エチレングリコールを含む排水を微生物剤を使い分解して放流できる水準にまでする

エチレングリコールは政令番号43、CAS No.107-21-2、英文の物質名はethylene glycolです。車が廃車される際にもLLC(不凍液)の中に多く含まれている成分で全国で大量に出てくるケミカルの一つです。廃棄物として出てきたエチレングリコールの処理は焼却処分か再生しての使用が多いかと思います。今の情勢を観ていると、この方法が未来永劫に続くものではないと考えられます。

エチレングリコールは生分解性のあるケミカルで適切な微生物剤があれば、皆様が思っているよりずっと効率よく分解して、その他のケミカルと同じように処理後は放流するところまでもっていくことは可能です。今まで、それができなかったということは、できる微生物剤が単になかったということですが、今は違います。例えば、弊社の微生物剤のBFL5400GCはエチレングリコールを分解するのに最適な微生物剤を含みます。

微生物は適正な環境、例えば溶存酸素、pH、栄養バランス、温度などが適正であれば確実にエチレングリコールを分解できます。過去の実験の報告書を読んでも、エチレングリコール濃度で50,000mg/Lの排水を13日間で水質汚濁防止法の基準値にもう一歩のところまで持っていっています。下水道の基準値はクリアーしています。

車のLLC以外にも工場の中でエチレングリコールを分解しなければならない用途は多いと思いますし、そうした微生物剤をお探しの方も少なくないでしょう。この機会に弊社の微生物剤のご検討を宜しくお願い致します。排水はエチレングリコールの他にも様々に入ってくることが予想されます、VOCも石油も界面活性剤も含めてトータルに分解する提案もさせていただきます。皆様のお問い合わせ心よりお待ちしております。

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