排水中のバランスの悪くなった過剰な窒素とリンをBODの数値を上げることにより改善して減らす

工場の排水の中で製品の原料の性質により、排水中のBODやCODの数値に対して窒素やリンの数値が過剰になっているケースがあります。微生物を使用する活性汚泥法の生物処理の場合、微生物が栄養分として消費するのは、BODやCODで表示される有機物の量により決まります。弊社の微生物剤のケースもBOD:窒素:リンで100:5:1が最適なバランスになっています。消費されない窒素やリンはそのまま残ってしまいます。

例えば、過剰な窒素がある場合は、別に硝化槽と脱窒槽を作り削減していけばいいのですが、それが出来ない場合、一つの改善方法があります。

まず、皆様の工場排水のタイプに合った微生物剤を選択して、必要な微生物の量を投入して、可能な限りBOD、COD、窒素、リンのバランスを改善します。その間に、様々な有機体の窒素は微生物が利用しやすいアンモニア態の窒素に変わる傾向があります。

それでも過剰な窒素とリンがある場合は、メタノールのような微生物が分解しやすいケミカルを投入してBODの数値を上げて、BODの数値に合った窒素やリンを消費させて数値を減らすということも可能です。

この際に調べないといけないのは、今ある生物処理槽はどれくらいのBODのレベルまでを想定して作られたものであるかということです。これが、どこまで窒素、リンを処理できるかに繋がります。

メタノールを分解しやすい微生物剤がBFL5400GCですので、この微生物剤に、さらに必要する分解対象に適した微生物を加えてというのが良いかと思います。弊社には様々な皆様の御役に立てる微生物剤があります。ご検討宜しくお願い致します。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

カテゴリー: 水処理 | コメントする

地下水の散水の際に温度差が原因で根にストレスがかかり枯れてしまうのを防ぐ吸水性樹脂のウオーターワークス

以前にゴルフ場でアカマツの樹木の移植をしたときに、植えた後の散水を地下水で行った際に、想定している水温とマツの根が応えられる温度に差があり枯れてしまうケースがあり、その解決方法が求められていました。原因は想定外の温度になるとアカマツの根の方でストレスを感じるということで、ストレスを感じないような散水方法が求められてきました。

最初は池を作り、そこから水を散水という話もあったのですが、マツの数が多すぎると、この方法は取れず、最終的に採用になったのが農園芸専用の吸水性樹脂のウオーターワークスでした。ウオーターワークスに吸水された水は、その場所に保持されて周囲の環境に合わせて水温も調整されていきます。そこに根が伸びて来て、樹脂の中の水を直接、植物に吸い上げることができますので、これで水温による植物のストレスを回避することができました。

樹木の移植は、自然の中ではないことで、植物が感じるストレスには多大なものがあります。根の側で感じる水分ストレスに対応可能なウオーターワークスは、ストレスに敏感な植物を移植する際には皆様のお役に立てます。ご検討を宜しくお願い致します。お問い合わせ、心よりお待ちしております。

カテゴリー: その他 | コメントする

温度変化に敏感な植物を輸送中のストレスから守り萎れるのを防ぎロスを減らすアンチストレス

温度を含めた環境の変化に敏感な植物は、温度の変化を含めた様々な変化で萎れることがあります。萎れると経済的なロスが発生します。植物の場合、環境の変化に対する耐性は様々で、温度を例えば低温にすればOKという単純なものでなく、許容する温度を数度でも超えてしまうとダメージを受け始めます。

温度、乾燥、風などの植物にダメージを与える要因のとの遭遇に際して保護する皮膜を植物の上に形成できるのが植物用抗ストレスポリマーのアンチストレスです。皮膜は45-60日で自然に分解します。半透水性の皮膜で呼吸や光合成を抑制することなく無駄な蒸散を抑えることにより、皆様の植物を守ります。ご検討を宜しくお願い致します。皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。

 

