植物用の保水剤の吸水性ポリマーの用途の拡大に関して

弊社の取り扱っている保水剤で吸水性ポリマーのウオーターワークスがありますが、過去20数年は防災林などの樹木の植栽、移植、法面緑化などを中心に使用されて好評をいただいてきました。実際に植えていた場所も給水は雨水のみというところがほとんどで水ストレスは極めて高いところです。

ウオーターワークスは植物の根との親和性がきわめて高く、植物は樹脂から直接に水を吸うことが可能です。

農業と園芸の分野でも基本は樹木ということで今まで来ていましたが、散水の装置があっても必ずしも水分ストレスは防ぐことはできません。さらに、水やりを担う担い手の問題もあります。農業と園芸の分野で水やりがコストの多くの部分を占めるならば保水剤を使い植物の水分ストレスを抑えながら、散水の労力を軽減したらどうでしょうか?人口の高齢化、少子化は既に進行中で、水やりは機械化しても完全ではありません。農業や園芸の水やり、干ばつ、水不足の分野で何か対策を検討されている方々、この機会に吸水ポリマーのウオーターワークスを検討してみませんか?お問い合わせ心よりお待ちしております。

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バイオレメディエーションで土中の放射性物質の除染ができるか?

『バイオレメディエーションで土中の放射性物質の除染ができますか?』というお問い合わせをいただくことがあります。おそらく微生物が何らかの形で機能してということを期待されてのご質問だと思いますが、結論から言いますと微生物を使っての除染はできないと考えてよいかと思います。

世間でよく何とかを食べる微生物とか言って紹介されることがありますが、基本的に微生物が分解の対象とするものは有機物であります。放射性物質は無機物です。微生物が有機物を分解するのは崇高な使命を感じてやっている訳ではなく、自らの生存のためです。最終的に自分の代謝の経路の中に取り込んで二酸化炭素と水にして初めて活動のエネルギーのATP(アデノシン三リン酸)を得ることができます。これを得るために微生物は有機物の分解を行います。人間も同じです。

現状では、放射性物質の除染に直接貢献する微生物はないと考えますが、万が一出てくるようなことになっても、商業生産までの道は遠いと思います。現在の状況でも存在が分かっていても商業生産できない微生物の方が多いのが現状ですから。別の分野でも20-30年前の新聞をスクラップブックに貼ってました。画期的な微生物発見の記事がよく出てましたが、その後の状態は皆さんがご覧になっている状態です。

バイオレメディエーションにご関心があれば是非、弊社の微生物剤のページをご一読いただくことをお奨め致します。よろしくお願い致します。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

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土の塩害改良と陽イオン交換容量の関係

塩害改良の基本的な考えは、土中の過剰になったナトリウムを塩害改良剤の中に含まれるカルシウムで置換して排出するということになります。そのためには、排水がしっかりとされることが必要になります。

ナトリウムの土への結合は陽イオン交換容量の数値にもよります。砂の場合は、この容量が低くなっています。そうなると塩害改良剤を投入してナトリウムをカルシウムに置換をすることをする場合、いかに多くのカルシウムが改良剤の側にあっても改良の効果は陽イオン交換容量の数値によります。塩害改良を行う場合、どのような土質であるかというのはですから重要なポイントになります。

聞いた話ですと、土中のpHを調整して少し、酸の側にした場合、置換の効果があがる場合もあるということです。弊社のお奨めの塩害改良剤の一つがフィックスです。津波、高潮、肥料による塩害でお悩みの皆様、この機会に塩害改良剤のフィックスを検討してみませんか?お問い合わせ、心よりお待ちしております。

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イオウ分を含む塩害改良剤を使って除塩する場合の土壌微生物の働き

土壌中の塩分をイオウ分を含む塩害改良剤で除塩する場合、考慮すべきことは土壌微生物の機能です。イオウが含まれていますと土中の微生物の機能により硫酸ナトリウムのような形が形成されて土壌の粒子から離れて除去できます。

となりますと、土壌を撹拌して、沈殿させて上澄み液を排出するやり方で除塩をしようとしますと、土壌微生物はその効果を発揮するのが難しくなります。土中に浸透させて、上手く排水をすることを考えるのが良いかと思います。

さらに微生物が関係してきますと、ある程度の時間をいただく必要があります。除塩をされる場合、具体的にどのような除塩を進めるか予め教えていただけますでしょうか?

