微生物は塩分(塩化ナトリウム)を分解できません

微生物剤を取り扱っていますと、塩分を何とかすることはできませんかというお問い合わせをよく受けます。最初に申し上げておかないといけないのですが、微生物が分解する対象は有機物であり、塩化ナトリウムは有機物ではありません。私の知る限り塩化ナトリウムを処理する微生物というものはないです。

塩分に対しては塩害改良剤を用います。日本の今まである塩害土壌の改良は土木工事をして、大量の水を使い、塩分を洗い流すような発想だと思います。この方法は比較的雨の多い国、水がふんだんに使える国には有効な方法かもしれませんが、水が十分にない環境や土木工事ができない環境下では様々な塩害改良剤が用いられています。

こうしたものの必要とする水は基本的に雨水のみです。もちろん水の排水ができるというのが条件になります。考え方としては、土中の大量に存在するナトリウムをカルシウムで置き換えたり、根圏に起きる塩素の濃縮を抑えるバイオケミカルを使うということになります。

弊社のお奨めはアメリカの塩害改良剤のフィックスです。塩分だけでなく、過剰の肥料の施肥による肥料塩害にも対応できます。塩害でお悩みで塩害改良剤をお探しの皆様、この機会にフィックスを検討してみませんか?皆様のお問合せ、心よりお待ちしております。

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