保水剤の吸水性樹脂ウオーターワークスの土中での耐久性

農園芸用の保水剤として使用されます吸水性樹脂ウオーターワークスは土中で少なくとも数年間は機能を果たすことが前提として製造されています。水分は減れば周囲から吸水して必要になれば根が樹脂そのものに入り吸い上げていきます。何度も出たり入ったりを繰り返していきます。

さらに土中には農薬や肥料成分その他が入ってきますし、植物の根からも様々な化学物質が出ます。そうしたものにより樹脂が壊れることはありません。米国では元々、シイタケ栽培の菌床としても使用されています。その際は樹脂は高圧滅菌されています。さらに土中ですが、冬季の凍結に対しても強く、凍結と解凍を繰り返してもウオーターワークスの物性が損なわれることはありません。ウオーターワークスは四季を通じて安心してご使用いただけます。

 

 

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放射性物質を含む汚染水を吸収して固化、安定化する吸水性樹脂ウオーターワークスSP-400

弊社が約20年ほど日本国内で農園芸用に輸入販売している米国ウオーターワークスアメリカ社のウオーターワークスは米国内の原子力発電所でおよそ20年ほど様々なレベルの放射性物質を含む汚染水を吸収して敷地内の汚染の防止や土壌汚染の防止に使用されて放射性物質の拡散とダメージを防止してきました。一度固化したものは、長期間、安定した状態になります。

元々が農業用に開発されたウオーターワークスは土中での長期間の繰り返しの使用を前提として製造されたもので、一般的な使用したら使い捨ての吸水性樹脂とは大きく異なります。その性能は米国政府にも認められて、米国内ではGE、ベクテル、SHAWグループなどの原発メーカーや関連企業で優れた機能が認定されて使用されています。

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植物用の抗ストレスポリマーのアンチストレスを用いてはいけない場合とは?

暑さや水不足よりのストレスから植物を守る抗ストレスポリマーのアンチストレスは今がお使いになる最適の時期ですが、ご使用前には十分に植物に水分を給水してからご使用になってください。

このポリマーのスプレーは、それでも使用が不適切になる時期があります。受粉の時期です。アンチストレスのコーティングは受粉を妨げる可能性がありますので、この時期の使用は避けてください。

以上を、ご理解の上、ご使用を進めていただくようにお願い致します。

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福島第一原発の汚染水と吸水性樹脂のウオーターワークス

毎日のように報道のある福島第一原発の汚染水の漏れの問題ですが、トリチウムを含む放射性物質を含む汚染水を吸水して固める効能のある吸水性樹脂ウオーターワークスSP-400を取扱っていますので、思ったことを書いてみたいと思います。

タンクに漏れがあるようなので漏れの原因を探すのは大事だと思いますが、漏れそのものを止めてしまうならば吸水性樹脂のウオーターワークスで吸水させて固めてしまえば漏れはなくなると思います。ウオーターワークスは米国政府の認定を持った原子力発電の施設で放射性物質を含む汚染水をドラムに入れたものを固化して、長期に渡り保存するのに使用されています。

タンクの場合も米国エネルギー省のマウンド施設の試験の結果からも、タンクの容量の数%添加で固まり漏れることはなくなると思います。添加する樹脂の量も少ないのでほとんど重量も増えません。

吸水後は長期に渡り安定で、途中で分解する可能性もほぼなく安心です。東京電力とその関係者の皆様、ご検討をされてはいかがでしょうか?

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米国エネルギー省のマウンド施設の複数の場所で吸水性樹脂ウオーターワークスが固化した水溶性の放射性廃棄物の施設の概要その2

ウオーターワークスSP-400は放射性物質を含む排水を固めて長期間、安定的に保存ができます。

今回はマウンド施設の中で固化された排水を持つ施設の中で、パンテックス施設に関してです。エネルギー省のパンテックス施設は当時使われなくなり、浄化処理中でした。施設内に古くからある廃棄物は危険物、放射性廃棄物、その他を含みました。

時々混じったものが出てきました。このプロジェクトの中では水銀で汚染された物質の漏出の際の浄化の排水と汚泥の混合物に放射性物質とケミカルの汚染物質が混じって出ていました。

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農園芸専用吸水性樹脂のウオーターワークスを既存の樹木の根の周囲に注入する方法

この猛暑と水不足の中で、農園芸専用で保水剤として優れた効能のある吸水性樹脂ウオーターワークスのお引き合いをよくいただきます。樹木の植替えなどの場合は特に問題がないのですが、問題は既存の樹木をどうするかという点です。

20年ほど前のアメリカ出張の際に観たのが、まだ動いてはいなかったのですが、樹木の周囲に穴を開けて、ウオーターワークスを吸水させたものと肥料と水などを加圧して土中に噴射するシステムがありました。これならば根にほとんど傷をつけず、根の周囲にウオーターワークスが分散するように存在して、根に水を与えることができるようになりますし、エアレーションということで空気が入り土中に隙間もできて通気性も良くなり状況は改善されます。既存の樹木の水不足によるダメージも防ぐことが可能になります。

土中に何かこのように噴射をするシステムというのはスタンダードな製品として我国に存在しているのでしょうか?

