土が固まり水を通さず透水性が悪化した場合の植物のための土壌改良方法

土の状態は様々でその中でも、ゴルフ場のサンドグリーンや砂とまさ土がベースの土壌などは時に固まってしまって、いくら散水しても水を通さなくなることがあります。砂が多い場合ほどこの傾向はあるようです。私は原因としては土の構造が壊れたことと、土中のバイオマスのバランスの崩れではないかと考えます。

改善方法としては植物の根をより成長促進させて伸ばすこと、植物の栄養吸収を促進させることが改善につながります。土壌中の微生物を増加させること、根の成長を促進させる観点で以下の改善方法が弊社の製品の場合、考えられます。

(1)BFLバイオグリーンLの使用
本剤は微生物剤であり、海藻抽出物も含み、微生物を土中で増やしながら根の成長も可能にします。ベルギーでドロマイト(苦灰石)と本剤の微生物で農地の固まった土が改善された事例があります。

(2)フィックスマイクロMXの併用
フィックスはフミン酸複合体であり、マイクロMXは微生物剤です。土壌環境を改善して微生物を土中で増殖させます。

(3)ソイルプラスやクロッププラスの使用
シードプラスエクストラは種子コーティングをするための液体の薬剤ですが根の成長と栄養分の吸収を促進する機能があります。これを春先の最初の成長期に散布するとともに毎月、ソイルプラスクロッププラスを混合して散布すると土壌微生物の量を増加させて、植物に活力を与え改善につなげます。シードプラスを使う方法とソイルプラスなどを使う方法は併用した方がいいです。

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