微生物剤と酵素剤の違いは何か?

微生物剤は酵素を作ることができますが、酵素剤は酵素を作り出すことはできません。微生物は酵素を作る工場であると考えていただいていいと思います。ご承知のように酵素は特定の物質を分解します。有機物の分解には様々な酵素が関与しています。分解して最終的に水と二酸化炭素まで持っていくまでに多くの酵素が働きます。

例えば、リパーゼという脂肪を分解する酵素がありますが、この酵素を加えるだけでは有機物の分解は完成しません。いわゆるバイオレメディエーションで有機物の分解をして浄化となると現場に適した微生物を加えるのが妥当です。

微生物は酵素を作るだけでなく、水に不溶な物質を水に溶かすためのバイオサーファクタント(微生物界面活性剤)も作り、酵素の機能を助けます。微生物は対象となる物質が水に溶けた状態でないと基本的に処理ができません。

皆様の用途に応じた様々な微生物剤を弊社は出すことができます。微生物剤を使って何かをしたいと思われる皆様、この機会に是非弊社の微生物剤をご検討ください。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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