水不足や乾燥の水分のストレスが高いときの植物、樹木の移植、植栽には数十年、世界で効果が実証されている吸水ポリマーの保水剤を使いましょう!

これから暑い時期に入ります。そのような暑くて水不足、時には乾燥という植物が高い水分のストレスを抱えている時期も樹木や植物の移植、植栽、植替えがあります。高い水分ストレス下ですと植物の側も、いくら散水しても水を吸えなくなる場合もでてきます。そうなる前に、植物がいつも利用できる水を根の近くに置いておく吸水性ポリマーの保水剤を強くお奨めします。

弊社の吸水性ポリマーの保水剤のウオーターワークスは数年間、実証試験をしているような製品でなく既に日本でも20年以上、防災林の移植などの公共工事の実績があり、海外40か国ほどの国で大規模なプロジェクトも含めて使用されています。ですから皆さん、安心してご使用になれます。植えた後の心配もありません。

乾燥状態のポリマーも細かい粒状で皆様の様々な用途に対応ができます。植物用の保水剤をお探しの皆様、この機会に弊社のウオーターワークスをご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

 

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嫌気処理施設でメタン発酵をする際にバイオガスの生産性を向上しCODの数値を改善する微生物剤のケーススタディその1

酸素がある中で働く微生物は好気性微生物と呼ばれ、酸素がない環境下で働く微生物を嫌気性微生物と言います。嫌気性の微生物で処理される場合は酸発酵過程で酢酸やプロピオン酸などの低級脂肪酸となり、その後メタン発酵によりメタンと二酸化炭素になります。

好気性処理と比べた場合の嫌気処理のメリットは、組み合わせて使うことが多い好気性処理の曝気のエネルギーを削減できること、汚泥の発生量が好気性処理の五分の一から十分の一になります。さらに良いことは発生するメタンガスが燃料として使用ができるという点になります。

嫌気処理というとICリアクター(Internal Circulation Reactor)やUASB(Upflow Anaerobic Sludge Blanket)という方法が頭に浮かびますがフランスのプライドポテトやポテトフレークを製造する工場の排水を嫌気と好気の2つの方法で処理をしているケースを例にとり説明をします。

嫌気処理施設の規模は1000m3のICリアクターで一日あたりの流入水は2800m3ほどです。当時あった問題は排水のCODの改善が思わしくなく、バイオガス(メタン)の発生の量も想定より少ないことでした。

改善の目的は以下の3つです。

(1)バイオガスの生産を増やす。バイオガス生産量が増えれば、今まで使用している天然ガスの量を減らすことができます。

(2)CODの数値を改善する。CODの数値が改善されれば、次の段階での好気処理のばっ気のエネルギー量を減らすことができます。

(3)嫌気処理全体を改善することにより、次の好気処理を改善することに繋げる。

この目的のために使用された微生物剤がBFL4400ANです。

続きは次回

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散布した海藻抽出物の栄養分の植物の吸収が土からよりも葉面吸収の方が良い理由

海藻抽出物の栄養分の吸収の際の葉面吸収の方にメリットがある理由は3つあります。

第一に海藻抽出物の栄養分が植物に吸収される場合、根からか葉からかということを考えますと、弊社のスーパーフィフティの場合は葉からの吸収が85%ほどであるのに対して、根からは50%となり、効率の差が出ます。

第二の葉面吸収のお奨めの点は根からの吸収が様々な環境の要因により妨げられることがあります。例えば土のpHが高すぎたり、低すぎたり、温度の高低の差がある場合のストレス、土中の水分が過剰か過少かによるストレス、根の病気、栄養分の吸収を妨げる病害虫の存在、土中の栄養バランスの崩れなどで思うように根から栄養分が吸収できない場合があります。

第三のメリットは第一とも関連がありますが、効率の良さは効果の速さ、即効性に繋がります。

海藻抽出物をお探しの皆様、この機会に弊社のスーパーフィフティを検討してみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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池の藻の退治、除去などの対策を考えておられる皆様

これから暑くなりますと、池で出てくる問題は、終わりなき藻の繁茂です。取っても取っても次から次へと出てくるのはいつものことです。魚が原因と思って、魚を除いても藻は出てきます。日当たりがよくて、ある程度の窒素とリンがあれば藻は出てくるような気がします。現実に廃棄予定の排水サンプルで窒素とリンの量が低いものでも日当たりが良いところに置いたままにしておくと緑色になってきます。

