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「水処理」カテゴリーアーカイブ
活性汚泥のバイオマスの機能判定
お客様から自社の排水処理施設の中の活性汚泥中のバイオマス、つまり微生物が本当に機能しているかどうか知りたいという依頼を受けます。実際に有機物が分解されてBODやCODが改善されて、全窒素や全リンなどの数値も改善していれば … 続きを読む
硝化細菌とアンモニア濃度の関連
排水の生物処理の中で有機物を分解する微生物は従属栄養微生物と呼ばれて有機炭素化合物を栄養源として必要とするのに対して硝化細菌は独立栄養微生物です。バイオマスを作り上げるときは二酸化炭素を炭素源として使用をします。二酸化炭 … 続きを読む
硝化細菌の活動を抑制する要因の有機態窒素をアンモニア態窒素にして自らの栄養源にし消費する微生物剤BFL5400GC
排水中には有機態の窒素としてアミノ酸やタンパク質の形で存在しているものがあります。排水の中で硝化細菌が硝化を行うに際して様々な抑制要因があることは皆様もご存じのことと思いますが、この有機態の窒素も必要以上に存在すると硝化 … 続きを読む
エチレングリコールを含む排水を微生物剤を使い分解して放流できる水準にまでする
エチレングリコールは政令番号43、CAS No.107-21-2、英文の物質名はethylene glycolです。車が廃車される際にもLLC(不凍液)の中に多く含まれている成分で全国で大量に出てくるケミカルの一つです。 … 続きを読む
ノニオン系(非イオン系)界面活性剤を含む排水を分解する微生物剤BFL5600SS
排水中に界面活性剤が十分に分解されずに残っていますと様々な問題がおきます。まず異常な起泡により泡だらけとなります。ばっ気をすればするほど泡は出ますし、微生物が必要とするばっ気を止める訳にはいきません。異常に泡が出ている間 … 続きを読む
糸状菌の増殖によるバルキングを改善する微生物剤BFL5050BC
排水処理の中でバルキングという汚泥の沈降しない現象が起きると処理の上で困ったことになります。起きる原因は様々ですが、弊社の取り扱っているものは糸状菌由来のバルキングの改善です。 微生物剤のBFL5050BCを使用します。 … 続きを読む
脱窒を行うために、順調な硝化を微生物を使って行う
窒素が多く含まれる排水は、微生物による脱窒の処理でガス化して空気中に放出して下げることが可能ですが、そのためには水中の窒素の状態がアンモニア態ではなく硝酸態窒素である必要があります。 そのためにはアンモニア態窒素を亜硝酸 … 続きを読む
硝化を行う場合に排水中のpHとアルカリ度を同時に改善するために炭酸カリウムを使用する
アルカリ度とは水中に含まれる炭酸水素塩、炭酸塩または水酸化物などのアルカリ分の量をこれに対応する炭酸カルシウム(CaCO3)の濃度で表したもので、排水の酸を中和する能力の指標となります。JIS(日本工業規格)の中にも規定 … 続きを読む
食品油(主に植物油脂)と小麦粉を含む排水を同時に分解する微生物剤
小麦粉あるいはデンプン、スターチと食品油とともに使うケースは多いと思います。微生物を使う処理で今まで問題であったのは油の部分の分解はできても小麦粉、スターチの部分が分解できず、徐々に生物処理槽の底に小麦粉とスターチは沈殿 … 続きを読む
硝化細菌の毒物、抑制物質になる可能性のある鉱物油
硝化細菌は低い濃度であっても様々な化学物質や金属などの抑制物質の影響を毒として受けやすいものです。代表的なものとしては、チオ尿素、チオイソシアネート、アミン、フェノール、窒素を含む複素環式化合物、金属の場合は銅、水銀、鉛 … 続きを読む