硫化水素などの硫化物を生物的に酸化して無害で無臭にする微生物剤BFL5700SO

よくお問い合わせで「硫化水素のような硫化物を分解できませんか?」というお話がよく来ます。分解という表現は適当ではありませんが、無害化、無臭化ということでしたら可能です。

硫化水素は御承知のように有害なガスですし、酸化しますと硫酸になり腐食などの問題を引き起こします。さらに、排水処理の中で硫化水素は硝化細菌にダメージを与えて窒素の循環が壊れます。

改善する方法は硫化物を生物的に酸化して最終的に硫酸塩の形に還元できる独立栄養細菌の使用で、弊社の微生物剤の中ではBFL5700SOの使用になります。この種の微生物は増殖スピードが非常に遅くて、十分なバイオマスを確立するまでに時間がかかりますので余裕を持った処理が望まれます。日頃の点検と定期的な追加投与がより確実な処理に繋がります。ガスを除去する生物的なガススクラバー、バイオロジカルスクラバー、バイオフィルターに使用するのに最適な微生物剤です。

硫化水素などの硫化物の処理に悩む皆様、この機会に是非、弊社の微生物剤BFL5700SOをご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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砂地での樹木の移植や農業を行う場合に水持ちと保水性を良くする保水材のウオーターワークス

砂地で樹木の移植(例えば防風林などの防災林)を行ったり、農業を行ったりする場合に問題になるのは、給水してもすぐに水がなくなることです。海岸の近くで樹木を移植した後は通常、その後の灌水は期待できません。農業の場合も場合によっては水やりが労力の大半の仕事になっているケースもあります。

植物がどれくらい必要なだけの水を取ることができるのかということが成長を左右します。ポンプで地下水をくみ上げたり海水を淡水化して用いることは費用が高くつきますし、別の問題を引き起こします。そこで弊社の提案は保水材で農園芸専用の吸水性樹脂のウオーターワークスの使用です。ウオーターワークスは水を保持する力に欠ける砂地では特に有効です。乾燥した砂地に少量のウオーターワークスを加えますと土中に蓄えることのできる水の量を驚くほど増やします。

これは植物の生存率を向上させるだけでなく、貴重な水をきわめて有効に活用ができます。何故ならば、こうした状況下では水の蒸発するスピードがきわめて速く、それが植物の成長阻害につながるからです。

砂地の緑化、農業、樹木の移植で保水材をお探しの皆様、この機会に是非、ウオーターワークスをご検討ください。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

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保水材の吸水性樹脂のウオーターワークスは土中でどれくらいの有効期限があるか?

樹木や植物を植え替えた際に保水材の農園芸専用の吸水性樹脂ウオーターワークスをした際に気になる点は土中に入れてから何年効力を保つのかということです。保水材の有効期限は土中のpH、ミネラルの含有量、土中の微生物の種類、使用している肥料の種類によっても変わってきます。メーカーの商品説明書にあるのは5年間です。5年間は土中の水を吸ったり、植物の根から植物に吸収させたりすることが繰り返し可能です。

5年と説明書にはありますが、通常、5年から10年は有効です。土中の条件さえよければさらに長い期間使うことができます。実際に四国の公共事業のケースで、数年後に掘り起こしたら、樹脂は根についていました。

自分の経験からは、紫外線が届かない深さにあれば、かなり長い間、機能が有効な印象です。保水材の選択を検討されている皆様、是非、この機会にウオーターワークスをご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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保水材の吸水性樹脂のウオーターワークスとピートモスの違い

ピートモスはミズゴケなどが湿地で堆積して泥炭化したもので欧米では古くから園芸に使われている保水材で、日本でも大いに利用されています。

保水材としてのウオーターワークスのピートモスとの違いは吸水できる水の量がまず違います。ウオーターワークスは精製水の場合、自重の500倍程度の水が吸収でき、水道水で300倍くらいの吸収が可能です。ピートモスとの間にこの能力で大きな差があります。

さらにウオーターワークスが吸い込んだ水の99%が植物に利用可能ですがピートモスは吸水した水の40-50%程度しか植物には利用できません。この辺りがすぐわかる違いです。

保水材を考えている皆様、この機会に是非ウオーターワークスをご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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ばっ気槽(生物処理槽)を清掃などで水を全部抜いた後の不安定さに関して

