アンモニアを排水中から除去するにはどうするか?

アンモニアはそのまま水中に放置すれば、魚類などの水生生物に毒性があるだけでなく、人間にも害があります。その後に水が富栄養化する原因にもなりますので、アンモニアを含む排水を排出される皆様は適切な処理をする必要があります。

窒素化合部物が多く含まれる排水、例えばタンパク質などを処理して、分解が進めば進むほど、アンモニアが最終的にはたくさん出てきて、BODやCODの形で数字として出てきます有機物を分解する際の栄養分として微生物はアンモニアを摂取して栄養源としますが、この場合はBODやCODの5%程度ということになります。

これで処理できないときは、教科書通りに行けば硝化と脱窒を経て最終的に窒素ガスにして大気中に放出する窒素の自然の循環に従うことになります。アナモックス法というアンモニアから窒素ガスにという方法もありますが、ここでは触れません。

硝化の第一段階のアンモニアから亜硝酸にするプロセスが一番、難しそうです。そして亜硝酸から硝酸へと来ます。これらは水中に酸素のある好気性の条件下で行います。溶存酸素は2.5mg以上はあった方がよさそうです。

硝酸態の窒素は次に嫌気(酸素のない状態)で窒素ガスにすることができます。

そこで弊社の提案ですが、硝化のスタートでは硝化細菌のニトロソモナスを含む微生物剤のBFL5800NTを使用します。

脱窒の場合は炭素源を何にするかですが、メタノールを使用するならば、微生物剤BFL5400GCを使います。

水中からアンモニア態窒素の除去を考えておられる皆様、この機会に弊社の微生物剤を検討してみませんか?お問合せ心よりお待ちしております。

 

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