弊社のお奨めの方法は藻の栄養分になる窒素とリンを微生物を池の中で増殖させることにより、奪いつくして藻の栄養分を奪う方法です。いくら太陽光線が豊富でも栄養分がなければ生きていけません。微生物も窒素とリンを栄養源として増殖します。

皆さんのご心配は微生物が増殖し続けるのではということかもしれませんが、微生物も栄養のある範囲でしか増殖はできませんので問題はありません。弊社の池の藻の除去用の微生物剤はBFLポンドクリーン1です。

池の藻の退治でお悩みの皆様、この機会に微生物剤での藻の除去を考えてみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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石油や鉱物油を固める凝固剤の成分は何か?

油の凝固剤というと食品の油を固めるものを考えられる方が多いと思います。でもこれは油の加温が必要です。常温で石油や鉱物油を固めて、引火性も臭気も無くしてしまう方法があります。想像できないと言われる方が多いかもしれませんが、二段階の液体のスプレーの散布で可能です。弊社の製品のテラキャップです。

一段目はケイ酸ナトリウムを原料として作った溶液の散布です。これにより油をシリカの中に取り込みます。二段目は、この状態はアルカリ性ですので酸のブレンド剤を原料とした溶液を、一段目の溶液が乾かない濡れた状態で散布を速やかにします。pHの中和もこの工程を通じてされます。使用量はこぼれた油が1リットルならば、一段目の溶液は1リットル、二段目の溶液は1リットルの使用となります。油:第一段階:第二段階は1:1:1の比率となります。

これで油が固まり、引火性がなくなり、臭気もなくなります。こぼれた石油、鉱物油を固めようと考えておられる皆様、この機会にアクアN-キャップをご検討ください。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

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水路、水槽やタンクの水の表面に浮かぶ油のみを除去したい場合、どうするか?

日頃、お客様から様々な依頼を受けます。水に浮いている油のみを除去したい場合どうしたらよいでしょうかというお問い合わせが来ることがあります。皆さん、家庭用の油を固めるケミカルのようなことができないかというお問い合わせもあります。ご承知のように油の凝固剤は温度がある一定以上のものがないといけませんし、弊社が想定しているような石油化学系や鉱物系の油は想定されていません。

仮に凝固剤があるとしても、水に入れたら分散してしまい効率が悪いです。弊社の提案はコストと効率を両立させるやり方です。弊社の吸油性ポリマーのアクアN-キャップです。アクアN-キャップは水は吸わず油のみ吸う親油疎水性の性質があり、油を吸ったポリマーは水面に浮かび沈むことがありませんし、吸ったものが固まったゲルのような状態になります。網などの器具ですくって除去することが可能です。

吸水性のポリマーは油を吸うことはできません。吸うことができるのは水だけです。

水面から油だけ除去したいといいう問題というか課題を持っていらっしゃる皆様、この機会に吸油性ポリマーのアクアN-キャップを検討してみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

 

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トルエンを含む排水を微生物剤で分解処理をする

トルエンを含む排水をどのように処理したらよいか悩んでおられますか?排水処理施設でトルエンを含む排水を分解して処理することはそれほど難しいことではありません。既に日本では微生物剤を使った方法でトルエンを含む排水は着実に処理をされています。

排水のお仕事をされていらっしゃる方なら、自分のところの排水の原水の分析値と処理水の分析値や排水の特徴をとらえておられると思います。その中で微生物が動くための環境、適切な溶存酸素、pH、BODやCODに対応したリンや窒素などの栄養バランスなどがあり、施設の規模が毎日の流入水に対して適正であれば、まず問題なく分解は可能です。

微生物にとり排水中の有機物の分解は、自分の活動のためのエネルギーを得るための活動ですのでトルエンは最終的に二酸化炭素と水まで分解されます。そうでないと適切な形で活動のためのエネルギーのATP(アデノシン三リン酸)を確保できません。

皆様、ご承知のようにトルエンなどのVOC(揮発性有機化合物)は水に不溶なものが多いですが、微生物は水に溶かせるために自らバイオサーファクタントを生産して水に不溶なケミカルを水に溶かします。微生物には酵素を作る以外にバイオサーファクタント(バイオ界面活性剤、微生物界面活性剤)を作ることもできます。