弊社の塩害改良剤でイオウ分を含むものというとソルトラッドがあります。塩害改良をしようと考えている皆様、この機会に塩害改良剤を考えてみませんか?皆様に最適な方法を弊社で提案をさせていただきます。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

 

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微生物剤と酵素剤の違いは何か?

微生物剤は酵素を作ることができますが、酵素剤は酵素を作り出すことはできません。微生物は酵素を作る工場であると考えていただいていいと思います。ご承知のように酵素は特定の物質を分解します。有機物の分解には様々な酵素が関与しています。分解して最終的に水と二酸化炭素まで持っていくまでに多くの酵素が働きます。

例えば、リパーゼという脂肪を分解する酵素がありますが、この酵素を加えるだけでは有機物の分解は完成しません。いわゆるバイオレメディエーションで有機物の分解をして浄化となると現場に適した微生物を加えるのが妥当です。

微生物は酵素を作るだけでなく、水に不溶な物質を水に溶かすためのバイオサーファクタント(微生物界面活性剤)も作り、酵素の機能を助けます。微生物は対象となる物質が水に溶けた状態でないと基本的に処理ができません。

皆様の用途に応じた様々な微生物剤を弊社は出すことができます。微生物剤を使って何かをしたいと思われる皆様、この機会に是非弊社の微生物剤をご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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塩害改良剤に要求される土中での植物の根の周囲での塩素の濃縮の抑制

塩害改良の政府の資料を読んでも、基本的な考えは、ナトリウムをカルシウムで置換してという考えがあります。塩害改良の大事な基本ですので、忘れてはいけないことです。もう一つの問題として土中で出てくる塩素イオンが根の周囲で濃縮されるのを防ぐことです。過剰な塩素が根の周囲に来ますと植物にダメージが大きくなります。

さらに、津波や高潮由来の塩害ばかりでなく、肥料や農薬などのケミカルからの由来の塩素もあります。過剰になれば、多くのものはメリットよりもディメリットの方が大きくなります。塩素の集積を防ぎたいときはどうすればいいのか?弊社の塩害改良剤のフィックスをお使いください。皆様の意図される結果が出ます。

最近、芝、樹木が十分に管理しているのに調子が今一つという方々、土中の塩素の問題にも着目されてはいかがでしょうか。そして、その問題を改善するならば弊社のフィックスがお役に立ちます。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

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干ばつで水不足が予想されるときに果樹の若苗を定植する際に保水剤のウオーターワークス

最近の気候は予想を大きく超えて変動しています。過剰な雨と、水不足が極端な形で来ることもあります。干ばつと水不足が予想される際に果樹の若苗を定植する場合、その後の生存と成長がどうしても不安です。水は必要なときに、必要なだけを十分に与えるのは難しいです。水分ストレスが極端に強く出てしまうと、水をやっても水が吸えなくなります。

このような悪い状況に陥る前に、水分ストレスを緩和して、必要な際には必要な水が植物の側で常時確保できるようにする必要があります。このために有効なのが弊社の吸水性ポリマーで保水剤のウオーターワークスです。ウオーターワークスは根との親和性が非常に高く、根は樹脂から直接水分を吸い上げることが可能です。ウオーターワークスを土中で使用するのは、地下にため池を作るように有効です。