ばっ気槽(生物処理槽)の中の排水を全部、あるいは半分抜いて、清掃した後に新たな水を加えて、微生物剤を加える再立ち上げをしますが、pHなどはかなり変動しやすくなります。微生物は一度立ち上げて、安定した状態になってくると槽の中の環境全体が時間の経過とともに安定化してきます。pHも変動も大きくなく安定な状態になります。

槽内の清掃をしてくれいになることは、それまで作り上げてきたバイオマスも失われるものが少なくないので、最初にゼロから立ち上げるので同じ気持ちで臨んでいただきたいと思います。窒素分の栄養剤として使う尿素も、ゼロに近い状態の再立ち上げの場合などはアンモニアに変化した後に急にアルカリ性に槽の中の水が傾くことがありますのでご注意ください。

お手持ちのパックテストなどでpHその他をこまめに計測して、小さな変化も見逃さないようにしてみてください。

その際に新たにお困りの問題で弊社の微生物剤のご使用にご興味をお持ちの皆様、是非、この機会にご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

 

 

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ゴルフ場のグリーンに農薬を過剰に散布して土に農薬が残留する場合、具体的にどのようなダメージが発生するか?

土中に過剰に散布した農薬が残留しますと様々な影響が出ますが、それは相互に関連しているものです。農薬の直接の影響は土に出ます。農薬が土中に残留すると土が固まりやすくなり、結果として排水のし難さにつながります。

さらに土中で活動して生態系の中で重要な役割を果たしている土壌微生物にダメージを与えて活動を低下させます。そして農薬の残留は根の成長と根の質にダメージを与えます。それは線虫の被害によく似た根の成長阻害と根の変形となり出てきます。こうした悪影響が総合的にグリーンの芝の成長の悪化に繋がります。

そこで弊社の提案は微生物剤のマイクロMXの使用です。マイクロMXは土着の微生物の動きを活性化させる鉄、銅、マンガン、亜鉛などの微量栄養素を含むだけでなく、塩素系炭化水素化合物、多くの農薬を分解する微生物群を含みます。こうして土中の環境が改善されることにより健全な環境が生まれて土の構造が改善されることにより、健康で美しい芝を得ることができます。

過剰に散布してしまい土中に残留している農薬が現在の問題の原因と考えておられる皆様、この機会に弊社のマイクロMXを検討してみませんか?皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

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植物や花卉に輸送中にダメージを与えてロスや廃棄にしないように蒸散抑制剤のアンチストレスを使う

花や植物を輸送中にダメージを与えてロスや廃棄を出していませんか?低温なら大丈夫だろうと温度を下げて輸送しても温度変化が2-3度あるだけでダメージを受けるものもあります。市場に出すことができずに廃棄になる植物は少なくありません。こうした問題の改善方法として弊社が提案するのが植物の蒸散抑制剤のアンチストレスの使用です。皆さんが考えておられる旧来の蒸散抑制剤とは違います。

(1)アンチストレスは輸送中の植物(特に鉢植え)の水分量を保ち鮮度の低下を最小限にする画期的なケミカルです。

(2)アンチストレスは濃縮液で水で希釈してスプレーして使いますが植物の上に形成される保護コーティングは輸送中の植物のみずみずしさを細胞外に水分を逃さないことにより鮮度保持を可能にします。

(3)この保護コーティングの皮膜は環境が変わることにより植物に来るショックを軽減するだけでなく植物の突然の気候変化によるショックも軽減します。

(4)輸送中の人為的な原因によるダメージも軽減することが可能です。

植物の輸送に関する問題でお悩みの皆様、この機会にアンチストレスを是非、ご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

 

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排水処理の際のばっ気槽(生物処理槽)の様々な泡に関して

排水処理を進めていく中で、日常の管理としてまずpHのチェックなどをお願いをしております。その他の槽内の外観を観ていただく上で、様々にある観点の中で、今回は泡について書いてみます。

微生物剤を投入してバイオマスを確立して調子が良くなってきたら、一番良い時の状態、外観を頭にまず入れてください。日々の外観のチェックは一番良い時と比べてどれくらい違っているかということになります。

長時間、ばっ気槽をみてますと、様々な形の泡が出ています。自分の印象では上手くバイオマスが動いている際の泡は、きれいでバランスが良いように思います。クリーミーな泡と言った方もいました。泡が膨張して消泡剤を入れないといけないような泡は、順調な時とは違っています。