トルエンなどのVOCを含む排水を微生物剤で分解するならば、弊社の微生物剤のBFL5900PHをお奨めします。トルエンを含むVOCの処理でお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤をご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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植物の脱水してしおれるのを葉の気孔からの蒸散の仕方を変えて防ぎましょう

これから暑い夏がやってきます。水をやってもやっても足りなくなる、植物にとって水分ストレスが高まる時期となります。ストレスが高まると必要以上に蒸散をしてしまう傾向に植物はあります。この辺は人間と似ているところでもあります。

蒸散は植物の葉の裏側にあります、気孔を通じて行われます。ここからの蒸散そのものを止めてしまうのでなく、必要以上に蒸散させないということにすることにしてはどうでしょうか?世の中では一般に蒸散抑制剤といわれるケミカルの使用です。蒸散そのものがコントロールされます。人間でいう安静な状態に持っていきます。もちろん水そのものを作る訳ではありませんので給水は必要です。

弊社の蒸散抑制剤のアンチストレスはアクリル系の水溶性ポリマーで45-60日で自然に分解する生分解性があります。水に希釈してスプレーを葉の裏側や樹木の幹を中心に行っていただくだけでOKです。脱水して萎れるのを防ぎます。それでいて、植物の内部の温度が上がることはありません。これは蒸散を停止させるのではなく、必要な蒸散はさせていることによります。

夏の時期の植物の水不足、脱水、萎れがご心配の皆様、この機会に弊社のアンチストレスをご検討ください。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

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吸油性ポリマーの製法と規格は秘密です

吸油性ポリマーは吸油性樹脂と呼ばれることもありますが、油を接触するとあっという間に油を吸収します。食品用の油ではなく、石油や鉱物油などの工業用の油を想定しております。食用の油の凝固剤と異なり、温度に関係なく油の吸収ができます。弊社の取り扱っているアクアN-キャップは油のみ吸い、水は全く吸わない親油疎水性です。

時々、お問い合わせで製法とか製品の詳細な規格に関してのご質問をいただくことがありますが、飯のタネですのでお答えできませんと回答をさせていただいております。元々の製造している米国のMSDSも商品の情報のところが、トレードシークレットに属するとあります。トレードシークレットは期限がありませんので、この種の資材や農業系の資材でそのようにしているところは少なくありません。特許にしますと切れるころに売れ始めるという性質のものが多いですね。

皆さんのご心配は、原料であると思います。原産地の米国ではTSCA(有害物質規制法)のTSCAインベントリー情報の中に記載されている物質でできていますし、日本の場合は経済産業省の化審法の既存化学物質のリストの中に入っている原料で全てが作られています。ご安心ください。

どのような物質かと言われれば、熱可塑性ゴムのコポリマーであるとお答しております。吸油性ポリマーを販売している会社を探している皆様、この機会に弊社のアクアN-キャップを検討してみませんか?お問い合わせ心よりお待ちしております。

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活性汚泥槽のバルキングを起こす原因別の糸状菌のタイプについて

糸状菌による活性汚泥槽のバルキングの場合、状況別に糸状菌のタイプが分類できます。想定される状況別に糸状菌のタイプを書いてみます。

(1)低い溶存酸素の場合(施設内の有機物の負荷に対して)

糸状菌のタイプはスファエロチロスnatans(Sphaerotilus natans)、タイプ1701、ハリスコメノバクター ハイドロシス(Haliscomenobacter hydrossis)などがあります。

(2)有機物の少ない状態(低いF/M比)で完全に混合さればっ気がされている状態の場合

糸状菌のタイプはミクロスリックス パルビセラ(Microthrix parvicella)、ノカルディアsp(Nocardia sp)、ハリスコメノバクター ハイドロシス(Haliscomenobacter hydrossis)、タイプ021N、タイプ0041、タイプ0675、タイプ0092、タイプ0581、タイプ0961、タイプ0803などがあります。

(3)硫化物などの嫌気性の排水の流入のケース

チオトリクスsp(Thiothrix sp)、ベギアトアsp(Beggiatoa sp)、タイプ021Nなどがあります。

(4)排水の栄養分の不足(窒素とリン、どちらか、または両方)

チオトリクスsp(Thiothrix sp)、タイプ021N、タイプ0041、タイプ0675などがあります。

糸状菌由来の活性汚泥槽のバルキングにお悩みの皆様、この機会に微生物剤のBFL5050BCを検討していませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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