界面活性剤は微生物剤でどれくらいの処理日数で分解されるのか

排水処理施設の中で界面活性剤による問題はいろいろとありますが、おそらく一番皆さんがお困りなのは、処理水を放流する際に出る泡ではないかと思います。放流の際の規制値に適合はしていても、泡が出てくるのはよくあることです。界面活性剤は処理水の中で少しでも残っていますと、放流の際に高さがある場合は、落下後に泡が多く出ます。

心情的には規制値に合格しているからいいとはいうものの、何か心にひっかかるものがありますよね。界面活性剤は生分解性がありますが、土着の微生物(バイオマス)では十分に分解できないケースがあります。

改善方法としては、原因から解決すべきで、より十分に界面活性剤を界面活性剤の分解を得意とする微生物剤を投入することにより解決することになります。その際によく出てくるのは、どれくらいの処理日数で分解できるのかという質問です。

皆様の工場の排水処理施設は、ほとんどのケースで適正に設計がされて、想定される排水は処理されるように作られています。ほとんどの物質がその中で処理をされて規制値を達成されています。界面活性剤も、処理できる微生物が既存の曝気槽の中で処理方法が活性汚泥、担体を使用する方法、MBR(膜分離活性汚泥法)など様々な処理の方式の中でバイオマスが確立されれば、今の曝気槽の中の滞留時間の例えば24時間とか48時間の中で処理が可能です。それより短い時間であっても処理が可能な場合があります。

弊社の微生物剤で界面活性剤を含む排水を分解するのが得意な微生物剤はBFL5600SSです。排水処理の中で界面活性剤の処理にお悩みの皆様、この機会に弊社の微生物剤をご検討ください。お問合せ、心よりお待ちしております。

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