自重の10倍の油のみを選択的に吸収する親油疎水性の吸油性ポリマー(吸油性樹脂)のアクア N-キャップ

吸油性ポリマーのアクア N-キャップは自重の10倍の油は吸いますが水は吸わない物性があり、水の上に浮かんだ油もポリマーが吸収してそのまま浮かんでいますので容易に回収ができます。油と水の分離(油水分離)が簡単にできます。幅広いタイプの油(ブレーキオイル、軽油、ガソリン、油圧油、モーターオイル、トランスミッションオイル、絶縁油など)を効率良く吸収して保持します。誰でも容易に、安全に使用ができます。こぼれた油の回収や、様々な油に関する用途で使うことができます。ご検討を宜しくお願い致します。皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。

 

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動物性油脂、植物性油脂を含む排水を分解する微生物剤

弊社の微生物剤の中には動物性油脂を含む排水を分解するBFL5000FG植物性油脂を分解するBFL5050VFがあります。ともに脂肪を分解する酵素のリパーゼをよく生産します。

動物性油脂の分解に優れたBFL5000FGの特徴は動物性油脂には固まりやすく乳化するのに時間がかかるケースがありますが、その際にそれに適したバイオサーファクタントを放出して効率良く乳化ができる微生物を含んでいます。バイオサーファクタントは微生物が作る天然の界面活性剤で優れた乳化の力があります。

これに対してBFL5050VFが対象とする植物性油脂は固まりにくく分解がしやすいです。植物性油脂は不飽和脂肪酸を多く含み分解の経路が多少、動物性油脂と異なります。

それぞれを逆に使用した場合、分解はしますが、分解に要する時間が余分にかかります。

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種汚泥に代わる微生物剤を用途ごとに販売する名東化製株式会社

皆様は新しく活性汚泥槽などの生物処理槽を立ち上げる際はどのようにさえれていますか?種汚泥をどこからか手配されていますでしょうか?排水には多様性があり、それぞれのご要望に応じたものが常にあるとは限りませんし、時間的な制約もあります。

効率良く生物処理槽を立ち上げる際は、弊社の微生物製品をお勧めします。デンプン、動物性油脂、植物性油脂、石油、界面活性剤、揮発性有機化合物など皆様の用途に応じたものの提案をさせていただきます。弊社の微生物剤は種汚泥に代わるものです。

さらに様々な接触材をご使用になる場合はバイオフィルムを形成する必要があり、こうした用途にも弊社の微生物剤は適しています。ご検討を宜しくお願い致します。お問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

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常温でスプレーすることにより石油、鉱物油を凝固させるだけでなく引火性を除去し、油の臭いも消すテラキャップ3000と4000

こぼれた油の処理ですがアクアN-キャップなどの弊社の吸油性ポリマーで対応できるケースもありますが、食品の油のケースのように散布して固めて捨てる処理法の選択が求められる場合があります。さらに、その場所から油の臭気を除去したいケースもあります。

この用途で使用ができるのが弊社のテラキャップの3000と4000の2つの製品で一緒に使用します。油をシリカの中に封印するテラキャップ3000とそれをさらに固化を進めるテラキャップ4000です。食品のケースと異なり、常温で固めることができます。

引火性がなくなるだけでなく、油の臭気も消えて大きなメリットがあります。ポリマーの使用が不適切になる場合、極めて有効です。ご検討いただければ幸いに存じます。お問い合わせ、心よりお待ちしております。

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VOC(揮発性有機化合物)の塩素系溶剤の微生物による分解

VOC(揮発性有機化合物)の微生物による分解ですが、有機溶剤のトルエンやキシレンなどを含む排水は問題なく弊社の微生物剤で分解ができます。塩素系の溶剤はこうした有機溶剤よりは分解のための分解の難易度が上がりますが弊社の微生物剤で分解ができます。

塩素系溶剤の微生物を使っての分解処理は塩素の数が少ない場合は好気状態で行います。塩素が多い場合は、初めに嫌気状態で脱塩素化を行い、その後に好気性での処理を行います。