水不足の予想される時期に果樹の若苗を定植される皆様、この機会にウオーターワークスを検討してみませんか?既に20年以上の間、国内で防災林の移植、植栽や法面緑化などの公共事業で使用が続いていますので安心してご使用になれます。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

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硫化水素を槽(タンク)の中で嫌気状態で微生物剤により生物酸化して無害化する

タンクの中にある硫化水素を嫌気状態で微生物剤を使って生物酸化して無害化することが可能です。弊社の微生物剤のBFL5700SOと硝酸ナトリウムを投入して、排水全体に行きわたらせることにより可能になります。

微生物剤のBFL5700SOは粉末の状態では休眠しています。投入の4-5時間前に硫化水素を含む排水を小さな密閉された容器を用意して使用する硝酸ナトリウムとBFL5700SOを入れて再活性化させた上で投入するとより効果的です。嫌気状態で処理をしますので、ばっ気はしません。

必要量の硝酸ナトリウムを入れて撹拌する程度でいいです。発生する窒素ガスを放出させるための排気口はあった方がいいです。微生物が休眠状態から起こして準備運動をさせる段階がある方が微生物の機能をより効率化します。硝酸塩を使い硫化水素の酸化ができる微生物剤BFL5700SOの機能は非常に役に立ちます。生成する硫酸塩は硫酸ナトリウムになります。

タンクの中の硫化水素の処理でお悩みの皆様、この機会に微生物剤BFL5700SOをご検討いただければ幸いに存じます。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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池のアオミドロ除去対策に関して

毎日、暑い日が続きます。テレビのニュースを見ていても、藻の繁茂がものすごくて池の水面の色まで変わっています。良いお天気で光合成も促進され、池の中の窒素やリンの栄養分が十分にありますと、このような状態になります。

このところ微生物剤を使ってアオミドロの除去はできますかというお問い合わせをよく受けます。結論からいいますと、できますが、テレビで見たような藻の繁茂までいきますと時間はかかります。

微生物剤を使った藻の除去の理屈は簡単で、微生物と藻が必要とする栄養分の窒素とリンは共通しており、微生物の増殖スピードが藻よりも速く、栄養分を奪い、藻の成長ができなくなることで藻が死にます。死んだ藻は水底に沈みます。

弊社の池の藻の除去のやり方は二段階に分かれています。池の底にヘドロがたまっている場合は、ヘドロから分解しないといけません。ヘドロの中には死んだ藻であるとか様々な有機物があり、そこから藻の成長のための栄養分も放出されるので、ヘドロをまず、沈めて使うタイプの微生物剤BFLポンドクリーン2を使い分解、その後、水中の浮遊する窒素、リンを栄養分として利用して増殖するタイプの微生物剤のBFLポンドクリーン1を使います。

正直、申し上げまして、既存の様々な方法に比べるとコストは高いかもしれませんが、自然にも、作業をされる方々にも安全な方法です。アオミドロ除去をお考えの皆様、この機会に弊社の微生物剤の使用を考えてみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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界面活性剤と油(石油)を含む排水を分解して水をリサイクルする場合

界面活性剤を含む排水を微生物で分解処理する難易度は一般的に高いと言われております。さらに、それに石油系の汚れが入った場合はどうなるかというと、さらに難しくなります。欧州のケースで最近、聞いたのが車を洗った洗車排水には両方の要素が含まれており、これが微生物により処理されて水はリサイクルされているようです。

弊社は、界面活性剤を含む排水を分解する微生物剤としてBFL5600SSがあり、石油を含む排水を分解する微生物剤にはBFL5500HCがあります。同じような洗車排水のリサイクルの需要があるかどうかは分かりませんが、洗剤などの界面活性剤と石油の汚れの入った排水を微生物を使って分解する方法はあります。2つの微生物剤を混合して使用すればOKです。

界面活性剤と石油を含む排水の分解を考えておられる皆様、この機会に弊社の微生物剤の使用を検討してみませんか?皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

 

 

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