さらに、希硫酸などを入れてpH調節をすると微生物の細胞膜が破れて、細胞内部にある成分が出て泡が出るときもありますが、これも調子のいい時のものとは違います。人間の持つ五感を総動員して観察していただくようにお願いします。初期の対応が早ければトラブルも大きくなることは少ないです。

微生物が有機物を分解する際は水に溶けている必要があります。そのために微生物は自ら界面活性剤を作り放出します。これがバイオサーファクタントです。ですから、どちらにしてもばっ気すれば泡は出ます。

排水処理の中の泡、気泡の問題、起泡してしまう問題でお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤をご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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排水処理の中で微生物剤投入によるバイオマスが確立した後もメインテナンス(保守)のために微生物剤を追加投与するのはなぜか?

排水処理の中で微生物剤を投入して、対象となる有機物を分解するためのバイオマスが確立した後も定期的に微生物剤を投入してバイオマスを維持していますが、なぜそうするのかということをよく聞かれます。

理由は簡単です、一度投入した永遠に生き続ける訳ではないからです。投入した微生物群は、外部から殺菌剤のようなものが入らなくても、一生のライフサイクルとして導入期、対数増殖期、安定期を経て、最後の死滅期を迎えます。

さらに排水処理の現場の中には微生物の健全な増殖を抑制するようなケミカルが数多く入ってきて、微生物を殺しますし、汚泥の排出などでも、その中に微生物は一部は入って流失していきます。有機物を分解する微生物の集団のバイオマスは一定量が健全な形で活動してはじめて機能をします。減れば補う必要があります。補充がなければ分解能力は確実に低下をします。

ユーザー様のお声の中にもバイオマスの安定には投入後、約3ヶ月ほどはかかると言っておられます。弊社も微生物剤の投与プランを作る際に、最初の1ヶ月の後の投与に関しても提案させていただいております。もしメインテナンス投入量の見直しをするにしてもまず3ヶ月は弊社の提案通りに動かしていただきたいです。

微生物剤の追加投入をすると、様々なライフサイクルの中の時期の微生物群が排水中に存在することになります。爆発的に増える時期の微生物のグループが常に排水中にあるのが良いと考えます。会社の定期的な採用と似たところがあります。若い力のエネルギーが全体を引っ張るとともに、ベテランの知恵が若い層を助けるという効果が狙いです。微生物のバイオマスの運営も人間の組織運営に通じるものがあります。

排水処理の中で様々な問題を抱えていらっしゃる皆様、弊社の微生物剤をこの機会に是非、ご検討ください。様々なご提案ができます。お問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

 

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排水処理後の処理水を放流する際に過剰な泡が出て白濁しないように微生物剤で界面活性剤成分を分解する

排水処理をして処理水を放流する場合、処理水の分析値が法令、条令の基準を満足していても微量でも界面活性剤の成分が残留している場合、河川やその他の水路に放流する場合、派手な泡が大量に出て白くなってしてしまうことがあります。放流する高さが高い位置にあれば、この傾向はさらに強まります。

泡が大量に出ていると、外部の詳細を知らない第三者からみると適正な処理がされていないような印象になりますし、何と言っても見た目が悪くなります。何とか処理をしようにもどのようにしたらよいのか途方にくれている皆様も多いのではないでしょうか?多くの場合、土着のバイオマス中に界面活性剤を十分に分解するタイプの微生物が含まれているケースは多くはないようです。

そんなときに皆様のかかえる泡の問題を解決するのが弊社の界面活性剤を分解する微生物剤のBFL5600SSです。本剤はノニオン、アニオンをはじめほとんど全てのタイプの界面活性剤を含む排水の分解が可能です。界面活性剤を十分に分解すると、泡を作る起泡力を本剤は界面活性剤から奪います。界面活性剤由来の泡の心配がなくなります。

さらに良い点は今まで排水処理の中で泡に使われていたコストの削減と排水処理自体の効率を上げます。泡が過剰に存在することにより失われるメリットは大きいものがあります。化学工業の中で多くの場面で界面活性剤は使用されており、本剤の出番はこれから増えると思います。界面活性剤による泡の処理でお悩みの皆様、是非、この機会にBFL5600SSをご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

 

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