排水処理の際のばっ気槽(生物処理槽)の様々な泡に関して

排水処理を進めていく中で、日常の管理としてまずpHのチェックなどをお願いをしております。その他の槽内の外観を観ていただく上で、様々にある観点の中で、今回は泡について書いてみます。

微生物剤を投入してバイオマスを確立して調子が良くなってきたら、一番良い時の状態、外観を頭にまず入れてください。日々の外観のチェックは一番良い時と比べてどれくらい違っているかということになります。

長時間、ばっ気槽をみてますと、様々な形の泡が出ています。自分の印象では上手くバイオマスが動いている際の泡は、きれいでバランスが良いように思います。クリーミーな泡と言った方もいました。泡が膨張して消泡剤を入れないといけないような泡は、順調な時とは違っています。

さらに、希硫酸などを入れてpH調節をすると微生物の細胞膜が破れて、細胞内部にある成分が出て泡が出るときもありますが、これも調子のいい時のものとは違います。人間の持つ五感を総動員して観察していただくようにお願いします。初期の対応が早ければトラブルも大きくなることは少ないです。

微生物が有機物を分解する際は水に溶けている必要があります。そのために微生物は自ら界面活性剤を作り放出します。これがバイオサーファクタントです。ですから、どちらにしてもばっ気すれば泡は出ます。

排水処理の中の泡、気泡の問題、起泡してしまう問題でお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤をご検討ください。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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