窒素分の多い排水の微生物による処理

窒素分の多い排水を通常の処理の活性汚泥法などで処理していくとBODやCODの数値は改善されていきます。微生物が有機物を分解して最終的に自分の代謝に取り込んで生存のためのエネルギーを獲得する際に使う、主要な栄養分の窒素やリンの量の割合はBODやCODの数値の大きさにより決まっています。

窒素は多い状態で、処理した水の中に残っています。窒素をガスの形にして空気中に放出する処理(脱窒)ということをして減らすことはできますが、そのためには今までの活性汚泥法などとは別の処理系統が必要になります。脱窒をするために、必要な窒素の形にするために硝化の処理が必要になります。

硝化槽、脱窒槽が別に存在して機能させることが必要になってきます。世の中の排水で特に窒素が過多という排水は少なくありません。ご検討をされている皆様、是非、弊社にお問い合わせをいただければ幸いに存じます。

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農園芸専用の吸水性樹脂ウオーターワークスの吸水性能

吸水性樹脂の各社から出ている吸水性の力は精製水とか蒸留水とかの水を使って計測されているケースが多いようで、500-1000倍とか様々な数字があります。意図される用途が高い吸水性と吸ったものが戻らないとか使い捨てである場合は、こうした数字は大きな意味を持ちます。水道水やミネラルウオーターの硬水のタイプとなると、ここまでの数字は出ない可能性が強いです。

農園芸専用の吸水性樹脂で保水剤のウオーターワークスについては、他社と同じような吸水性に関しては最大で500倍くらいです。聞いている限りでは水道水で300倍、雨水で400倍くらいではということです。植物に対して使う場合、大事な点は、

(1)土中で吸水したものが植物との根の親和性があることで直接、植物に吸水されることです。樹脂自体に高い吸水性があっても植物自身が使えないと意図する成果は出ません。植物が使いたいときに使えることが大事です。

(2)土中に入って長期間安定して水を吸水と排水を繰り返すことができるということが重要です。土中には肥料や農薬や様々な成分に加えて根から出る様々な物質があり、こうした中でも物性が壊れないことが重要です。

樹木の移植の際の安全と安定とその後の成長を考える場合、是非ウオーターワークスのご使用をご検討をお願い致します。皆様のお問い合わせを心よりお待ちしております。

 

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塩害改良をしても心配な土壌に樹木の移植、植え替えをする場合、農園芸専用の吸水性樹脂のウオーターワークスを使用することで改善ができます

津波、高潮や肥料の過多による塩害土壌を改良した場合でも、その後の樹木の成長により土中から水を吸い上げる場合に、塩分を吸い上げてダメージを受けるのではという心配をされている方々、改善する方法があります。状況としては中近東のような植物の成長に伴い、頻繁な散水と給水により土中の塩分が吸い上げられるケースで日本では起こりにくいのですが、可能性はあります。

農園芸専用の吸水性樹脂で保水剤であるウオーターワークスは根の周囲で水を保持してダムのような状態になり、根との親和性があることから植物は樹脂から直接、水分を吸い上げることができます。これが継続する限り土中深いところに移動した塩分が吸い上げられる可能性は低下してより安全が高まります。中近東の樹木の移植の際にウオーターワークスが大量に使用されているのはこうしたところにも理由があります。

移植後の塩害を心配される方々、是非、樹木の移植と植え替えの際にはウオーターワークスをご使用ください。お問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

 

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肥料をやりすぎてしまったり(肥料過多)、間違えて塩化カルシウムなどの塩類を土中に入れてしまったり外部から流入があり塩害のような状態になってしまった土壌の改善方法

皆様は様々な工夫をしながら植物に対する肥料のやり方(施肥)考えておられると思います。栄養のバランスを考えながらも結果として肥料が過多や過剰の状態になるケースがあります。植物が吸収できる以上の肥料が入り、吸収できない部分の多くのものが土中に残ります。残りますと浸透圧のバランスの問題で、植物の側が水分をいくら吸収しようとしても吸収できない状態が続きます。何時間散水をしても植物には水分が吸収されない状態が続きます。津波の後の塩害のような状態になります。肥料による塩害はそれほど珍しいものではありません。

