾燥によるストレスにより植物が受けたダメージから早急に回復することを考えておられる方々、これからそうした状況が想定される方々、この機会に弊社のクロッププラスの使用を検討してみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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園芸用保水ゲルの販売をしています

園芸用に保水ゲルを使う場合に大事なことは何でしょうか?それは当事者ともいえる
植物の立場になって考えることだと思います。

(1)保水ゲルが水を吸うのは大事なことですが、もっと大事なのは植物の根がその水を必要な ときにいつでも利用できることです。利用できない水は、存在していないのと同じです。ですから 保水ゲルは水を吸って膨らんで土中にあればいいというものではありません。

(2)多くの保水ゲルは水をよく吸いますが、根が直接にゲルから水が吸えるほどに根との親和性の 高い保水ゲルは少ないです。保水ゲルの説明としてはゲルからしみ出した水を植物が使うとありますが、 そう都合よくしみ出す訳ではありません。必要なときに必要な水が利用できるのが保水ゲルの条件であると 弊社は考えます。

(3)さらに大事なこととして土中で保水ゲルは最終的には分解しますが、その際に有害な物質、ガスが発生しないという ことも大事です。そうしたものは植物の根を損なうだけでなく人間の健康を損なう可能性もあります。健全な生分解性が 保水ゲルには求められます。保水ゲルは一度埋めてしまうと、悪いものだと分かった場合には取り出すのが大変です。 選定は慎重に行う必要があります。

(4)土中での利用は肥料、農薬といった様々なケミカルとの接触が想定されるだけでなく、植物の根から出る 様々な物質との接触もあり、多くのケミカルやバイオケミカルに対する耐性が保水ゲルには求められます。こうしたケミカルとの 接触で機能が損なわれるようでは保水ゲルとしての役目を果たすことはできません。

こうした上記の状況にすべて対応できる園芸用保水ゲルが弊社のウオーターワークスです。20年以上公共工事の防災林の植栽に我国で使用されていますので安心してご使用になれます。園芸用保水ゲルをお探しの皆様、この機会にウオーターワークスをご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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微生物は塩分(塩化ナトリウム)を分解できません

微生物剤を取り扱っていますと、塩分を何とかすることはできませんかというお問い合わせをよく受けます。最初に申し上げておかないといけないのですが、微生物が分解する対象は有機物であり、塩化ナトリウムは有機物ではありません。私の知る限り塩化ナトリウムを処理する微生物というものはないです。

塩分に対しては塩害改良剤を用います。日本の今まである塩害土壌の改良は土木工事をして、大量の水を使い、塩分を洗い流すような発想だと思います。この方法は比較的雨の多い国、水がふんだんに使える国には有効な方法かもしれませんが、水が十分にない環境や土木工事ができない環境下では様々な塩害改良剤が用いられています。

こうしたものの必要とする水は基本的に雨水のみです。もちろん水の排水ができるというのが条件になります。考え方としては、土中の大量に存在するナトリウムをカルシウムで置き換えたり、根圏に起きる塩素の濃縮を抑えるバイオケミカルを使うということになります。

弊社のお奨めはアメリカの塩害改良剤のフィックスです。塩分だけでなく、過剰の肥料の施肥による肥料塩害にも対応できます。塩害でお悩みで塩害改良剤をお探しの皆様、この機会にフィックスを検討してみませんか?皆様のお問合せ、心よりお待ちしております。

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排水処理の中で微生物剤と酵素剤の違い

排水処理の中で微生物剤と酵素剤の違いをよく聞かれます。まず一番の違いといったら微生物剤は増殖して子孫を残すことに対して、酵素剤は酵素剤を作ることはできなく、子孫を残すことができません。生物とそうでないものの差がまずあります。

水処理の中では特筆すべき差というと、微生物は生き物なので状況をみて、対象となる酵素を自分で判断して、様々に生産できる賢さがあります。酵素は、自分の担当分の物質しか分解ができません。例えば、セルラーゼはセルロースを分解できますが、ヘミセルロースは分解できません。微生物剤を水処理の中で添加しますと、状況をみて、ヘミセルロースを分解するタイプの酵素を生産し始めます。

