水処理」カテゴリーアーカイブ

硝化細菌を含む微生物剤を使用し排水中で硝化を行う際の温度について

排水中で硝化細菌を含む微生物で硝化を行う場合、温度(水温)は硝化の成果に重大な影響を与えます。温度が低下すれば硝化も低下します。硝化の出来は温度に左右されます。 一般的に硝化活動が最大になるのが約30℃です。効率的な硝化 … 続きを読む

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硝化細菌を含む微生物剤を使用して排水の中で硝化を行う場合のアルカリ度について

排水処理を行う中で硝化中にはアンモニアの酸化と重炭酸塩の除去によりアルカリ度は低下します。流入水にはアルカリ度の改善は期待できませんので、そのままですとpHは低下していきます。 アルカリ度は重炭酸塩が新たに供給されない環 … 続きを読む

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排水処理の生物処理槽(ばっ気槽)に出てくる虫の幼虫の対策方法

気温の上昇とともに虫の出てくる季節になります。排水処理施設の生物処理槽には溶剤臭があったり、微生物が活動することによる微生物臭のようなものがあります。この臭気に引き寄せられてやってきて排水中に卵を産んでいくタイプの虫がい … 続きを読む

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硝化細菌を含む微生物剤を使い硝化を行う際の排水のpHに関して

硝化細菌は立ち上がりが従属栄養細菌と比較して遅いですし、周囲の環境の変化にも敏感です。微生物剤を使用して排水の硝化を行う場合の排水のpHと硝化の関係をみてみましょう。 一般的に最大の硝化が起きるpHは7.2から9.0の間 … 続きを読む

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糸状菌によるバルキングが起きた際にご連絡していただきたいこと

糸状菌由来のバルキングが発生とよく連絡をいただきますが、状況を明確にするために以下の情報をご連絡ください。 (1)どのようなものを製造している排水なのか、特徴は何か? (2)排水の処理の流れ、各槽の容量、1日あたりの流入 … 続きを読む

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通性嫌気性微生物を池の水底に固定して効率良くヘドロを分解する方法

弊社には池や湖用の微生物剤で水底のヘドロを分解できる微生物剤のBFLポンドクリーン2があります。通性嫌気性の微生物が石灰化した海藻に付着しており、散布するとすぐに水底に沈みます。 水底に沈んでからは、増殖を開始してバイオ … 続きを読む

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米国オハイオ州のエネルギー省のマウンド施設での放射性物質トリチウム(三重水素)を含む廃水の固化のフルスケールテストに関して

アメリカ合衆国オハイオ州マイアミスバーグのエネルギー省のマウンド施設で行われたベンチスケールの試験の結果に基づき、次の段階として実験者は添加の比率(水:吸水性樹脂)の比率を150:1から75:1でテストをするのが適切と判 … 続きを読む

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池や沼の底に溜まるヘドロを天然の微生物を使い分解し浄化する

湖、池、沼、河川の浄化のニュースは新聞やテレビでよく観ますが、いつも不思議に思うのが水底のヘドロの処理に関したことをあまり言わないところです。水の部分の浄化をある程度しても、ヘドロの分解や除去ができないと根本的な解決には … 続きを読む

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放射性物質のトリチウム(三重水素)を含む排水をかためて固化する吸水性樹脂ウオーターワークス SP-400

先週末に排水中の様々な放射性物質を除去する多核種除去設備に関する情報を調べていましたら、セシウムをはじめとしてめざましい除去のデータが出ておりました。これでも対応できないものがトリチウム(三重水素)です。 トリチウムの名 … 続きを読む

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微生物の力で海水の汚れを除去する海水再生システムの微生物剤

平成25年2月28日の日本経済新聞の『キャンパス発この一品』で長岡技術科学大学の山口隆司教授と大成建設が共同開発した海水再生システムが紹介されていました。 海水を入れた水槽には魚の排せつ物などが発生源となり硝酸イオンがた … 続きを読む

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