一度入れてしまって見えなくなったものを除去するのは難しく、土の入れ替えというのも、土をどこに持っていくのかという問題もありますので簡単にはできません。

さらに何らかの原因で塩化カルシウムなどの塩類を誤って土中に入れた場合や、外部から塩化カルシウムなどの塩類を含む水が流入する場合があります。こうしたケースも同じように塩害を引き起こします。

標準的な塩害の改良方法というのは土木工事があり、大量の水を使い洗い流していくような方法を取りますが、この方法はどこでも使えるものではありませんし、規模が小さい場合は使えないケースが多いです。

世界の中で塩害改良剤を作っている会社は何社かあり、多くの場所は日本のように大量の水が使える場所ではありませんので、土木工事をほとんどせず、散布して降雨のみで塩害が改良できる塩害改良剤を作っています。アメリカ、オーストラリア、中近東、北アフリカ、欧州などでこうした塩害の改良が行われています。

弊社のお奨めの塩害改良剤はフィックスソルトラッドです。フィックスは根の周辺でダメージを与える塩素イオンの集積をさせないように機能します。ご検討をよろしくお願い致します。皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

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海藻抽出物スーパーフィフティには根の成長を促進する植物ホルモンのインドール酪酸のような機能あり

海藻抽出物のスーパーフィフティは植物の根の成長を促進して根の数も増やすように機能します。スーパーフィフティの使用により植物は高いストレス下の様々な状況下でも根の重量は増えていきます。

根の成長を促進させる機能は実験では30mgのスーパーフィフティの使用は植物ホルモンのインドール酪酸(IBA)、0.0203mgに相当します。1リットルのスーパーフィフティ(500gが乾燥重量)は植物を成長させる植物ホルモンのインドール酪酸(IBA)の338mgに相当します。スーパーフィフティは全て天然由来の成分です。

皆様、ご検討をよろしくお願い致します。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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今までの、既存の一般の界面活性剤や洗剤が使えない場所、器具の油落としにBFLバイオサーファクタントをお奨めします

油汚れを落とすことのできる界面活性剤はいろいろとありますが、後の使用や処理など様々なことを考えると使いにくいと思われる場所や今までの界面活性剤や洗剤では十分に落とせなかった場所での使用にBFLバイオサーファクタントの使用をお奨めします。

BFLバイオサーファクタントの物質名はラムノリピッドで界面活性剤としては微生物自身が作る天然由来の界面活性剤で微生物界面活性剤(バイオサーファクタント)と呼ばれるものです。

欧州で一番使われている用途が石油タンクの内部の洗浄で、油との良い相性がありますし、pHも中性で優れた洗浄能力があります。その後の分解も極めて容易です。一般の界面活性剤では対処ができない特殊な用途の中で作業をされる方々の安全を確保しながら仕事をするならばこれです。

皆様、ご検討をよろしくお願い致します。お問い合わせ心よりお待ちしております。

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熱可塑性樹脂の成型の際の色替え、材料替えの際のパージ剤をお探しの方々へ

熱可塑性樹脂の成形機に使うパージ剤をお探しの方で、特に濃い色の赤や黒の樹脂から白などの薄い色の樹脂に替える場合に色のしみが出たりすることを心配されている方々に弊社のパージ剤のクリアパージをお薦めします。

化学的な方法と、物理的な方法を組み合わせてパージを行います。物理的な除去の際の機能をサポートするために研磨剤のシリカを少し含みますが金型にダメージを与えることはありません。米国で発売以来25年ですが、こうした件で問題になったことはありません。

熱可塑性樹脂の成型の色替え、材料替えの問題に悩まれている方々、パージ剤をお探しの方々、是非ご検討をよろしくお願い致します。皆様よりのお問い合わせ心よりお待ちしております。

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既に植えてある樹木、植物を暑さ、寒さ、強風などのストレスのダメージから守る植物用抗ストレスポリマーのアンチストレス

樹木の移植や植え替えの際の使用のことを主に書いていますので、既に植えられている樹木、植物に植物用抗ストレスポリマーのアンチストレスの効果はどうかとお考えの方がいらっしゃるかもしれませんが、十分に効果があります。既に植えられている樹木や植物にもアンチストレスをお使いください。暑さ、寒さ、強風などのダメージから植物を守ります。