微生物剤と酵素剤は皆様の用途により、どちらを選択するか決めていけばよいと思います。弊社は皆様の用途に応じた微生物剤を取り扱っております。排水処理の中で微生物剤を検討されている皆様、この機会に弊社の微生物剤を検討してみませんか?お問合せ心よりお待ちしております。

 

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排水中、汚染土壌のベンゼン、フェノールを分解処理する微生物剤を販売しています

お客様から、ベンゼンとフェノールを含む排水、汚染土壌、ガスになったものを分解する微生物製剤はあるかというお問い合わせをいただきます。同じ微生物製剤で、この2つの物質は排水中、ガス、汚染土壌中で分解が可能ですし弊社は販売もしています。ベンゼンに関しては土壌の汚染の関係でこのところ急にお問い合わせが来ています。

簡単に分解できる物質とは言いませんが、弊社の微生物剤のBFL5900PHをご使用いただければ、十分に分解が可能です。問題は、微生物を使用する場合、微生物は生き物ですので生存して、増殖して、酵素などを放出してベンゼンやフェノールを分解するための環境が今の状態であるかどうかをご確認いただくことになります。

微生物の場合、動くことのできるpHも決まっていますし、増殖のための窒素やリンなどの栄養分も必要です。さらに好気性の条件下で分解をしますので十分な溶存酸素も必要です。土中においても酸素に関しては同様です。土中の場合、微生物が動くためには水分が必要なので水分量を維持していただくための工夫も必要です。

皆様、どんな場面でベンゼンとフェノールの問題を抱えていらっしゃるでしょうか?お問合せ、心よりお待ちしております。

 

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排水中のアンモニア態窒素をバクテリア投与で処理をする場合どうするか

排水中のアンモニア態の窒素が多くてお悩みの排水処理の施設のご担当の方は多いと思います。高くなってしまったものは簡単には下がらないですよね。自社の施設で想定している量より多くの窒素化合物を含む排水が入る場合は、活性汚泥法にしてもMBR(膜分離活性汚泥法)、担体を使う方法にしても微生物が栄養分として消費できる以上の窒素化合物は分解が進むとアンモニア態の窒素として排水中に残ります。

アンモニア態窒素の処理は、自然界の窒素の循環の流れで考えなくてはいけません、アンモニアは硝化して亜硝酸、硝酸と変化させ、そこから脱窒を経て空中にガスとして放出することになります。硝化の中でもお客様の話によりますとアンモニアから亜硝酸にもっていくのが一番大変であるということです。

排水中にバクテリア投与で処理をするならば、硝化細菌を入れることになります。弊社の製品ですとBFL5800NTというニトロソモナスという硝化細菌を含む微生物製剤です。アンモニアを亜硝酸にする硝化細菌です。

問題は、排水処理施設の槽の中が硝化細菌の動く環境になっているかどうかが問題ですので、それは事前に調べていただくことが必要です。まず溶存酸素は一般に有機物を分解する場合より高いレベル、例えば2.0mg以上は必要です。pHに関しても6.5以上で安定している必要があります。さらに排水中に硝化細菌が動く上での妨害する要素の重金属やケミカルならばチオ尿素、アミンの化合物があるかどうかもご確認ください。

さらにCODのレベルに関しても安定して改善されていることが必要です。あまりCODのレベルが高いと硝化細菌は動きにくいです。

硝化に関してはバイオマスの効果が出てもしばらくの間、不安定になるケースもあり、安定までは2か月くらいを考えたほうが良いと思います。一度、硝化のバイオマスが確立して、日ごろの管理もよければ長期間にわたり排水中のアンモニア態窒素の心配がなくなります。

排水処理施設の高いアンモニア濃度でお悩みの皆様、この機会に弊社の硝化細菌BFL5800NTを検討してみませんか?皆様のお問合せ心よりお待ちしております。

 

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