弊社の微生物剤の中でVOCを分解するバイオはというとBFL5900PHになります。場合によっては、その他の微生物剤と組み合わせた方がいい場合もありますので、詳しくは弊社まで御相談いただければ幸いに存じます。ご検討を宜しくお願いします。

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VOC(揮発性有機化合物)を分解するバイオ、微生物

一般にVOC、揮発性有機化合物と呼ばれる健康被害のある化学物質のグループがあり、溶剤の中によく含まれています。多くは水に不要ですが工程の中で水にも入ってきて処理は問題となります。そのままの形で放置をすることはできません。

処理法は様々な方法がありますが、コスト的に値ごろで環境にかかる負荷の少ない方法というと微生物を使用した処理方法になります。弊社のVOC用の微生物剤BFL5900PHはトルエンやキシレンの化合物をはじめ多くの揮発性有機化合物の分解が可能です。

もちろん、微生物を動かすための条件は必要になりますが、かならず皆様のお役に立てます。VOC単独で存在しないケースの場合は、その他の弊社の微生物剤と組み合わせて多くのものを同時に処理することも可能です。

ご検討を宜しくお願い致します。

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化学工場の幅広い排水の成分を分解する微生物剤BFL5400GC

排水処理は一般的にBODで表示される成分の分解はしやすく、CODで表示される成分の分解は難しいと言われています。排水の分解の中でも微生物群はまず分解の易しいものから分解をします。

化学工場から出る様々の排水の中には難分解と言われるものもあります。微生物剤BFL5400GCはその多くを分解できます。排水で困ったときはまず、この微生物剤がお役に立てます。化学工場の幅広い範囲の排水に一番対応できるのが本剤です。

大半の溶剤は分解可能で、例えばエチレングリコールは比較的容易に分解していますし、難分解のジオキサンでもpH、DO、栄養のバランスを確保できれば分解は十分に可能です。

ご健闘を宜しくお願い致します。

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微生物を使い有機物を分解する際に必要な栄養分

微生物が活動する際に必要なものは好気性の微生物であれば酸素ですし、動く際の適切なpHの数値がありますが、忘れがちなのは栄養の補給です。微生物が増殖して体を作ったり、放出する酵素を作るためには栄養分が必要です。その辺りを考えずに栄養のバランスが崩れたところに微生物剤を入れても動きません。

主要な栄養源として必要なものは窒素、リンとなります。窒素は尿素などの入手がしやすく価格も値ごろなものが使われているケースが多いし、リンは第二リン酸ナトリウムなどが使われます。

栄養分を入れる際の注意ですが一度に多くの量を入れすぎないことです。尿素の場合は、使われなかった部分がアンモニアに容易に変わりますので水中と土中でpHを上昇させる要因になります。徐々に様子を観ながら入れるのが良いです。

弊社の微生物剤のトップページに様々書いてありますのでご参考にしていただければ幸いです。

 

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排水処理の際の生物処理槽(ばっ気槽)の様々な泡の違いについて

生物処理槽(ばっ気槽)の中では様々なタイプの泡が観察できます。ずっと観察していると分かりますが、原因により泡にも違いがあります。

界面活性剤より来る泡は大きさも大きくて光をあてると虹のようなものが見えます。ちょうど油が水に混じると出てくる現象のようなものです。

微生物が活動して出てくる泡はあまり白くない、例えが難しいのですが元気のないクリーム状の感じです。微生物が何らかの原因で壊れて細胞膜が破れて中身が飛び出すことにより出てくる泡もこれに近い気がします。

界面活性剤は少量でも残っているとばっ気により驚くほど泡が出ます。今までの方法では解決が難しかったものですが弊社の界面活性剤分解用の微生物剤のBFL5600SSを使用しますとほとんどが分解されます。

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謹賀新年

皆様、新年明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。今年も引き続き、微生物剤を使った様々な物質の分解の分野、持続可能な環境にやさしい造園緑化技術の分野、東日本大震災後の復興に貢献する分野など進めていき皆様のお役に少しでも立ちたいと思っております。

年初は観光で会津若松市を20数年ぶりに訪れ、循環バスで話題の観光地を散策してきました。この間の変化に驚きながら気持ちも引き締まりました。

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