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油以外の溶剤などの土壌汚染を微生物剤で分解して浄化し修復する

油が土に漏出した場合は、出た油の量や浸透する深さにもより処理の仕方は変わりますが、弊社の微生物BFL6000HCが使用可能です。
油以外の溶剤、例えばジオキサンやエチレングリコールが土に漏出して土壌を浄化する必要性が出た場合も弊社の様々な微生物剤が使用可能です。

溶剤がこぼれて、浸透した深さが30-40cm程度であれば、こぼれた溶剤の量に応じた微生物の栄養源の窒素やリンを含むものを散布して土を耕起したところに水とともに微生物剤を散布して、微生物が活動できるように水分量をコントロールするために時々、散水して、土を必要に応じて切り返して通気性をよくして好気の状態を出来る限り作り微生物にしみ込んだ溶剤成分を分解させることができます。

それより深いものについては、穴を掘って微生物、薬剤の投入をしていくことになります。

弊社の微生物製品のページをご覧になれば様々の用途の微生物剤がありこぼれ出たものの物性に基づき選択が可能です。

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池のヘドロを微生物剤を使って、移動させずに水底で分解、消滅させる

池の管理をしていて、暑い季節で藻の発生とともに問題になるのがヘドロの蓄積です。場合によってはヘドロから悪臭ということもありますし、ヘドロの中の有機物が存在している限り、藻の発生や富栄養化を止めることは難しいです。さらにもう一つの問題があります。物理的にヘドロを回収してもどこに持っていったらいいのかという問題もあります。

そこで提案するのが弊社の微生物剤BFLポンドクリーン2です。通性嫌気性の微生物が多孔質である石灰化した海藻の上にあり、前処理不要でそのまま池に散布するとすぐに水底に沈み、ヘドロの分解を始めます。ヘドロが今ある位置で分解されていきます。微生物が確実にヘドロにまで沈み、多孔質の基材上で安定して増殖して有機物を分解することが重要なところです。

こうした問題でお悩みの皆様、是非ご検討をお願いします。

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米国エネルギー省のマウンド施設の複数の場所で吸水性樹脂ウオーターワークスが固化した各施設の水溶性の放射性廃棄物の概要その1

20世紀の末期に米国エネルギー省のマウンド施設の複数の場所で放射性物質を含む排水を固化して長期保存が可能な吸水性樹脂ウオーターワークスの様々な実験がされています。ウオーターワークスはトリチウムを含む放射性物質を含む排水を固めることができます。単に固めるだけでなく長期間安定的に保管ができます。

使用された3か所の施設中、今回はAEMP施設のAshtabula Environmental Project(アシュタブラ環境マネージメントプロジェクト)の概要を書きます。

AEMPではおよそ30年ほどの間エネルギー省が核兵器を製造するための金属のウラニウムを加工していました。施設の浄化の際に新たな異なった放射性物質に汚染された排水が出て来て処理する必要がありました。

その中にはサニタリースラッジと記載のあるもの、PCBで汚染された泥、排水溝の残さ、汚染土壌の処理工場の残さなどがありました。それまでの汚染物質の処理方法は現場で処理するか外部に運び出してドラム式の乾燥機の熱処理かガラス化までいろいろとありました。いくつかのケースでは既存の処理方法が想定するコストとスケジュールに合わないものもありました。

放射性物質を含む排水を吸収して固化できる全米の原子力発電所や原子力関連施設で使用されている吸水性樹脂はウオーターワークスSP-400です。

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土中の高い酸素のレベルが持つ植物への生物的、化学的影響

ほとんどの好気性微生物がそうであるように植物に有益な微生物は生存と増殖のために常に酸素を必要としております。不幸なことに、これは多くの管理者、特にゴルフ場の芝を管理する方々には難しい課題でした。結果として嫌気性微生物の爆発的な増殖が始まり、病虫害、栄養不足に繋がり、さらに硫化水素やブラックレイヤーの発生も引き起こしています。

土壌の通気性と透水性が改善されますと土中の有益な微生物の増殖が始まり生物相が多様化し窒素の循環が促進されて植物の活力を増加させます。これにより微生物の増加する呼吸により出てくる二酸化炭素は相殺されます。

一般的に土壌環境のストレス軽減により植物は生存のためのストレスと戦う必要性が薄れて、限られたエネルギーを成長と活性化に使用することができます。この中でさらに酸素の徐放剤を使用すると土中からの栄養分と水分の吸収が促進されます。酸素の徐放性は成長を加速させる栄養分、酵素、ホルモン、有機酸その他を代謝する光合成の際に特に根の周辺で効果があります。酸素の放出により土壌の緩衝力も増加しますし、栄養分からも来る毒性を軽減できます。重い有機物の負荷のある土壌の透水性も改善できます。

弊社の製品で透水性を向上させて、通気性も向上させる製品にはテラソフトがあります。

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