カテゴリー: その他 | コメントする

寒風や空っ風の乾燥のダメージから植物を守る抗ストレスポリマーのアンチストレス

寒い日が続きます。寒風や空っ風が植物にあたりますと、揺れなどの物理的なダメージの他に、乾燥するダメージを与えます。そのダメージはさらなるストレスを植物に与え、必要以上の蒸散をさせて、植物を萎れさせます。

こうしたダメージから植物を守るのが弊社の植物用抗ストレスポリマーのアンチストレスです。アンチストレスは濃縮液の状態ですから水で希釈して、葉の裏側を中心に植物にスプレーしますと半透水性の皮膜を形成して、呼吸や光合成を阻害しないで、蒸散をコントロールします。

冬場や春先の寒風や空っ風が吹く頃の乾燥対策に最適です。ご検討宜しくお願いします。皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。

カテゴリー: その他 | コメントする

糸状菌をバラバラに破壊し、分解し、抑制して退治する微生物剤BFL5050BCはバルキングも防止する対策になります

排水処理施設の中の生物処理槽に糸状菌が増殖すると汚泥の沈降性が悪くなるバルキングが起き、BODやCODの数値は悪化して浮遊物が増えます。

糸状菌の増殖する要因はいろいろとありますが、その原因も含めて糸状菌の増殖は抑制しなければいけませんし、既に出ているものに対しては退治しなければいけません。

弊社の微生物剤BFL5050BCは微生物以外に生分解性の高い起泡剤、柔軟剤、界面活性剤を含みます。柔軟剤は水の硬度を低下させて、界面活性剤は表面張力を低下させます、起泡剤は効率良く浸透して糸状菌をバラバラに破壊します。

糸状菌が支配的になっている油脂などが存在する場所では本剤は油脂などの分解に必要な酵素を放出する微生物群を含み糸状菌の支配を打ち破ります。

さらに本微生物剤は天然由来の主要栄養素と微量栄養素を含み微生物が健全なバイオマスを形成するのに役立ちます。

 

 

カテゴリー: 水処理 | コメントする

公園の池や湖の管理者の皆様、水底の溜まったヘドロの除去と浄化の処理をどうされていますか?

先日、東京の井の頭公園の池の水を抜くのがニュースになっていました。引き上げられた多くの自転車を見て驚かれたかたも多いのではと思います。歴史のある池ですともう一つ出てくるのが水底に溜まっているヘドロの除去と浄化の処理の問題です。掃除をする際にヘドロをどうするかということです。どこかに運び出すとなると大変なことです。

ヘドロの中には様々な有機物があり、池の汚れの原因となる富栄養化の要素でいっぱいになっています。これを、そのままの形で残して新たに水を入れても富栄養化の原因の窒素やリン栄養分により、藻が出て、池が汚れる池の汚染というのは繰り返されます。河川の場合も同様です。

ヘドロを処理するのは大変です。弊社が提案をするのは散布後、すぐに水底に沈み、ヘドロの分解をする微生物剤BFLポンドクリーン2の活用です。本剤は石灰化した海藻の中に微生物があり、通性嫌気性微生物です。水中の窒素とリンは幸いなことに富栄養化のために十分にあり、それを栄養源として、有機物が中心のヘドロを分解して自らのためのエネルギーを得て、微生物は成長と増殖を繰り返します。弊社の方法は水もそのままにして、水底のヘドロを分解していくやり方です。肝心なところは、温度が微生物の活動に適した、水温が20℃くらいになる時期を選ぶことと、池全体にできるだけまんべんなく散布することです。皆様、ご検討宜しくお願い致します。お問い合わせ、心よりお待ちしております。皆様の状況に応じたきめ細かい提案をさせていただきます。

 

カテゴリー: 水処理 | コメントする

今ある排水処理施設の処理能力を向上させる改修や増設を行う際に微生物剤を使用する

皆様は今、様々な形の排水処理の施設を運営されていることと思います。例えば、活性汚泥法、生物膜法、MBR(膜分離活性汚泥法)や回転円板法などがあります。今ある施設をそのままの方式で増設したり、別の方式を加えて処理能力の向上をするなどいろいろとあります。

