硝化細菌を含む微生物剤を使い硝化を行う際の排水のpHに関して

硝化細菌は立ち上がりが従属栄養細菌と比較して遅いですし、周囲の環境の変化にも敏感です。微生物剤を使用して排水の硝化を行う場合の排水のpHと硝化の関係をみてみましょう。

一般的に最大の硝化が起きるpHは7.2から9.0の間にあることがデータの上でも出て来ています。6.5くらいでも硝化は起きますが、かなり抑制されたものになります。

そうなるとpHのコントロールが必要です。なぜならアンモニアが酸化されて出てくるものが酸性だからです。アンモニアが酸化されて亜硝酸になるときに水素イオンが放出されてpHを下げます。これは水が軟水である地域では水に緩衝作用が期待できないので明白に結果として出てきます。

弊社の硝化細菌を含む微生物剤にはアンモニアの生物酸化をするBFL5800NTがあります。

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