既に植えられている樹木、植物に対してもアンチストレスの散布の前に、十分に散水して給水することを忘れないようにしてください。水分や気温などの問題以外に何かあるならば、その問題も原因を見つけ出して解決のための処置をお願いします。

アンチストレスの機能は気孔の開閉のコントロールですから、葉の裏を中心にスプレーしていただくようにお願い致します。重ね塗りをした場合でも葉焼けすることはありません。ご検討をよろしくお願い致します。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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有機農業の資材としての認証と認定を受けている海藻抽出物のスーパーフィフティ

海藻抽出物のスーパーフィフティは欧州のアイルランドの美しい海で高い水質の南部と西部の海岸で採れます海藻のアスコファイラム・ノドサムより抽出されています。米国の有機資材評価研究所のOMRI(Organic Material Review Institute)とアイルランドの有機農業の認証会社のORGANIC TRUSTの2つの認証を得ています。

根を成長させる優れた力、高い抗酸化性を持っています。1リットルあたり約500gの海藻抽出物を含み、外観は粘性のある黒で、海の香りがします。比重は1.23で本剤は99%以上が水に溶けます。

pHは8.5-10.5(濃縮液)で有機物が20.5-5-26.0%含まれ、無機物は15.0ー20.5%含まれます。主要栄養分としてはカリが5%含まれます。

海藻由来の特色ある成分としては以下のようなものが含まれています。

海藻に含まれるポリフェノールのフロロタンニンには優れた抗酸化性がありますし、フコイダンも同様に強い抗酸化性がありますし、腸内細菌の餌となる成分です。ラミナリンは何かを誘発する成分ですし、マンニトールは浸透圧保護剤となります。アルギン酸は土中で保水剤として機能します。

ご検討よろしくお願い致します。お問い合わせ心よりお待ちしております。

 

 

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河川や湖沼の浄化のために底に溜るヘドロを硝酸塩を注入してから微生物剤を入れて、その場(原位置)で分解、浄化処理をする

河川の浄化の場合、周囲の清掃や他の川からきれいな水を導入して、ある程度の改善の実績を挙げている例は少なくありません。問題はそれで解決できない水底のヘドロの問題です。水底のヘドロを浚渫することは可能ですが、廃棄する場所を探す必要がありますし、コストもかかります。さらに環境に対する影響もどれくらいのものになるか分かりません。ヘドロは水底で嫌気状態となっているケースが多く硫化物の生成もあります。

ヘドロをばっ気して浄化し改善するということも実験室では可能だとは思いますが、実際の河川で広大な面積の中でばっ気をしていくというのも理論的に可能でも実際には難しい方法であると考えます。

弊社の提案は硝酸カルシウムなどの硝酸塩をヘドロの中に注入して、その後、ヘドロの分解に適した微生物剤のBFLポンドクリーン2を散布します。水底に散布後すぐに沈降して、硫化物を酸化して、さらにヘドロの内部で好気的な分解を起こさせます。この際の呼吸は酸素でなく硝酸塩のNO3からO2を取って行う硝酸呼吸となりますが、これで行うことになります。BFLポンドクリーン2は石灰化した海藻に微生物剤が入っており、散布後すぐに沈み、ヘドロに対してはピンポイントな位置に到達します。今までの微生物剤というと水中に散布しても河川の場合は特に拡散してしまい効果がなくなる傾向がありましたが本剤はそうではありません。

これは机上の空論でなく2001年から5年に渡り、香港特別行政区政府がShin Mun Riverという川のヘドロのバイオレメディエーションを行った際に使用した方法です。理にかなった方法でヘドロの分解は進みます。報告書が”Introduction of Specialised Micro-organisms for the Enhancement of Bioremediation at Shin Mun River”の名前で出ています。割と身近なところに解決のヒントはあります。日本の多くの河川でも利用可能な方法です。

日本の場合は、このような浄化手段は直ちに取ることは難しいと思いますが、河川の管理に関係する関係者の皆様にはこの機に是非ご検討していただきたい方法です。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

 

 

 

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