排水が量的に増えていって今までの施設で対応できなくなったケースや別の新しい物質が入って、これが今の施設で処理できるかどうかも分からないときがあります。さらに、もう一つの根本的な問題として新しく入れた施設が確実に効率良く立ち上がってくれるかどうか分からない心配があります。

このような時にお奨めなのが弊社の様々な微生物剤のラインです。まず、種汚泥で立上げに不安をお持ちの方々には、早期に効率良く立ち上げることができるのが弊社の役割ですし、今までの槽の中にいた微生物群では対応できない物質が入ってくる場合は弊社の微生物剤で対応が可能です。弊社の微生物剤により施設担当の皆様の不安を解消します。

どのように既存の施設と組み合わせるかとか、どれくらいの投与にしたらよいのかご相談させていただきます。相談無料です。皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。

 

カテゴリー: 水処理 | コメントする

動物性油脂を含む排水を分解する微生物剤BFL5000FGで植物性油脂を含む排水を分解してみたら

弊社の油脂を含む排水を分解する微生物剤には動物性油脂用のBFL5000FG植物性油脂を含む排水を分解するBFL5050VFがあります。

動物性油脂用のBFL5000FGで植物性油脂を含む排水を分解した試験を行っていますが、1%の植物性油脂を含む排水をバッチ式で活性汚泥法で処理した場合、最終的に99.89%の分解を達成しています。74.63%が24時間で除去。3日以内に91.11%が除去されています。

食品系の排水の中で油が原因で処理の効率が悪くなる場合があります。そうした中での改善に弊社の微生物剤は使用が可能です。皆様の様々なアイディアでさらに効率が上がる場合もあります。皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。

カテゴリー: 水処理 | コメントする

他の多くの一般の吸水性樹脂と農園芸専用のウオーターワークスとの違い

農園芸専用で保水材の吸水性樹脂のウオーターワークスの外観は他の樹脂と大きな違いはありません。水を吸い込むスピードに差はありますが、吸い込んだ外観もそう大きな差はありません。どこが違うのかというと、そこから先です。

(1)一般の多くの吸水性樹脂が使用される最も多い用途は使い捨てが前提で何度も、何年も使うことを前提としてません。ウオーターワークスは何年も繰り返して使うことを前提にモノづくりがされています。まず製造の原点が違います。

(2)多くの一般の吸水性の現在の用途での性能は極めて優れています。現在の分野に非常に最適化している状態です。吸ったものを離さないという性質は植物に適したものではありません。

(3)ウオーターワークスは最初から植物に使うことのみを考えて作ってあります。土の中に埋められて、農薬や肥料が入り、さらに幅広い温度の変化、灼熱の状態から凍結する状態まで想定しています。土の中で何が起きるかを考えて作ったもの、そうでないものの差は出ます。

樹木の移植の時期には是非、弊社の農園芸専用のウオーターワークスのご使用を検討してください。皆様の厚意と熱意を無駄にしません。お問い合わせを心よりお待ちしております。

カテゴリー: その他 | コメントする

こぼした有機溶剤まで吸収できる吸油性ポリマーのアクア N-キャップ

吸油性ポリマーのアクア N-キャップは油を選択的に吸収するだけでなく各種の溶剤も吸収できます。例えば、このような有機溶剤を吸収できます。アセトニトリル、酢酸ブチル、γ―ブチルラクトン、グリコールエーテル、メチルエチルケトン、トルエン、1,1,1トリクロロエタン、ジメチルスルフォオキサイドなどがあります。水は吸収しません。

溶剤が漏れたりこぼれたりする危険性は、どこでもあります。誰でも容易に使えて確実に吸収が可能なアクア N-キャップは効率的な廃棄も促進できます。皆様のご検討を宜しくお願い致します。お問い合わせを心よりお待ちしております。

カテゴリー: その他 | コメントする